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彼らが恐怖を抱かせようとしているもの VS 私たちが本当に直面している脅威
What They Want You to Fear Vs. The Real Threats that We Face
2月26日【The mind unleashed】http://themindunleashed.org/2016/02/what-they-want-you-to-fear-vs-the-real-threats-that-we-face.htmlより翻訳
21世紀に統合しつつある世界的な文化は、ようやく文明的な社会と呼べるものである新しい時代に入りつつありますが、取り組む必要のあるリスクがあります。
しかし人類という種に対する脅威を特定する報道は、対処の点においてしてホリスティック(全体的)、かつ進歩的であるべきです。そうでなければ、私たちの盲目的な同意をもたらすために作り出された、単なる恐怖心を起こすプロパガンダにすぎません。
オーストラリアのプロパガンダ専門メディアとして広く知られている news.com.au 上のある記事「世界的な脅威であるとアメリカの諜報機関コミュニティが評価するもの(Worldwide Threat Assessment of the US Intelligence Community)」の中で、世界的な三大脅威の概要が強調されていました。
簡単に言えば、これは体制側のニセ情報の計略としては、驚くほどわかりやすいものだということです。そして世界的な三大脅威は次の通りだとされています。
1.ISIS
2.サイバー攻撃
3.北朝鮮の核兵器
そして二つ目のパラグラフには次のように記されています。
米国国家情報会議のジェームズ・クラッパー長官および他の職員はアメリカ本土内でのイスラム国による攻撃は目前に迫っており、北朝鮮は現在、最大100基 の核爆弾を製造する能力を保有しており、さらにロシアと中国のハッカーは決定的な防衛体制や供給システム、さらに情報のネットワークを無力化することが可 能で、実際のところすでにそのような行為を開始していると述べている。
彼ら(訳注:世界的な支配者層のことか)が私たちに押し付けようとしている恐怖がここから、すぐに読み取ることができます。つまり、「国際的な脅威は存在していない。私たちが心配する必要があるのは東の巨大で邪悪な存在のみ」と信じ込ませようとしている、ということです。
ここまで危険でなければ、このプロパガンダもかなり笑えるものとなるでしょう。なぜならこれは、残念ながら今日の生活を特徴付けている偽物のストーリーから、主流派の大衆(群れ)が自由に逃げ出すことを阻止するために作り出されているからです。
集合体としての私たちが直面している最大の脅威は、経済・情報・政治・医療・教育システムを買収した影の権力構造であると、主流派(訳注:普通と言われている社会)を超越したコミュニティは、長年に渡って理解しています。
この社会でお金やリソースをコントロールする方法や、マトリックスのメディアが提供する情報は、長きに渡って西側政府や大衆の思想に侵入しているこのオリガーキー(小数独裁政治家集団)によって決定されています。
そのため、私たちが懸念するべきなのは、私たちには代議制の政府は存在していないということのなのです。
アブラハム・リンカーンの有名な「人民の、人民による人民のための政府は地球上から消滅している」という名言は、残念なことに悪い方向に曲解されてしまっているのです。
彼らが私たちに抱かせようとしている恐怖についてさらに詳しく
力は西側から東側へとシフトしつつあります。アメリカのスーパーパワーの君臨は終焉へとさしかかっていますが、これは石油マネーおよび世界的な準備通貨としてのアメリカドルの壊滅が起こった後に理解されることでしょう。
しかしこれは権力層がずっと予見していたことですので、自らの覇権を絶対に失わないようにするために「リソースおよび権力の統合体」を作るための機密の協定(訳注:TTPなど)といった戦略を導入していたのです。
イスラム国(IS)は、このアジェンダの一部として世界的カバール(秘密結社)が代理の敵とされています。 ISはスンニ派の過激派から構成されていますが、トルコやサウジアラビア、その他のスンニ派が主流の中近東の国家から多大な装備を身につけた軍事集団に直 接的に仕立て上げられています。また、西側諸国からも兵器やその他の装備が直接的、あるいは間接的に供給されています。
