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フェイスブック、トランプ氏投稿巡り社内紛糾 一部は削除要求
フェイスブックのザッカーバーグCEO(写真)は昨年末、トランプ氏の投稿内容を検閲するのは不適切だと判断したという
By DEEPA SEETHARAMAN
2016 年 10 月 22 日 07:34 JST
米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏のフェイスブックへの投稿がここ1年にわたりフェイスブック社内で激しい議論を巻き起こしてきた。一部の従業員は、イスラム教徒の入国禁止についての投稿がヘイトスピーチ(憎悪表現)に関する同社の規定に抵触しており、削除するべきだと主張していた。この件に詳しい複数の関係者が明らかにした。
フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は昨年12月に、同氏の投稿内容を検閲するのは不適切だと判断した。これに対し、さまざまな部門の従業員がフェイスブック社内のメッセージサービスを通じて苦情を申し立てた。トランプ氏のためにフェイスブックが規則を曲げていると、ザッカーバーグ氏や幹部に直接、抗議する者もいた。コンテンツの審査を担当する部門では辞職をちらつかせる従業員も現れた。
トランプ氏の選挙対策本部はコメントの要請に応じていない。
フェイスブックの広報担当者は19日夕の発表文で、審査担当者は投稿の削除を検討する際に事情や背景を考慮すると述べた。「そうした事情には政治に関する会話の価値も含まれ得る」とした上で「特にこのコンテンツについては多くの人が意見を声にしている。米国の次期大統領が誰になるかという議論の重要な一部になった」と述べた。
またフェイスブックの規定を担当する部門の幹部は21日「公共の利益に照らして重要で伝える価値があると多くの人が考える情報を、そうでなければ当社の規定に違反する場合でも、今後は一層多く容認していく」と述べた。
事情に詳しい筋によると、コンテンツ審査の担当者はトランプ氏の投稿を削除しないよう上司に指示された。フェイスブックの規定管理責任者を務めるモニカ・ビッカート氏は社内向けの投稿で、同社は選挙期間中に中立性を保つことに努めるとして、トランプ氏の投稿は全て削除しないと説明した。
野村のアナリスト陣によるとフェイスブックは今年、オンライン政治広告で3億ドル(約310億円)の収入を上げる見通しだ。
https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8&ved=0ahUKEwiRmv7k1u7PAhWEJZQKHbptBS4QFggeMAA&url=http%3A%2F%2Fjp.wsj.com%2Farticles%2FSB11722542889903014546304582388773742373772&usg=AFQjCNEJ9McMPP7MgSqyyEVahfts-8yAmw
トランプ氏の敗北受け入れ留保、ゴア氏との比較
2000年大統領選の異議申し立てとの違いは
By BYRON TAU
2016 年 10 月 21 日 15:00 JST 更新
米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏は20日、オハイオ州の集会で演説し、選挙で敗れてもその結果を受け入れないことを示唆した自らの発言に言及。2000年の大統領選の結果に異議申し立てをした民主党候補のアル・ゴア氏を引き合いに出し、自らの正当性を主張した。
しかし両者の状況には明らかな違いがある。2000年の大統領選ではフロリダ州で投票総数約600万票に対し、開票当日の集計ではわずか約1800票の差でゴア氏が共和党候補のジョージ・W・ブッシュ氏に敗れた。僅差だったため、フロリダ州は法に従って投票の再集計を開始。これによって両候補とも当選に必要となる270人の選挙人を確保できなくなり、次期大統領の決定まで混迷が続いた。
「ゴア氏は敗北宣言をし、その後それを取り消し、3週間後に再び敗北宣言をした」。トランプ陣営の元選挙対策責任者コーリー・ルワンドウスキ氏は19日夜、米CNNにこう述べた。
