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英EU離脱が後押し トランプ米大統領誕生に強まる現実味
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/184409
2016年6月26日 日刊ゲンダイ
訪問先のスコットランドで“勝利宣言”(C)AP
英国のEU離脱決定で、ドナルド・トランプが「英国民は主権を取り戻した。素晴らしいことだ」と“勝利宣言”した。イスラム教徒を敵視するトランプは過激な移民規制をブチ上げているからだ。
本人は英国のEU離脱が米大統領選の追い風になると思っているらしい。しかし、EU離脱によって英国内が混乱すれば、米国民は変化を嫌う可能性もある。はたして、「Brexit」はトランプにとってプラスに働くのか。
国際ジャーナリストの春名幹男氏(早大客員教授)は言う。
「トランプ陣営は勢いづいています。というのは、EU離脱派の勝利はポピュリズムの勝利。残留派が優勢とみられた中、番狂わせが起きたのは社会に不満を抱く層にとって、激変が唯一の希望だからです。トランプ支持者は自信を深めている。一方、扇動的リーダーにしてみればひょうたんからコマ状態で、ウケ狙いで仕掛けたネタに世論がガッチリ食い付いてくる。米大統領選はヒラリー・クリントンが本命視されていますが、トランプが金星を挙げる可能性が一気に高まりました」
■前ロンドン市長と多すぎる共通点
双日総合研究所チーフエコノミストの吉崎達彦氏もリポートで〈「トランプ大統領」が誕生してもまったく不思議はないのではないか〉と書いていた。〈英米両国の経済状況もよく似ている。いずれも金融危機からの立ち直りは早く、他の先進国に比べれば失業率の改善も進んでいる〉という背景に加え、離脱派中心人物のボリス・ジョンソン前ロンドン市長の類似性を指摘。〈既成の政治勢力を目の敵にし、エリートを罵倒し、「反自由貿易、反不法移民」で庶民の心を掴んできた〉と分析している。
確かに、トランプとボリスは「ファーストネームで通じる」「金髪の変わった髪形」「反知性主義」「扇動的トーク」など、共通点が多い。
米大統領選の本選挙は11月。4カ月以上もあるが、トランプがアクセルをふかし続けられるか。
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