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創価学会会長の池田大作氏が世界中からメダルや表彰状を買い漁っている裏事情
池田への名誉称号授与の背景を探る
「寄付者には名誉称号」各大学が規定
中国からの名誉称号数は全体の3分の1以上!
◆50万ドル以上の寄付者には名誉職位!
◆寄付と称号の因果関係は濃厚
池田大作に贈られた海外からの名誉称号獲得数は、ギネス級である。大学からの名誉称号だけに限っても、2010年7月現在、293件に達している。
不思議な事に、学会は池田が「世界の知性が認める偉大な人物」であると喧伝するが、それにしては爆発的な賞賛ブームが起きるでもなく、毎年、コンスタントに20個前後の名誉学位が小出しで授与されている。この現象は、海外からの顕彰が相手からの自発的なものでなく、創価学会からの計画的な働きかけで発生していることの証左ではないか。つまり、学会から寄付や贈書を行ない、それへの対価として名誉学位を授与してもらうよう、工作しているのではないか。そういう疑念が世間に渦巻いている。
このように言うと学会は、「デマだ」とか「授与してくださった国や大学、団体に対して、あまりにも無礼、非礼、極まる話だ」と反発したり「各大学からの名誉称号は、あらゆる角度で厳正な審査が行われる。そして教授会等での決議を経た上で、大学の総意として決定されるものだ。そんなことも知らない。調査しない。どれだけ幼稚か。『焼きもち』か」(引用はすべて聖教新聞幹部座談会=2005年10月10日付)と反論するが、彼らこそ大学の名誉称号システムについて無知か、あるいは知っていて故意に隠蔽しているのではなかろうか。
池田が獲得した名誉称号のうち中国からの名誉称号数は圧倒的(現在111個)で、全体の3分の1以上を占めている。そこで本稿では、池田への名誉称号増産国である、中国の称号授与事情について説明する。後は推して知るべしだ。
中国は近年、経済成長が著しく、GDP世界第2位の経済大国になろうかという勢いであるが、大学教育界はまだまだその恩恵に与っておらず、各大学とも資金調達に汲々としているというのが実情である。
そこで多くの大学は教育基金会を設立し、大学への国内外からの寄付の窓口としている。これは中国の名門大学ではない。超エリート大学である北京大学にも清華大学にも基金会があり、資金調達すなわち寄付獲得に努力しているのだ。
では、寄付と名誉称号の因果関係はどうか。
今年5月に池田大作に名誉称号を授与した、清華大学の教育基金会ホームページに、その辺の説明がある。
「海外からの50万ドル以上の寄付者には(中略)条件が整えば、大学の名誉各位あるいは指導的職務にに就いていただく。(趣意)」
最近何かと訴訟沙汰の多い、日本の新興宗教「ワールドメイト」代表の深見東州も、清華大学に5百万元(約7千5百万円)を寄付して、深見東州文化基金を設立し、清華大学の”顧問教授”になっている。これは「指導的職務」の方と思われるが、池田大作が受けた”名誉教授”は「名誉職位」に相当する。
やはり、寄付と称号授与の因果関係はかなり濃厚、と言わざるを得ない。
さらに、寄付の対価としての名誉称号を明記している大学もある。池田大作が1990年に名誉教授号を受けた武漢大学だ。
同大学のホームページにある「武漢大学資金調達経営管理方法(試行)」によると、
「第5条 1千万元(1億5千万円)以上の寄付提供者で、その他の相当条件を備えた者には、武漢大学名誉博士号を授与する。」
これは5年前に明文化された規約であり、池田大作が武漢大学名誉教授号を授与された20年前の相場とは異なるかも知れないが、寄付で名誉教授になるには大枚をはたく必要があるようだ。
以上、紙幅の関係で2大学しか紹介できないが、このように寄付の募集や寄付への礼遇は、どの大学も当り前の慣習として行っているのだ。もちろん北京大学にもある。
日本の早稲田大学ホームページの「寄付礼遇」について説明したページにも「財政的な授助だけでなく、本学の事業を支援し、大学の発展に寄付していただいた方には、『校賓』および『名誉博士』の称号もございます」との案内がある。
「名誉称号は金で買えない」などという学校側の反論が無力であることは、以上のことからも明らかである。
池田大作の数多の名誉学術称号は、上述のシステムを最大限に利用したものであろう。
その推測があながち的外れでないことを示す資料がある。
上海大学のホームページにある「上海大学1997年大事記」(学事年表)だ。
それによると、1997年3月26日に、創価学会副会長三津木俊幸と池田大作の秘書潮田普二が、シドニー大学の学長を伴って、上海大学の学長と面会している。
シドニー大学の学長(当時)は、私立大学学長という教育者の側面の他に、第1上海投資管理有限公司(投資コンサルタント会社)の社外取締役という顔も持っている。つまり投資実業家だ。
そういう人物を伴って、学会副会長と池田の秘書が上海大学を訪れ、その1ヶ月半後の5月12日に、池田大作に名誉教授称号が授与されているのである。そこに因果関係を感じるのは筆者だけであろうか。
◆「池田氏は日蓮正宗を称賛」だって!?
