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記事入力 : 2016/11/17 12:40
北朝鮮への先制攻撃可能性「ゼロ」=米次期政権の国務長官候補[朝鮮日報]
【ワシントン聯合ニュース】ドナルド・トランプ氏の米次期政権での国務長官候補に取り沙汰されているジョン・ボルトン元国連大使は16日(現地時間)、北朝鮮への先制攻撃議論について、「米国が北朝鮮問題で武力を使うことは絶対にない」との認識を示した。米ワシントンで行われた韓国の国会北東アジア平和協力議員外交団との会談で述べたと、与党セヌリ党の羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)議員が伝えた。
ボルトン氏は「先制攻撃により、韓国がどれほどの代価を払うかを良く理解している」として、「(先制攻撃の)可能性はゼロ」と明言したという。
ボルトン氏はブッシュ前政権で国際安全保障や軍縮担当の国務次官などを歴任した。ルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長と共に、次期政権の国務長官候補として名前があがる。
軍縮担当の国務次官時代には北朝鮮やイラクを「悪の枢軸」と規定した強硬派とされる。タカ派の外交官としても知られているが、今回の会談での発言はこれまでの評価とは多少違うとの見方がある。ただ、「北朝鮮の核問題が米国内で最も懸念される問題として浮上している」とし、「北朝鮮の攻撃に徹底的に備えなければならない」と強調した。
トランプ政権発足後の米朝対話の可能性に関しては「個人的には(対話のテーブルに)着く考えはない。対話する意向はない」と述べた。
韓国野党「国民の党」の鄭東泳(チョン・ドンヨン)議員が団長を務める議員外交団は14日からトランプ氏陣営の関係者と面会し、韓米同盟などについて意見交換した。
議員外交団は米有力シンクタンク、外交問題評議会(CFR)のリチャード・ハース会長やヘリテージ財団のフルナー元所長、米上院の東アジア太平洋小委員会の委員長を務めるガードナー議員、バーンズ前国務副長官、米下院のロイス外交委員長らと面会した。
聯合ニュース
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/11/17/2016111701479.html
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