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誰が勝つ 「米大統領選」核心リポート <第39回>トランプ政権誕生ならセレブが続々と国外脱出?
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/183286
2016年6月10日 堀田佳男 ジャーナリスト 日刊ゲンダイ 文字お越し
カナダ移住希望者は昨年比10倍以上(C)AP
「あのアホ(トランプ)が大統領になったら、俺は南アフリカに移住するぜ」
「トランプ拒否症」とでも呼べる反応を口にするのは、映画「パルプ・フィクション」などでお馴染みの俳優サミュエル・L・ジャクソン。笑いごとでは済まされない状況がいま、米国の一部市民に広がっている。
リベラル派の俳優や歌手から、トランプ政権誕生への警戒感が強まっており、当選時には、国外脱出をすると公言するセレブが後を絶たないのだ。
アカデミー助演女優賞を受賞したウーピー・ゴールドバーグをはじめ、コメディアンのロージー・オドネル、若手歌手マイリー・サイラス、女優シェールなど、米国では知らない人がいないセレブたちだ。それほどトランプへの反感は強い。
脱出先で最も人気があるのは隣国カナダ。オンタリオ州の移民法弁護士エディー・カドリ氏に聞くと、著名人だけでなく、本気で移住を希望する米国市民が急増していると述べる。
「今年3月のスーパーチューズデー前後から、米国市民の問い合わせが急増しています。件数は昨年比で10倍以上です」
ただカナダへの移住の波は、今年が最初のことではない。2000年にジョージ・ブッシュが当選した時も問い合わせが殺到した。
「ブッシュの時は時間が経つにつれて落ち着きました」(カドリ氏)
威勢のいい発言はあるが、実際に移住に踏み切る人は少ないらしい。それでもトランプへの忌避感は増しており、コメディアンのジョン・スチュワートは、「行きたい国が見つからないので、ロケットに乗って他の星に行くことにする。トランプ大統領が誕生したら地球は終わる」とジョークを交えたコメントを出している。
セレブたちの国外移住コメントを聞いたトランプはこう反発した。
「絶対に大統領になってやる。そうすれば、(トランプの嫌う)ロージー・オドネルが国外に出るところを見られるからね」
国外脱出組と、毒づくトランプ。どこまで本気なのだろうか。
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