http://www.asyura2.com/16/kokusai16/msg/802.html
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トランプ氏のこの発言を取り上げた日本のTVメディアはどこも、「「核兵器なき世界」を掲げるオバマ大統領のもとで核軍縮を目指してきたアメリカの核政策」との違いを強調している。
しかし、「核なき世界」を唱えることでノーベル平和賞を受賞したオバマ大統領も、30年間に1兆ドル(約115兆円)を投じ核戦力の更新(核攻撃型巡航ミサイル・トマホークの後継とされる新型長距離巡航ミサイル『LRSO』や“使いやすい”小型戦術核などの開発)を行う政策をすでに打ち出している。
報道が意図的ではないとすれば、日本のマスコミは、口先だけのオバマ大統領の手玉に取られてきたことになる。
このようなメディアの態度は、メキシコ国境の“壁”や不法移民の強制送還なども、オバマ政権の政策を踏襲するものでしかないのに、“人種差別主義者”トランプ氏の「専売特許」政策のように解説してきたのと同じである。
メディアが追求すべきことは、トランプ氏が語った「世界が核に対する理性を取り戻す」という表現の真意であろう。
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トランプ次期大統領「核能力の強化 拡大を」と投稿[NHK]
12月23日 12時52分
アメリカのトランプ次期大統領は、核戦力について「世界が核に対する理性を取り戻すまで大幅に強化、拡大しなければならない」とツイッターに投稿し、オバマ大統領のもとで核軍縮を目指してきたアメリカの核政策が今後、変わるのか、大きな関心が集まっています。
アメリカのトランプ次期大統領は22日、核戦力について「世界が核に対する理性を取り戻すまでアメリカは核能力を大幅に強化、拡大しなければならない」とツイッターに投稿しました。
これについて、トランプ氏の報道担当者はメディアの取材に対して「力による平和を追求するため抑止力の近代化の必要性を強調したものだ」と答え、核抑止力を重視する姿勢を示す狙いがあったとしています。
一方、この投稿に先立って、ロシアのプーチン大統領は、軍の幹部を前に核兵器の近代化の重要性を強調していて、アメリカメディアは、選挙期間中、アメリカの核戦力の近代化がロシアに遅れをとっていると主張していたトランプ氏がこの発言に反応したのではないかという見方を伝えています。
トランプ氏の今回の発言をめぐっては、「核兵器なき世界」を掲げるオバマ大統領のもとで核軍縮を目指してきたアメリカの核政策が今後、変わるのか、大きな関心が集まっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161223/k10010817811000.html?utm_int=news_contents_news-main_005
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トランプ氏、ツイッターで:米国は核戦力を強化すべく[スプートニク日本語]
2016年12月23日 11:50
トランプ次期米大統領は22日、ツイッターで「米国は核戦力を大幅に強化し、拡大しなければならない」というポストをした。核の役割低減を重視してきたオバマ大統領との対比が明らかになった。
トランプ氏は、核戦力強化は「世界が核に関して理性を取り戻すまで」だとした。だが発言の趣旨や背景、方針の具体的な説明はしていない。 トランプ氏の報道担当者は「力による平和を追求するために核抑止力を向上させる必要性を強調した」との見方を示し、核拡散を防ぐことの必要性も指摘した。ロイター通信の情報に基づいて共同通信が報じた。
トランプ氏は、冷静さや自制心に欠けると批判されており、核政策を不安視する声は多い。
https://jp.sputniknews.com/world/201612233171722/
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