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(11月5日晩、nhk)
〔未来のために”パリ11区の隣人たち”〕
(前半、見逃し)
パリ同時テロから1年。仏では環境客が激減した。今も非常事態宣言が続いている。
移民排斥を唱える極右政党が台頭、仏が国の理念として掲げてきた寛容さが、今急速に失われつつあると、パリ11区の住民たちが感じていた。
11区の住民(女性)「人々は以前よりも外国人を警戒するようになっています。特にアラブやアフリカから来た移民の人たちに対してです。
アルジェリア系移民「(移民の)私たちがこれまで通り生きていくのは難しいです」
モロッコ系移民「あらゆる人種が混じり合うこの町はテロの後、死んだようです。町を出て行く人も多いです」
社会を覆う不寛容さが多民族の町11区を変えてしまうと危機感を抱く人がいる。
テロのあったカフェのすぐ近くに住むフランソワ・ジェニーさん(59は、舞台の演出家をしている。あの日、カフェで負傷者の救護にあたった。犯人への怒りを感じながらも、テロが起きた原因に社会が向き合っていないと感じている。
フランソワ「社会は”敵”をみつけ憎悪をかりたてているだけでテロが起きた”根本的な原因”については誰も考えようとしません。例えば貧困という問題、教育を受けない若者が急激に増えていること、こうした課題こそ解決されるべきなのに放置されているのです」
フランソワさんが特に心配しているのが若者たちのつながり?だ。息子のオスカー君は17歳。テロ後フワンソワさんとオスカー君はイスラム教徒や宗教について議論することが多くなった。オスカー君は、友人たちなどと互いに理解しえない以上、テロは必ず繰り返されると考えていいる。「テロとともに生きていくしかない」と。
フランソワさんはテロの恐怖によって、人びとがいつの間にか偏見や不審に囚われてしまうことを心配している。
しかし、こうした動きに抗おうとする動きもある。
このカフェに座り続ける日常を続けることで、テロには屈しない姿勢を示そうとしたいる。オスカー君も父親に勧められて友人たちとの議論を始めた。(以下、略)
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