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ドイツでエルドアン大統領を支持する集会
8月1日 7時32分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160801/k10010616471000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_009
トルコでのクーデター未遂を受けて、トルコ系の人たちが世界で最も多く暮らすドイツで、3万人以上が参加してエルドアン大統領を支持する集会が開かれました。
ドイツは、1960年代以降、経済成長に伴ってトルコから大勢の労働者を受け入れ、現在、世界で最も多いおよそ300万人のトルコ系の人たちが暮らしています。
ドイツ西部のケルンで開かれた集会は、トルコ系の団体がエルドアン大統領への支持を表そうと呼びかけたもので、地元の警察によりますと、3万人以上が集まりました。参加した人たちはトルコの国旗やエルドアン大統領の写真などを掲げ、口々に大統領をたたえていました。集会では、エルドアン大統領のビデオメッセージが寄せられる予定でしたが、ドイツの警察当局に「治安上の理由」から差し止められ、裁判所も警察の判断を支持する決定をしました。
これに対して、トルコの大統領府報道官は31日、声明を出し、「民主主義と表現の自由に反する受け入れがたい状況だ」と強く抗議しました。
ドイツ政府は、クーデター未遂後のトルコ国内での取り締まりに懸念を示していますが、集会に参加した男性は「クーデター未遂が起きたことを考えれば、大統領が強い対応に出るのは当たり前だ」と話していました。また、この日は、エルドアン大統領に批判的な政党やトルコ系の人たちに反発する右翼政党など複数の団体がそれぞれ集会を開き、警察は2700人態勢で警戒にあたりましたが、大きな混乱はありませんでした。
トルコ ドイツの決定に強く反発
今回の集会ではトルコのエルドアン大統領からビデオメッセージが寄せられる予定でしたが、ドイツの警察当局に「治安上の理由」で止められ、ドイツの裁判所も警察の判断を支持する決定をしました。
これに対して、トルコの大統領府報道官が31日、声明を出し、「クーデターに反対し、自由や民主主義を促進しようという集会なのに奨励せず、妨げようとするのは民主主義と表現の自由に反する。受け入れがたい状況だ」とドイツの決定に強く反発しました。そして、大統領はこれまでもこうした集会にビデオメッセージという形で参加してきたとしたうえで、「今回止められた本当の理由は何なのか疑問に思う。ドイツ当局から納得のいく説明を待っている」としています。
ドイツを含む欧米諸国は、クーデターの試みそのものは強く非難していますが、その後の政権による大規模な取り締まりや公務員の粛正、メディアの閉鎖などについては、強権的だとして自制を求めたり、批判したりしています。
エルドアン大統領は、こうした欧米の姿勢に強い不満を示していて、今回、ビデオメッセージでの参加を止められたことで、ドイツとの溝はさらに深まりそうです。
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