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千島学説の復活(東海アマ)概略と資料リンクまとめ
http://www.asyura2.com/16/iryo5/msg/769.html
投稿者 てんさい(い) 日時 2019 年 7 月 21 日 08:53:02: KqrEdYmDwf7cM gsSC8YKzgqKBaYKigWo
 

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-812.html
2019年07月20日 (土) 16:54

 1963年に医学会に公表された千島喜久夫氏の学説は、センセーションを巻き起こしたが、すぐに「トンデモ学説」として、当時の医学界・科学界から激しい拒絶反応を受けて、千島氏も事実上、アカデミー学会から追放された。

 千島学説とは以下の主張である。

@ 赤血球は体細胞の母体である(赤血球分化説または赤血球一元論)
赤血球は様々な体細胞が分化する母体であるとの主張。体細胞と赤血球は可逆的に分化する
栄養不足や大量出血後などの病的状態のときは、体組織の細胞から赤血球への分化が見られるとの主張。

A 病原体は自然発生する
バクテリア・ウイルスなど病原体は、親がいなくとも有機物の腐敗の状態から、その有機物を母体として自然に発生するとの主張。

B 細胞新生説
細胞は段階を踏んだ細胞分裂によって増殖するのではなく、5つの形態で新生するとの主張。

C 造血器官は小腸絨毛である
骨髄を造血器官として認めない(骨髄造血説には矛盾があり、造血器官は小腸の絨毛である)との主張。

D 獲得形質は遺伝し、生殖細胞は血球に由来する
生物が生まれてから一生の間に、その環境によってはぐくまれた形質は子孫に遺伝する(獲得形質の遺伝の肯定)との主張。また、精子や卵子などの生殖細胞は体の組織とは別物ではなく、赤血球が変化してできる(生殖細胞の血球由来説)との主張もなされる。
従来の進化論の否定と共生説の提唱

E 生物進化の最も重要な要因は、環境に適応した強い生物が生き残るという「適者生存」ではなく、同じ種類あるいは違った種類の生物の助け合いという共生現象であるとの主張。(注:細胞内共生説とは似て非なる主張であることに注意が必要。)

F 生命弁証法
当該人の用いる独自の弁証法(生命弁証法)は、唯物弁証法と唯心弁証法を止揚し統一したものであるとの主張。

千島学説
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E5%B3%B6%E5%AD%A6%E8%AA%AC

 この学説が、この数年で、再び世界の基礎医学を賑わすようになっている。
  
「血球は腸でも生成される」ことがわかった──腸移植の耐性を高める可能性
2018年12月5日(水)ニューズウィーク
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/12/post-11376.php

 以下一部引用
 <米コロンビア大学の研究チームは、移植された腸にドナーの造血幹細胞が存在することを突き止めた>

赤血球や白血球、血小板といった血球は、従来、骨の中心部の骨髄にある造血幹細胞からつくり出されていると考えられてきた。しかし、このほど、米コロンビア大学の研究チームは、腸移植を受けた患者の血液にドナーの血球が含まれていることに気づき、移植された腸にドナーの造血幹細胞が存在することを突き止めた。

患者の体内で循環する血液の中にドナーの血球が多く含まれるほど腸移植後の拒絶反応を緩和できることから、移植を受けた患者の術後経過の大幅な改善につながる成果として注目されている。

****************************************************************************

これは何を意味するかというと、千島喜久夫氏が、戦前から、数十年にわたって赤血球を顕微鏡で観察する過程で、彼は、腸上皮細胞と赤血球が相互転化するプロセスを自分の目で確かめたのだが、まさに、コロンビア大学で腸を移植された患者の血液にドナーの血球が確認され、これが移植由来のものであり、腸上皮細胞に血球幹細胞が存在することを証明するものであった。
 これこそ、まさに千島学説の核心中の核心理論が、具体的に証明された歴史的瞬間だったといってよい。

 そもそも、千島学説が公表された1960年代では、まだ世界の医学界は、「細胞分化をもたらす幹細胞」の存在について理解している研究者は、ほとんどいなかった。
 IPS細胞についても、ほとんど知識はなく、2006年に山中伸弥教授が、やっとIPS細胞を初めて作った。