◆中国・池田研究機関のお寒い認識
学会は「世界の知性が池田先生の思想を求めている」と喧伝し、それゆえ世界中の各大学が名誉称号を贈っているのだという。
しかし、それが本当なら、創価学会と利害関係のない立場で、池田大作に好意的に言及したり、その思想を宣揚したりしている、団体や個人のページがインターネット上で絶無、というのはどういうわけか(英語圏および中国語圏の範囲での調査)。
それどころか、学会と利害関係のある組織や個人のサイトですら、いったい池田大作の何を知っているのかといぶかしく見えるページがあったりするのだ。
例えば、東北師範大学の「池田大作哲学研究所」のホームページだ。
この研究所は、中国で近年「ブーム」になって次々と誕生している池田大作研究機関の一つだ。
それらの研究機関は、創価大学が研究用図書を贈呈したり、看板を贈ったり、研究組織の役員に創価学会関係者がいたりと、学会のヒモ付きである場合が多い(専用HPで確認できたことはすべてそうだった)。次の記述は、そんな池田研究機関が設立後に開設したホームページで掲載していた、池田大作プロフィールの一節である。つい最近(2006年)の記述だ。
《池田氏は、日蓮正宗は「人間のための宗教」であり、「平和、文化、教育」を推進するための宗教であり、人間の美徳を磨き輝かせる宗教である、と言う。(中略)
青年部は創価学会の考えを実践し、創価学会の精神を身に付け、生命尊厳を至上とする日蓮正宗の教義信条として、平和運動を展開していくことを固く誓っている。》
なんと、池田や青年部が日蓮正宗をべた褒めしているではないか。
「池田大作哲学研究所」と「哲学研究所」の看板を揚げている研究所でありながら、池田の現在の宗教的属性すら正しく紹介できていないのである。
じつは上述のプロフィールは、20年以上前、中国青年報あたりに載っていた学会概要を引き写したものだ。
インターネットのあちこちに転がっている内容だ。
また、その内容が青年部紹介に特化しているところを見ると、おそらく学会青年部と中華全国青年連合会とが交流を始めた頃(1984年)に、学会側が中国側に提供したプロフィール資料であろう。
いずれにしても、「池田大作の哲学や行動を正視眼で見ることができる」(学会の主張)という海外の知性が、池田の基本属性も知らずに、大昔の資料を無検証に引き写し、知ったかぶりをしている、という状況なのだ。研究所設立後4年が経っているが、上記述が訂正されないでいるところを見ると、彼らはまだ、池田の宗教属性の変化(変節)に気づいていないようだ。
彼らは、いったい池田の「哲学」の何を研究している、というのであろうか。
◆称号授与した側の驚きの理解度
◆「自民党総裁池田大作氏が講演」だって!?
もうひとつ、池田を理解しているはずの中国のある学者の論文を紹介する。ここにも驚くべき記述がある。
湖南大学教授の馬偉林教授が、中国南宋時代の思想家について研究した論文に一節である。ここで池田への言及がある。
「日本の徳州時代、朱子学は官学になった。昨年初秋、日本を訪れた際、自民党総裁池田大作氏の創価大学の入学式のスピーチを聴いたが、その3分の2は朱子の学説について講じたものだった。」(『源頭活水』2007年6月)
驚かされるではないか。馬氏は名誉称号教授側の来賓として招かれていたのだ。つまり「池田の価値」を最も知っている立場として臨席していたのだ。
にも拘わらず、その1年後に書かれた論文で言及した池田大作に対する理解度はこの「程度」だったというわけだ。
もちろん大学者とはいえ、専門外のことはよく知らない、ということは当然である。池田の素性を知っていようが知るまいが、馬氏の学者としての評価には影響しない。
ただ、学会側が池田の名誉称号を過大評価するためによく言う「海外の学者の方が日本人より池田先生を理解している」とか、「大学の最高決議機関である評議会に推薦があった数多くの候補者の中から、副学長が委員会を務める学位審査会が審査するという、慎重で細心の手続きをおこなって決定している」などという主張が、いかにでたらめなものであるかを指摘するための例として挙げたのである。
上の2例からも分かるとおり、中国の学術界における池田大作に関する認知度・理解度はそうとう低いといえる。池田大作の「偉大さ」については、創価学会パンフで自称宣伝していることを知っている、という程度だろう。
このような程度の認知度で、さしたる学術成果もない池田が、中国から111個もの名誉称号を受けるには、それなりの手法に頼る以外にはあるまい。
創価学会は名誉称号授与に付随する”抽選的な社交辞令”を最大に利用し、学会員に「池田先生は偉大」と印象付けようと腐心する。
おそらく中国側も、そうした創価学会の恥ずべき体質に苦笑いしつつも、資金調達のためにも今後もせっせと名誉称号を贈り続けるであろう。
世界の大学が求めているのは池田思想ではなく池田マネーなのだ!!
『慧妙』平成22年8月1日号
https://ameblo.jp/jmuzu10812/entry-10640997394.html
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