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しかしゴア氏は投票日前に投票制度の信ぴょう性を疑うような発言はしておらず、トランプ氏との最大の違いはそこにあると、2000年当時の両党の選対関係者は話す。しかも、ゴア氏は法的手段が尽きた後は敗北を認める演説を行い、その内容は国民を一致団結させたとして高く評価されている。
トランプ氏が自らをゴア氏と比較することは「ばかげている」と話すのは、2000年の選挙でブッシュ陣営に協力した共和党コンサルタントのスチュアート・スティーブンス氏だ。トランプ氏に対して批判的な同氏は、「トランプ氏は選挙で負ける前から、自分が勝った場合のみ結果が有効だとしている」と指摘し、まるで独裁政権のような考え方だと述べた。
ゴア氏の敗北スピーチ
ゴア氏のアドバイザーを務めた経験があるカーター・エスキュー氏は2000年の選挙を振り返り、再集計を巡る35日間の法廷闘争後も戦いを続けるようゴア氏に求める支持者からの強い圧力があったという。しかし最高裁が僅差の判断ながらフロリダ州の投票再集計中止を命じたことでゴア氏は法的に争い続ける根拠を失い、混乱を極めた大統領選が終わった。
「陣営や周りの関係者の中には、彼が再度声を上げて選挙結果に異議を唱えるべきかどうか話し合いが続けられた」とエスキュー氏は話す。しかしゴア氏は最高裁による判断を受け入れることを選択した。「敗北を認めるゴア氏の演説は今読んでも感銘を受けるものだ」
最高裁判断の翌日に行われたその演説で、ゴア氏は新たな大統領の元で団結するようすべての国民に呼びかけている。「これこそが米国の真の姿だ」「勝敗がつけば誰もが歩み寄り、団結する」などと述べ、「われわれを結束させる力は、われわれを分断しようとする力よりも強い」ことを示すべきだとした。
共和党にはゴア氏の演説が過大評価されていると話す関係者もいる。一部の評論家によると、共和党と民主党は5週間にわたる激しい法廷闘争を演じ、その結果国家が分断され、民主党の一部にはブッシュ氏の当選を疑う声が長く残ったという。
共和党のコンサルタントでトランプ氏に批判的なケイティ・パッカー氏は「ゴア氏が国のために威厳を持って敗北を認めたと考えるのは、どこか歴史の書き換えのような気がする」と話す。
「ありとあらゆる手段を出し尽くしたあとで、彼は敗北を認めた。私は彼を批判するつもりはない。自分が同じ立場であったら同じ行動を取ったと思う」と彼女は言う。「しかし彼はヒーローではない。トランプ氏もヒーローではないが」
ケネディ対ニクソンでも
2000年以外にも米大統領選の投票結果に対して疑問がもたれたことはあった。
2004年にブッシュ大統領と民主党のジョン・ケリー氏の間で争われた選挙では、さまざまな陰謀論が浮上した。オハイオ州では民主党が有利とされている投票所で長い行列ができたほか、コンピューターを使った投票機でエラーが発生するなどのトラブルも発生した。
2005年に事態を検証した民主党の議員たちは多数の「不規則な」出来事が起こったと結論付けたが、機械のエラーは故障だったのか意図的な不正だったのかは明確にできなかった。ケリー氏は選挙結果に異議を申し立てなかった。またそのような疑念が民主党内で浮上したのは、2000年の時と同じように投票日の前ではなく後だった。
不正疑惑はそれ以前にもあった。ジョン・F・ケネディ氏とリチャード・ニクソン氏が対決した1960年の大統領選では、すでに亡くなっていた複数の有権者がイリノイ州で票を投じたとする報道もあった。
https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8&ved=0ahUKEwjUx5iZ1-7PAhXLj5QKHVLnC9AQqQIIHzAA&url=http%3A%2F%2Fjp.wsj.com%2Farticles%2FSB11722542889903014546304582386931446758606&usg=AFQjCNE6FaQr8_v-i_6296wnZUBIxi9bCw
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