人工多能性幹細胞
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E5%A4%9A%E8%83%BD%E6%80%A7%E5%B9%B9%E7%B4%B0%E8%83%9E

 山中氏は、この研究によって史上最短でノーベル賞を獲得したが、実は、2014年に小保方晴子によって公表されたSTAP細胞こそ、千島学説により接近したものであった。

刺激惹起性多能性獲得細胞
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%BA%E6%BF%80%E6%83%B9%E8%B5%B7%E6%80%A7%E5%A4%9A%E8%83%BD%E6%80%A7%E7%8D%B2%E5%BE%97%E7%B4%B0%E8%83%9E

 簡単に言えば、STAP細胞は、通常細胞が外的刺激によって、ES細胞化して、多様な細胞に分化する性質を示したもので、千島学説が、血球と腸上皮細胞、健全な細胞と癌細胞が、互いに可逆的に変化することを示した原理に似ている。

 従来の学説では、ES細胞は、理論上、すべての細胞に分化する能力を備えているが、それは不可逆的なもので、いったん器官化した細胞を元のES細胞に戻すことはできない。
 しかし、千島学説は、細胞には不可逆性はなく、いつでも条件に応じて他の細胞に転化すると指摘していた。
 これは小保方STAP細胞の性質であって、何らかの刺激次第で、すべての細胞がES細胞に戻る性質を備えていることになる。
 今は、この刺激の正体が何であるのか? 巨大な特許利権のなかで翻弄されている状態といってもよい。

胚性幹細胞
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%9A%E6%80%A7%E5%B9%B9%E7%B4%B0%E8%83%9E

 私は、小保方STAP細胞が公表されたとき、これこそ千島学説の再来ではないかと驚いたのだが、この理論は、千島氏が味わったのと同じ屈辱のなかに消されていった。
 
 私は、自分のブログで、何度も千島学説を紹介しているのだが、今、検索しても出てこない。勝手に削除されたようだ。
 代わりに、よく似た内容のブログを紹介しておく。

潰された千島学説
  http://blog.livedoor.jp/genkimaru1/archives/1947951.html

 今でも、私は数十年前から千島学説を受け入れ、小保方STAP細胞も、その延長で信用していて、いずれ、世界に正しさが示される日がくるだろうと予想していたが、昨年末のニューズウイークの記事は、やっと「るいネット」記事で知らされた。

西洋医療ゆえの腸移植を通じ、血液は腸で生成されることがわかる。麻丘東出
 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&k=2&m=347755

 千島学説を支持してきた人はたくさんいて、HPも少なくない。

千島学説研究会
 https://www.chishima-gakusetu.com/about_chishima.html

 しかし、ほとんどのアカデミー研究者を千島学説から遠ざけたのは、「病原体が自然発生する」という項目である。
 これは「DNAがなければ同種生命体の発生はありえない」という生物学上の原理を否定していて、いわば、物理学におけるエネルギー保存則を否定するようなもので、受け入れようがなかった。

 だが、最近の豚コレラの伝播を見ていると、イノシシの接触では説明のつかない感染拡大が起きていて、何か未知の伝播媒体が存在すると考えるしかない状況で、もしかしたら、何か特別な物質が、空から降下してウイルスを伝播しているのではないかと思うほどだ。
 農作物にも、奇っ怪なウイルス病が蔓延していて、原因不明で困っている状態だ。

 しかし、STAP細胞が実在し、普通の細胞が、なんらかの刺激でSTAP細胞化するのが事実なら、何もないところから、細胞も病原体も発生しても不思議ではない。
 もちろん、我々の知らない情報体が、未知の形式で媒介しているのは事実だろうが……。

 極端な異説ではあるが、私は、気や霊の次元、領域からの情報伝播を考えてもよいのではないかと思っている。
 私は若い頃、気功を修練した経験があり、例えば、手を振りかざすだけで、数メートル離れた相手の体を熱くしたり、紙のような物体をひらひらさせてみたりという力を自分自身で経験している。
 気については、現代医学では、ほとんど何も分かっていないが、実在はいたるところで証明されていて、気による情報伝播がないはずがないと思っている。