私の記事「2016年のリスク:経済の崩壊、さらなる偽旗作戦と世界第三次大戦(英語)」で記していたその通りです。
意識的な人たちのコミュニティ内では、アメリカや西側諸国の外交政策をコントロールしている影の政府が存在している、という考えが優勢的です。
その影の政府が、世界統一計画の一環として中近東のリーダーを倒し、政府や銀行部門、リソースを手に入れるためにアルカイダやその分派であるイスラム国を仮想敵として作り出している、考えられているのです。
これはニューワールドオーダー(NWO)としても知られており、その中心はシオニストやイエズス会に代表される、古代からの血統を引き継ぐ人間によって統制されていると考えられています。
公
式には2001年から始まったテロ活動の隆盛は、NOWというレシピのために熟考された材料の一部です。練り上げられた進展の中で、「テロに対する戦い」
は2015年もエスカレートし続け、中近東やアフリカで何十もの地域でテロ攻撃とされるものが起こされ、同年のその後には広く知られた「パリのテロ攻撃」 やサンバーナーディノ(アメリカ)での乱射事件もありました。
もちろん、これらのテロ事件の多くは、統一された世界を自らの頑迷な支配の下におこうと必死な支配者層エリートによって実行された偽旗作戦である可能性も高いといえるでしょう。
中近東では数世紀にも渡りスンニ派とシーア派の間で争いが続いているため、イスラエル・アメリカのエリート層は自分自身のイデオロギー的、かつ地政学的な目標を達成するためにどちらの側につくのかを決定しました。
シリアとイランは主にシーア派で、何十年もアメリカの同盟国であるトルコとサウジアラビアはスンニ主流の国家です。トルコはまたNATOにも加盟していますので、彼らはいつもこの特定のサイドについているのです。
この中で、ロシアはどうやら計画外のワイルドカードのようです。ロシアは自国のイデオロギー的、経済的、地政学的なアジェンダの関係からイランとシリア両国と同盟関係を築いています。
シーア派の側は昨年中盤〜終わり頃からスンニ派の過激派を激しくけしかけており、それが原因となってサウジアラビアとその同盟国が、2月上旬からシリアに入り込もうとする地上侵攻に最大35万人もの地上部隊を編成しました。
彼らは「これはイスラム国と闘うためである」と、もちろん言うでしょう。しかしこれは単なる欺まんに過ぎません。本当の目的は彼らが多大な資金やエネルギー、誇りを注ぎ込んだ自らの支配権をめぐる紛争に負ことでしょう。
さらにロシアと中国やその他の国々は、BRICSやAIIB(アジアインフラ投資銀行)未来のための新しい経済システムを構築するために協力しています。
2016年2月のGlobal Research紙の記事には、次のように記されています。
中国とロシアは、自国の通貨を用い、自国の専門家に有利に働くようにユーラシア圏内での統合を固める条件で、近隣諸国の経済に投資を行っている。両国はまた、NATOに匹敵する軍事同盟として上海協力機構(SCO)を設置してもいる。
さらにAIIBは、アメリカ合衆国が独自の拒否権を保有しているIMF(国際通貨基金)および世界銀行に取って代わる存在になると警告を発している。
上記の通り、これは寡頭的に支配されているIMFや世界銀行に対する直接的な対立を示しているが、当初はこれらの機関に対する限定的な是認があったということも付け加える必要性があります。
どちらにせよ、財務省の元次官補であるポール・クレイグ・ロバーツ博士がある記事の中で記していた通りだと言えるでしょう。
アメリカの外交政策は、アメリカ政府による一方的な行動を抑制する能力のある権力の隆盛を防止する誓約に基づいたものだ。ロシアおよび中国はアメリカ政府の行動を抑制する能力があり、そのため両国はターゲットにされる。
アメリカ政府はテロリズムに反対していない。むしろ、長年に渡りテロリズムを意図的に作り出しているのだ。アメリカ政府は、ロシアおよび中国国内のイスラム系住民にテロリズムを輸出することで両国を不安定化させるという意図で用いられている武器である。
言い方を変えれば、アメリカ政府および容易に騙されるヨーロッパの臣下らは、ロシアおよび中国にアメリカへの隷属を受け入れるか、あるいは戦争準備を行うかという選択肢しか残されていないという人類にとって非常に危険な状況に陥れたということだ。
