http://www.asyura2.com/16/kokusai13/msg/718.html
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Eric Zuesse
Global Research
2016年4月25日
ヒラリー・クリントンの主要実績は、彼女がアメリカ国務長官だった時に、ホンジュラスにおける2009年6月28日のクーデターを“クーデター”と呼ぶのを拒否することで実現した。彼女がそれをクーデターと呼ぶのを拒否したので、バラク・オバマ支配下のアメリカ政府は、ホンジュラス政府に対する財政支援を継続が可能となり、この財政支援が、クーデターで権力の座についた政権を、アメリカ以外の世界中の政府による非難にもかかわらず、安定化し、継続するのを可能にしたのだ。
彼女の行動から生れた、ホンジュラスに関する最近の結果の一例はこれだ。
彼女は、こういう風にして、それをなしとげ - こういう風にして、それを生み出した(アメリカ大統領が更にやり遂げたおかげで)のだ。
http://www.globalresearch.ca/hillary-clintons-six-foreign-policy-catastrophes/5509543?print=1
彼女は回想して、こう語っている。
言い換えれば、彼女は自分がしたことを申し訳ないとは思っておらず、悲惨な結果については無視を決め込んでいる。
ところが、たとえ彼女が、申し訳ないと思っていようとも(2003年のイラク侵略に賛成投票したことに関しては申し訳なさそうにしている)、それで大した差はない。またしても - 重要なのは、彼女のウソの言葉ではなく、クーデターではなかったという彼女のウソでもなく、イラク侵略に賛成したことを後悔していると言っていることでもなく、オバマが提案している‘貿易’協定には反対だと言っていること、やら、他のウソではなく、違いを生むのは、彼女の本当の意図が一体なんだったのかを証明する、彼女の決定と行動の実績だ。(例えば、もし彼女が、2002年のイラク侵略に賛成したことを本当に後悔しているなら、2011年に、自分とオバマのリビア侵略に彼女は、なぜあれほど夢中になったのか、そして今、一体なぜシリアでのアサド排除にあれほどこだわるのだろう?) 彼女の大失敗の実績は首尾一貫しており、彼女の単なるウソより遥かに多くを物語る。
もし、わたしがこれまでの人生で常に投票してきた民主党が、ヒラリー・クリントンを大統領候補者に指名したら、私は(私は無知でも、愚かでも、精神病質でもないので)民主党と、民主党に投票する連中を、精神病質者が運用する組織、知ったかぶりのばか者(自分が投票している人物が、一体何をしでかしてきたのか知らない連中)および/または、まぬけ(こうした結果に基づいて判断することができず、彼女の行動がなければ、こうした結果が、今よりずっとましだったろうことが理解できない)連中の票に依存しているもの見なすことになり、二度と民主党を支持することはあるまい。
私は共和党支持であったこともなければ、そうなるつもりもないが(ブッシュによる2003年のイラク侵略後の党員全員、基本的品性以下の連中だ)、もしヒラリーが民主党指名候補になれば、民主党も、頭から爪先まで、共和党同様に腐りきっていて、ヒラリーが大統領指名候補となれば、そうした腐敗を否定する連中は皆、こうした状況の下では、必ずや、無知か、愚かか、精神病質だ(こうした言葉がどういう意味かは先にご説明した。)
もし党が、このような人物を、大統領指名候補に選べば、これは党に関して、否定しようのない科学的事実なのだ。彼女は民主党のリチャード・ニクソンで、それは彼女が民主党の大統領候補者指名を獲得する前から明らかなのだから、万一彼女が指名を獲得したら、許しがたいことだ。
1933年、ドイツの選挙で、ナチス党がアドルフ・ヒトラーを候補者にして以来、今日、無知で、愚かで、そして/または精神病質ではなくて、ナチスに投票する人間などいるだろうか? もちろん、いない。2009年に、ヒラリーが、ファシスト・クーデター政権を擁護し、維持して以来、世界有数の殺人の中心地となったホンジュラスの大衆にとって、ヒトラーのドイツがユダヤ人にとって恐ろしかったのと同じように、ホンジュラスは恐ろしいのだ。
良識のある人々全員が嫌悪感をおぼえるだろうヒラリー・クリントンが民主党大統領候補になることを考えただけでも、彼女の実績は、もっぱら、むかつくような彼女の本性を示しているのだから、彼女の言うことを信じる知的な人物などいるまい。
例えば、彼女は最近こう言った。
“ホンジュラス議会、国会は、司法府は、セラヤ大統領排除の際、実際、法律に従った”
だが、アメリカのホンジュラス大使、ヒューゴ・ローレンスさえもが、クーデター直後、逆のことを、彼女に書いていた(彼女は、彼は、まっとうな人々の言うことを無視した)が、彼は彼女にこう報告していたのだ。
6月28日の行動は、行政府に対する、司法府と軍の支援を得た立法府によるクーデターとしかみなせません。6月28日に採択された決議は、セラヤのことに しか触れていないのに、その効果は、行政府丸ごとの排除であることは特筆に値します。こうした行動のいずれも、明らかに議会の権限を越えています。 … セラヤに対する告訴の利点が何であれ、軍による彼の強制排除は、明らかに違法で、[傀儡指導者ロベルト] ミチェレッティの‘暫定大統領’という立場は、全く違法です。
更に、極めて妥協的なホンジュラス真実委員会(ホンジュラスの状況悪化に対する国際的非難ゆえに、アメリカが設置したもの)さえもが、あれは“クー デター”だったと結論をだした。彼女は、いまだに露骨に白々しいウソをついている。しかも‘民主党’ファンや精神病質者連中は、これだけの実績があるの に、いまだ彼女の言うことをまに受けて、彼女に投票している。もしこれが胸の悪くなることでなければ、一体何が胸の悪くなることだろう?
ジョナサン・ワッツは、最近、イギリスのガーディアンにこう書いた。
NGOのグローバル・ウィットネスの調査によれば、環境保護活動家たちが殺害される可能性は、他のどの国より、ホンジュラスの方が高い。80%以上の殺人 が罰を免れている。InterIACHRによると、問題の一部は、警察にまかせるべき役割を、軍が演じていることにある。軍は人権活動家を犯罪人扱いする 一方で、強力な利権集団と協力してうごきがちなのだ。
ベルタ・カセレス殺害に対し、ホンジュラス政府批判が広まっているため、ホンジュラス政府は、彼女自身の環境団体内部の誰かを、その件で告訴するため、立件しようとしていると言われている。
オバマ政権の支持なしには、クーデター政権は年内も、もたなかったろう。ヒラリーは、民主的に選ばれた大統領、マヌエル・セラヤが、復職すべく、帰 国することまで阻止しようとした。あの時以来、ホンジュラスでの選挙は、ただの見掛けだけで、支配層に反対する候補者は認められない。‘報道’機関は、支 配層が所有している。ヒラリー・クリントンの思いが一体どこにあるのかは明白だ。彼女の思いは、民衆にではなく、金にある。
彼女は、ホワイト・ハウスに入るべきではなく、監獄に入るべきなのだ。
ヒラリー・クリントンを、発言ではなく、実績で評価する マスコミに載らない海外記事
犯罪者ヒラリー・クリントンがホワイトハウスの主にでもなるようなことになれば、十中八九、世界の終わりを告げる最終ボタンを押すのは間違いないでしょう。 万が一それが起こらなくても、人類にとっての災厄でしかないことは、彼女の過去の本質を知れば明かでしょう。
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