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ボリビアで鉱山経営者がデモ、内務副大臣を拉致し撲殺か
サンパウロ=田村剛2016年8月28日14時53分
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ボリビアのパンドゥロで25日、幹線道路を封鎖した鉱山関係者たち=ロイター
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南米ボリビアで25日、鉱山業への規制強化に反対してデモ中の鉱山経営者らが、ロドルフォ・イリャネス内務副大臣(56)を拉致し、暴行死させる事件があった。鉱山で劣悪な違法労働が広がるなか、政府が法改正で労働者の権利拡大を決めたことがデモの発端。警察との衝突でデモ参加者3人が死亡するなど混乱が広がっている。
報道によると、デモがあったのは首都ラパスから約180キロ離れたパンドゥロ。今月になってデモ参加者が幹線道路を封鎖し、警察との衝突が相次いだため、イリャネス氏が対話のために訪れたところ、デモ参加者に連れ去られ殺害された。遺体には、殴られた跡が複数あったという。
鉱業はボリビアの主要産業。近年は資源価格の高騰に後押しされ、国営企業や民間企業ではない協同組合が低賃金で労働者を雇う違法労働が拡大してきた。
こうした協同組合は約1700あるとされ、政府が対策に踏み切ったことで、協同組合の関係者によるデモが拡大した。デモ参加者は、これまで禁止されてきた外国企業との契約を認めることなども求めている。
モラレス大統領はイリャネス氏の殺害について「許し難い行為だ」と非難。「背後には政治的な陰謀がある」とも語った。鉱山業界はモラレス氏にとって最大の支持基盤の一つで、地元メディアは政権にとって今回の事件が大きな痛手となると報じている。(サンパウロ=田村剛)
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