この分析に基づけば、ロシアと中国は、アメリカ(そしてイスラエル)の少数独裁政治家集団が両国を脅威として作り出したというだけで脅威となっていることになります。
大部分の人はさらなる戦争を望んでいませんが、ここで人々が権威主義者のアジェンダに反対して立ち上がるのか、あるいは大衆は、うまく作り出された偽旗作戦から自らの自由を守るためには戦争が唯一の方法であると信じ込むのか、という疑問が湧いてきます。
注記:猛烈に「戦争反対!」と叫んでいる方々へ
お願いですから、あの悪名の高い退役軍人Ken O’Keefeが率いるこちらのキャンペーンのページを一度、ご覧下さい。
私たちが直面している本当の脅威とは
私たちの社会を組織化し、利用する方法を統制下においている隠された秩序が存在しているのは上記に述べたとおりです。彼らは自身のアジェンダを成立させるために、大企業群による独占事業を利用しています。
彼らの独裁状態に対して何か対処しなければ、記事「社会がようやく気づき始めた11の有害な現実(英語)」が、集合体としての私たちの頭脳や心を大虐殺し続けることでしょう。
その上、負債の飽和状態や価値のほとんどない世界通貨が原因となって世界経済は暴落しています。
経済状態が数ヶ月先、数年先にどのように展開するかを予想するのは困難ですが、私たちの現在の生活スタイルを破壊する可能性のあるもの、そして大規模な社会不安は本当にリアルな存在です。
私たち全員が全力でこの可能性に抵抗することに賭ける必要があり、最善を望み、最悪の事態に備えてください。
しかし他にもさらに強力で、私たちが何とかしない場合には何も望ましい方向に変化しないであろう脅威があります。それは、大衆の無知という脅威です。
仮に大多数の人々が社会の問題を本当に理解し、立ち上がる準備をし、人類の進歩の次のステージが確実に実現されるための力となったとした場合、
独裁者らが自由に使える資金やリソースがどれだけあったとしても、人民の力が支配的になることは避けることはできないでしょう。
私の最近の記事、「マトリックスの統治システムが崩壊し始めているのは、真実追求者が勝ってきている証拠(拙訳)(The Control-Matrix is Crashing because the Truth-Seekers are Winning)」で説明したとおり、過去数十年の間には次のようなことが起きています。
・軍事産業・メディア・政治屋・銀行からなる複合体が、世界中で力を増やし、略奪行為を続けている
・独占状態の製薬企業が私たちの社会を薬漬にし、自らの利益を最大限にするために私たちを病気のままにし続けている
・オキュパイ運動のような社会運動が起こっても、非難を受けて分解されるだけにすぎない
・科学が企業による機構に成り下がり、さらに現実に対する不正確で了見が狭い哲学によってハイジャックされている
・戦争は、影の帝国の思いつきによって意図的に作り出されたもので、何百万人もを殺害している
・過激派は、崩壊しつつある権力構造のために汚れ仕事をするための代理の敵になるよう仕向けられている
・意図的に、空気や薬、食品、水がより毒性の強いものにされている
・政府の政策が、企業やエリート層の利益によって決定される割合が増している
・世界中で警察が軍隊化している
・教育モデルが、洗脳システムとしての側面を弱めようとしても、苦戦している
・世界政府の樹立というアジェンダの実現に近づいてきている
いったん転換期が起こり、大衆がこのような事実や私たち人類の未来を脅かすその他のリアリティに目覚めれば、本格的なパラダイムシフトが始まります。
そのためには無力感から脱却する必要性があります。無力感を超越することで機能障害に対する認識が効果的で持続可能な行動へと導かれ、そして私たちの社会的システムの変革が起こるのです。
その目標とは?目標は私たちの仲間の人類全員だけではなく、自然のシステムにとっても望ましいものであると心から言えるような目標を作り出しましょう。
最後に
上記に引用した最初の記事は、大衆をなだめるために恐怖心を用いたもので、私たちにとっての最大の脅威は、アメリカおよびヨーロッパ内での攻撃だと主張しています。
も ちろんよく知られた911事件のような偽旗作戦や、2015年のパリ市内での攻撃のように怪しく考えられている事件は内部者による地政学的なチェス盤上の 動きです。そのため、大衆がテロ攻撃が起こるかもしれないと警告を受けた場合、洗脳を受けている者が売春婦になりさがったメディアが言うとおりに自動的 に信じ込むのはごく自然なことでしかないのです。
