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TOCANA
“神話”として語り継がれてきたナチスドイツの秘密北極基地が72年越しに発見されたとの情報が入ってきた。ナチスがひた隠しにしてきた基地の発見に、海外メディアからは未知の古代技術を探索するための施設ではないかとの噂も飛び出している。
■寄生虫に感染し、破棄された北極基地
同基地はロシア人の研究者らによって、北極点から1000kmほど離れた「アレクサンドラ島」で発見された。極寒地のため、第2次大戦当時の弾丸、石油缶、ブーツ、紙の書類など500点以上の遺物も手付かずのまま保存されていたという。
10月20日付の英紙「Daily Mail」によると、この基地は1942年に建設されたナチスの気象観測所とのこと。正確な気象観測は戦略上極めて重要なことから、ヒトラーの肝いりで設置されたが、終戦前の1944年7月に破棄されたそうだ。それというのも、観測員全員が寄生虫に感染、観測の継続が不可能になるという『Xファイル』さながらの異常事態がチームを襲ったからだという。一体彼らに何があったのだろうか?
各メディアの報道によると、ホッキョクグマを生食したことで寄生虫に感染、重篤な旋毛虫症にかかったというのが事の真相のようだ。ホッキョクグマの肝臓には人間が摂取すると死に至るほどの高濃度のビタミンAが含まれており、原住民は絶対に口にしないことが知られているが、その肉にも旋毛虫が大量に寄生しており、生で食すと旋毛虫症にかかる危険があるという。旋毛虫症に感染すると、まず腹痛や下痢などの初期症状が起こり、その後大量の幼虫が血流に乗って体内を移動、筋肉痛、発熱、呼吸不全、脳炎など重篤な症状を引き起こし、最悪の場合死に至るケースもあるそうだ。
観測チームは、ナチスの潜水艦「Uボート」に救助され事なきを得たようだが、それ以来観測基地は破棄され、今日まで“神話”として語り継がれてきたというわけだ。それにしても、観測隊員のもとには航空機から食料が投下されていたそうだが、なぜ彼らはホッキョクグマを生で食べることになったのだろうか? アレクサンドラ島が北極圏の中でも極地に位置することや、ナチスの戦況悪化により、十分な物資が届けられていなかったのかもしれないが……。
■ナチスは未知の古代文明を追っていた?
もう1つ気になるのは、トレジャーハンターを意味するドイツ語「シャッツグレーバー(Schatzgraber)」という基地名だ。その謎めいた名称から、一部ではヒトラーが古代文明を探索するために建設したのではないかとも噂されている。
確かに、ナチスには「アーネンエルベ」という公的研究機関が存在し、古代からアーリア人種が世界を支配していたと証明するために人種学や歴史学の研究を行っていたことは広く知られている。また、以前トカナでもお伝えしたように、元ロシア軍人が南極大陸に隠されている古代ピラミッドとナチスとの関わりを暴露している。ナチスが未知の古代技術を求めて北極まで手を伸ばしていた可能性も否定できないだろう。
今回発見された500点にものぼる遺物はロシア本土に送られ、詳細に調査される予定とのこと。ロシア北極国立公園の上級研究員エフゲニー・エルモノフ氏は、「これまでは文書でしかナチスの基地の存在は知られていませんでしたが、いまは実物の証拠が揃いました」と今後の研究に熱意を見せている。今後もしかしたら誰もが予想しなかった驚愕の事実が出てくるかもしれない。続報に期待しよう。
(編集部)
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