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ルーカスはエピソード4完成直後、
この作品が、自らが決して意図していなかった
子ども向けの作品になったことを大いに嘆き悲しんだという。
ルーカスは、ジョセフ・キャンベルの「千の顔を持つ英雄」を
ヒントに壮大な大人のSFロマン神話を作品化したかったのである。
しかし、実際に完成したのは、
ルーカスの意図に反し、
まるで子ども向けのヒーローものだったのである。
皮肉にも、
その後、このシリーズは、
あろうことか、
エピソード7まで
その子ども向けヒーローものを
踏襲することを余儀なくされるのである。
ローグ・ワンは、
スターウォーズシリーズ唯一の
大人の物語になっている。
ライトセーバーの使い手
ジェダイの騎士が誰一人として登場しない。
ケチをつけるなら、
ダースベイダーの登場シーンである。
せっかくの大人の物語が
一気に子ども向けヒーローモノに
掌を返してしまうのである。
先日観た、
新しい魔法使いの物語も
お子様向けの学園ドラマ(ハリー・ポッター)を
卒業し、大人の物語に進化を遂げていた。
ジェダイやシスを登場させない
スターウォーズこそが、
新たなスターウォーズを
切り開く物語になるのである。
水戸黄門、寅さんのような作品になると
マンネリの負の連鎖に
陥ることは必至である。
新たな大人の神話、
スターウォーズに期待したい。
この映画、
ベイダー卿がでてきたシーン以外は、
完璧な映画であった。
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