(元モサドがロンドンのバス爆破事件の真実について口を滑らせる動画。
訳注:問題の部分は、動画の最後の方です)
そのため目立った出来事のすべてに対して慎重深くあるべきです。真実が確実に出回るようにとニセ情報を反証してくれている数多くの独立系の真実追求者や社会評論家が存在していますので、マスコミからの情報に慎重であるために、オルタナティブなメディアに注目してください。
さらに無駄な労力を避けるためにも、私の最新の記事から一部引用させていただきます。
地球上全体で、紛争がエスカレートしています。
世界経済は数十年もの負債バブルから収縮しています。
無知、無力感、不健康さや苦しみが当たり前になっています。
政治は売り飛ばされました。お金がルールを支配しています。そして権力の統合体は、お金や情報が社会全体にどのように行き渡るようにするか中心的な決定権を持っている寡頭政治の独裁者によって多大な成功を治めています。
し かし、より大局的な見地もあります。私たちが取り組んでいる対象はそれがどのような形態のものであっても理解する必要があります。なぜならそれがポジティ ブ、ネガティブのどちらであったとしても、私たち自身が同じ立場で考えるようにすることで、共同で新しいものを作り出すことが可能だからです。
しかしこのようなすべてのリアリティに関する詳細がどうであれ、これはより深いエネルギー的なシフトの一部です。このシフトはオーガニック(有機的)なばかりではなく、個人やコミュニティの行動が機動力となっているのです。
最終的に、私たちはそれが改善される前に悪化する可能性については受け入れる必要があります。賢く考え、利口に行動しましょう。
そしてその行動はあなたご自身と最愛の人たちのため、しかしまたあなたがホームと呼ぶコミュニティのために行いましょう。
なぜなら私たちは結局のところ、同じチームに属しているからです。あなたの周りの人でそのシフトを実現しようとしている人に、助けの手を差し出しましょう。そうすることであなたご自身の周りで、あなたの能力の最善を尽くして、あなたが夢見るような将来を築き上げることができるようになるからです。
すべての皆様に、たくさんの愛と強さを。。。
著者フィリップ J ワット氏(Phillip J. Watt)について:
オーストラリア在住。イデオロギーから社会、さらに自己啓発などのテーマの著作物を記している。
Facebookページ:https://www.facebook.com/PhillipJamesWatt
ウェブサイト:http://www.vitalityguidance.com/
この記事に関し、さらに詳しくはこちらから:
http://themindunleashed.org/2016/02/a-critical-update-on-the-failing-global-economy.html
http://themindunleashed.org/2015/08/we-are-the-people-weve-been-waiting-for.html
http://themindunleashed.org/2015/08/this-is-how-to-create-true-freedom-for-humanity.html
http://themindunleashed.org/2015/10/whilst-the-old-system-crashes-a-new-one-is-being-built.html
http://themindunleashed.org/2016/01/how-to-say-no-to-war-with-ken-okeefe-2.html
http://themindunleashed.org/2016/01/12-methods-to-unplug-from-the-matrix.html
http://themindunleashed.org/2015/12/information-that-society-needs-to-wake-the-fuk-up.html
(翻訳終了)
恐怖心で世界市民をコントロールする方法 世界の裏側ニュース
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