これマジ:アメリカ編、気療師神沢瑞至がバイソン200頭に挑む
 https://www.youtube.com/watch?v=VZav0mcGSGA

神沢瑞至先生 「気療講座 自他治癒力を身につけよう」 出版記念講演
 https://www.youtube.com/watch?v=D8nsND2-4Uw

 小保方STAP細胞が、なかなか証明されない理由についても、おそらく気のメカニズムが関係しているだろうと見当をつけている。

 そもそも生物発生学においては、腸がすべての細胞の母胎であり、脳も腸から進化することが明らかにされている。腸上皮細胞は、すべての器官の母なのだ。

はじめに腸もみありき・・・腸と生物の進化
 http://www.thl.co.jp/%E7%A7%81%E3%81%AE%E8%85%B8%E3%81%8A%E3%82%82%E3%82%8D%E3%81%84%E5%AE%9F%E9%A8%93%E3%81%B0%E3%81%AA%E3%81%97%E3%83%BB%E3%83%BB%E3%83%BB/%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%AB%E8%85%B8%E3%82%82%E3%81%BF%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%8D%E3%83%BB%E3%83%BB%E3%83%BB%E8%85%B8%E3%81%A8%E7%94%9F%E7%89%A9%E3%81%AE%E9%80%B2%E5%8C%96/

 これなどは、まさしく千島学説の展開というしかない。
 http://www.asahigroup-foundation.com/academic/business/130529.html

「腸の驚異―知られざる腸のはたらきを明らかにする―」 (アサヒビールグループ)
 http://www.seibutsushi.net/blog/2012/09/1329.html

腸は第2の脳。腸に関する10の豆知識 (カラパイア)
 http://karapaia.com/archives/52193845.html

 私は、冒頭に紹介した千島学説は、世上言われるトンデモ学説どころか、すべて確固たる根拠のあるものであり、IPSやES、STAP細胞が明らかにした分化のメカニズムが証明されることで完全復権するものと予想している。

千島喜久男博士プロフィール
 https://www.chishima.net/kikuo.html
 

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コメント
1. 2019年7月22日 09:45:34 : 5Cs28lUB5k : TXRMbHRZMW9TRUk=[1] 報告
賛同します。
 国会特別委員会で千島学説と同様な説を唱えた森下氏の一番の失敗は、「同じ仲間同士の手のつながり愛」を持たなかったためでしょうか。
 「そんなに専門家たちの意見が違うのなら、実際に実験をしてみればよいこと。それには予算を出そう。提唱者の実験通りに皆が立ち会いで行えばよいこと。それで実験結果が否と出れば、それで理論はおしまいになるから決着がつく」と
斉藤議員が述べたのに、厚生省も、科学技術庁も、政治家たち(当時も大物政治家たちが出席していた)は何もしない。
 通算4回ほどの関連した特別委員会はそこで結論を出さずに終わった。
まことに情けない日本の医者と政治家、報道者たち、そして厄人たちだったが
 「公開実験を受けましょう」と森下氏が発言すれば変わったいたかも知れない。
そして、千島博士もこの委員会に注目していたことと、要望書(他の人たちと)を提出していたのだから、千島博士自身を国会の呼べば良かった。
返す返すも残念なのは、この時代の証言から後悔実験へと実施されていたら、今のような癌死亡者がこれだけ増えることはなかっただろう。
 いや、この時点までさかのぼらないと、まだまだ癌死亡者は増え続けるだろう。
もっとも、癌死亡のほとんどは「癌治療そのもの」だと分かるまでだが・・

問題の国会証言録は検索すれば出てくるので、後ほどリンクを貼り付けようと思う。
本物は押し込める医療の世界は「世界医薬産業の犯罪」ですでに世界的であることを考えると、日本だけの話ではない。
 ただ、大衆が本物と偽物の見分けがつかないレベルなので、上から変わらないとしたも変わらないのかも知れない。
それにはある程度ショックが必要だと思われる。

2. 2019年7月23日 14:40:38 : 6h6fHu9VQU : c3VBWm9tTExFUGM=[1] 報告
あのとき歴史が変わっていたら・・・重要国会証言シリーズ4回を読めば解る・・医療崩壊の理由ワケ
http://www.asyura2.com/09/iryo03/msg/281.html

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