http://www.asyura2.com/16/kokusai13/msg/892.html
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「被爆者を愚弄する核大国米国:平和祈念公園でのスピーチや被爆者交流のあいだもオバマ大統領のそばに「核のボタン」」
http://www.asyura2.com/16/senkyo206/msg/794.html
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まず、大統領就任後のオバマ氏について評価できるのは、対キューバ断交の根拠(理由)であった米国民の在キューバ資産接収について、それを理由にした断交は植民地主義的過ちであったと表明したことくらいである。
日本では従米国家のメディアらしく“オバマ広島訪問”を礼賛する報道が中心だが、英米のメディアは、広島訪問を機に、口先だけの詐欺氏的大統領オバマ氏に対し手厳しい批判報道が行われている。
(NHKなどいくつかのメディアは核軍縮については同じ内容をそっと報じてはいる)
冷戦後の米国で削減された核兵器の数はオバマ大統領時代が最も少ないだけでなく、オバマ大統領は、老朽化した核兵器を安全にすると称して、実戦での使用抑制を低くする「スマート核兵器」(放出核エネルギーの調節)や戦略爆撃機の開発に1兆ドル(約110兆円)をかける計画にゴーサインを出した。
オバマ大統領は、先日、広島で次のようにもスピーチした。
「我が米国をはじめとする核保有国は、恐怖の理論から逃れ核兵器のない世界を目指す勇気を持たなければならない。
私の生きているうちには、この目標を達成することはできないかもしれない。しかしたゆまぬ努力により惨劇の可能性を後退させることはできる。新たな国や狂信者たちが恐ろしい兵器に拡散するのを止めることもできる」
核兵器開発に1兆ドルの予算を投入することを承認したオバマ大統領の政策と照らし合わせれば、スピーチの内容が詐欺師の言動に近いものであるとわかる。
詰まるところ、オバマ大統領の「核なき世界」とは、UN常任理事国の核戦力独占であり、日本をはじめ「新たな国や狂信者たちが恐ろしい兵器に拡散するのを止める」ことが狙いなのである。
だからこそ、原爆投下の爆心地に設定された広島平和祈念公園に「核のボタン」を持ち込みながら、核軍縮を唱え、被爆者との歓談や抱擁もできるのである。
オバマ大統領的言動に“感動を覚える者”は、ケツの毛羽を抜かれるまで振り込み詐欺に引っかかる恐れありとだけ言っておきたい。
※ 関連参照投稿
「連邦政府機関閉鎖の原因ともなった「オバマケア」の内実:連邦政府が医療保険会社の商品を“押し売り”するという稀代の悪政」
http://www.asyura2.com/13/hasan82/msg/872.html
「オバマケアに新たな火種、現行保険契約の解約迫られる例相次ぐ:しらっと平気で嘘をつくオバマ大統領」
http://www.asyura2.com/13/hasan83/msg/545.html
「殺害されたうちの4%にも満たない:急増させた無人機攻撃でオバマ大統領があげた“戦果”の96%は民間人」
http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/570.html
「アメリカの卑劣な戦争(上・下) ジェレミー・スケイヒル著:脱法的な行動オバマ政権下でも」
http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/692.html
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オバマ氏広島訪問「象徴的意義大きい」 欧米メディア[日経新聞]
2016/5/28 23:24
オバマ大統領の広島訪問を欧米メディアは総じて好意的に伝えた。
米ニューヨーク・タイムズ(電子版)は27日、「謝罪はなくとも、多くの日本人はオバマ氏の演説や被爆者との対面を歓迎した」と報じた。オバマ政権下で核兵器削減が進んでいない点を指摘し「崇高な理想だけでは不十分」と注文も付けた。
ワシントン・ポスト(同)は広島訪問を「第2次世界大戦の敵同士が緊密な同盟国になった象徴」と表現。欧州と比べ、歴史認識などを巡る対立が根強いアジア地域の和解を進めるのもオバマ氏の狙いの一つだったとして「全ての当事者が責任を持つ一方、被害者でもある事実を明らかにした」とも指摘した。
独紙のフランクフルター・アルゲマイネは28日、1面に大きな写真付きの記事を掲載。さらに別面でオバマ氏が掲げる「核なき世界」への評価と、米国の安全保障政策への影響を解説した。「日韓と共に米国主導の対中包囲網を構築するのが狙い」とみている。
仏紙ルモンド(電子版)はオバマ大統領が歴代大統領よりずっと少数の核兵器削減しか実現できていないとする統計を紹介。「核廃絶に向けてどの前任者よりも熱心だったが、残念な数字を残すことになる」と指摘した。ただ核軍縮が進まなかったのは「米上院の支持を得るためだった」との側面も示し、米議会が必ずしも協力的でないという内情もあるとした。
英BBCはオバマ氏と被爆者らとの抱擁が「多くの日本人に深く印象づけられただろう」と述べた。核軍縮の停滞を指摘する一方で「原爆を投下した唯一の国の指導者が犠牲者に献花した象徴的な意義は大きい」とも報じた。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM28H8C_Y6A520C1FF8000/?dg=1
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