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(回答先: やせる糖尿病薬、私に合う? 血中の糖分を尿へと排出 体力あって太め、選択肢に:機序は合理的だがそれまでの食事療法に問題? 投稿者 あっしら 日時 2016 年 9 月 18 日 04:25:18)
治療の幅広がる
血液中の糖分が多くなり様々な症状が出る糖尿病は、インスリンを作る膵臓(すいぞう)の細胞が働かなくなった1型と、インスリンを作る力が落ちたり効きにくくなったりする2型に大きく分けられる。2型は生活習慣とも深く関わっていると考えられ、患者によって症状や治療による効果が異なることが多い。
糖尿病学会などでは、一人ひとりの患者に合わせた血糖値のコントロールや治療を勧めている。血糖値が下がりすぎる低血糖症が重くなると意識障害が起きたり、命に関わったりする場合もある。このため高齢者などでは目標の血糖値を高めに設定して、低血糖を予防するなどしている。
現在使われている糖尿病の内服薬は大きく分けて3タイプ7種類。1990年代に肝臓などでのインスリンの働きを改善するチアゾリジン薬や炭水化物の吸収を遅らせて食後に血糖値が高くなるのを抑えるα―グルコシダーゼ阻害薬(α―GI)などが登場。さらに2009年にはインスリンの分泌を促進するなどの働きがあるDPP―4阻害薬も加わって、治療の幅を広げてきた。最近はDPP――4阻害薬やビグアナイド薬などから使い始め、症状にあわせて変えていくことが多いという。
ただ既存の内服薬の大半はインスリンに関係して効果を発揮するが、効果には限界もある。新たに加わったSGLT2阻害薬はインスリンに関係なく働くため、比較的若い患者を中心に治療の幅を一層広げる効果が期待される。
[日経新聞9月11日朝刊P.16]
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