付　ロコモーション考

東西いやんなるくらい数の歌手が
カバーしたロコモーション。
その成りが陸蒸気から電車に変わっても、
レールウエイの軋は不変で、ドラムは必須であります。
ディティールを疎かにしてなりません。
これを坂本冬美は、いつかのライブで端折ったがため、
森を抜ける陸蒸気はするすると緩やかな河口を下ると、
スプラッシュマウンテンよろしく河面で飛沫をあげ、
その成りを、
水辺を軽快に滑るポンポン船に変貌させてしまいました。
もはやシュッシュのコーラスも虚しく、
かすかに聴こえるリズミカルなパーカッションは、
情緒豊かな焼玉エンジンそのものでありました。
さすが水の国ジャパンの歌手！と坂本を持ち上げましょうか。
大概にしとけ！とバンマスの頭こ突きましょうか。

（参考）
内燃機関、再び！
1910フルーツ・ガム・カンパニー★THE TRAIN（シングルバージョン）★
https://youtu.be/S5D1fzUW4gI

思い出しましたよ。