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件名:自動車から「エンジン」が消える!? ドイツで2030年以降の搭載禁止決議が採択
日時:20161013
媒体:nikkei BP net
出所:http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/ronten/101300009/?rt=nocnt
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ドイツの有力週刊誌「デア・シュピーゲル(DerSpiege)」が報じたところによると、ドイツ連邦参議院(Bundesrat)が、2030年以降にガソリンやディーゼル機関など内燃機関を使用した自動車を禁止する決議を採択した(参考:DerSpiegelのドイツ語記事、ドイツ連邦参議院のツイート)。
同じくこのニュースについて報道した米フォーブス誌によれば、決議採択はただちに法的効果を有するわけではないが、ドイツの規定がEU全体の規定になる場合が多いため、今回の採択が今後、欧州の環境対策の大きなターニングポイントになる可能性が高いという(参考:Germany's Bundesrat Resolves End Of Internal Combustion Engine、Forbes)。
2015年に採択され、今年11月にも発効する見込みとなっている地球温暖化対策のための新しい枠組み「パリ協定」では、EUは2030年までに二酸化炭素排出量を1990年比で少なくとも40%減少させるという目標を提出している(参考:COP21の成果と今後、環境庁、PDFファイル)。
連邦参議院議員のオリバー・クリッシャー氏(緑の党)は、デア・シュピーゲルに、「パリ協定を重大に受け止めれば、2030年には路上から内燃機関を搭載した自動車はなくなるだろう」とコメントしている。
page 02
http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/ronten/101300009/?P=2&rt=nocnt
交通大臣は「非現実的」とコメント
ドイツ連邦参議院は、ドイツ連邦共和国を構成する16の州の各州政府の意思を連邦政府に反映させるための組織。議員は選挙ではなく、各州政府から派遣される点が独特だ。
立法機関としての地位は、直接選挙で選ばれる連邦議会(Bundestag)が主導権を持つ(参考:連邦議会)。現在の与党は、CDU/CSU(キリスト教民主同盟・キリスト教社会同盟)とSPD(社会民主党)の連立政権である。
今回の採択は、連邦議会で連立与党を構成するSPDが提唱した。連邦参議院ではこのSPDと環境政党「同盟90/緑の党(Bundnis 90/Die Grunen)」の影響が強いとみられる。
緑の党は、連邦議会では630議席中63議席の少数野党ではあるが、連邦参議院では16州61議席中、10州で議決権を持ち、1/3近い勢力を持つと考えられる(下図)。連邦参議院では、議員の投票行動は州の方針に拘束される。今回の議決は、与野党の“ねじれ”から生じたサプライズだといえる。
ドイツ連邦の交通大臣アレクサンダー・ドブリント氏(CSU:キリスト教社会同盟=バイエルン州の地方政党)は、今回の採択を「まったく非現実的」と切り捨てている(参考:German Transport Minister: ICE Ban By 2030 "Utter Nonsense"、Forbes)。
しかし、エネルギー・経済副大臣のライナー・バーケ氏(SPD)は6月、「2030年までにこの国で購入できるクルマは全てゼロ・エミッション・ビークルにしなければならない」、と同国の日刊紙「ターゲス・シュピーゲル」主催の環境フォーラムで発言したと伝えられていた(参考:ドイツ政府、2030年までに全ての新車を無排気車にすることも検討中、AutoblogJapan)。
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http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/ronten/101300009/?P=3&rt=nocnt
「電気自動車シフト」が一層加速する可能性
2015年の独フォルクスワーゲン(VW)によるディーゼル車の排ガス試験不正問題の影響を受けて、ドイツの自動車メーカーは急速に電気自動車へのシフトを進めている。
9月26日から開催されたパリ国際自動車ショーで、VWは1回の充電で最長600kmを走れるコンセプト車を発表。2025年までにグループの年間販売台数における電気自動車(EV)比率を現状の1%から最大25%に引き上げる計画を披露した(参考:VW、背水のEVシフト パリ自動車ショー、日本経済新聞)。
独ダイムラーも2025年までに世界販売台数の15〜25%をEVが占めるようにすることを目指している(関連記事:VW、ベンツなど欧州メーカーがEVに本気 パリモーターショーで相次ぎ専用車を投入してアピール、日経ビジネスオンライン)。
今回の連邦参議院の決議により、これらドイツ自動車メーカーが「電気自動車シフト」を一層加速させる可能性は十分ありそうだ。米電気自動車メーカー、テスラモーターズのCEO(最高経営責任者)、イーロン・マスク氏は10日、この発表を受け自身のtwitterで「Good for Germany!」とツイートした。
直前の9月28日に、ドイツで同社の自動運転中の自動車が衝突事故を起こした直後だっただけに(ドイツでテスラ自動運転車が観光バスに衝突、1人軽傷、AFPBB)、このツイートには様々な思いが込められているのだろう。
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//memo
*エコカー減税という環境破壊
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2009/07/post-060c.html
*ドイツ、2030年までに内燃エンジンを搭載したクルマの販売禁止を要求
http://jp.autoblog.com/2016/10/11/germany-ban-internal-combustion-engine-2030/
*ドイツ連邦議会で、2030年までにガソリン車などを禁止する決議案が採択される
http://irorio.jp/daikohkai/20161013/356840/
トヨタはん、車のスピードと経営のスピードと、どっちが大事なん。
もたもたもたもたしてっさかい、ゆくゆくは人減らしでしょう。
ナルシストでっせ、あの社長はん。
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HoshiKoken / Published on Nov 16, 2012
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