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石橋貴明のテレビ批判に批判殺到「とんねるずこそ面白くない」「企画段階で名前出ない」
http://biz-journal.jp/2016/10/post_16844.html
2016.10.06 文=編集部 Business Journal
お笑いタレント・石橋貴明(とんねるず)がテレビ番組『オール芸人お笑い謝肉祭’16秋』(TBS系)の収録中に日刊スポーツの取材に答えた。同番組はお笑い芸人総勢40人が体を張ったクイズ対決に挑戦し、爆笑バトルを繰り広げるというもので、石橋は昨今のテレビ業界やお笑いについて語った。
現在のテレビ業界は世間の意見やクレームを気にし過ぎる傾向があり、自主規制するような番組が増えたという内容に話が及ぶと、石橋は「『こうやったらまずいな』って考えちゃうような、閉塞感が全てにおいてテレビをつまんなくしちゃっている気がします」と持論を展開。さらに、「僕らの子ども時代は、たとえばドリフターズさんがいて、食べ物を粗末にしてるんだけど、それで『子供に見せたくない番組ワーストワン』とかになるんだけど、そんなことはみんなが(いけないことだって)ちゃんと分かっていてやっていたし」と、放送規制が昔は緩かったと説明した。
この石橋の意見に、世間は反応した。インターネット上では「とんねるずが、スタジオ内とか身近なタレントだけがわかるネタを取り上げてきて、現在も踏襲されている」「最近のとんねるずは身内で楽しんでいる感じが強い。チーム内で笑いをとっても、視聴率や好感度は上がらない」など、批判的な意見が数多く上がっている。テレビ局関係者が語る。
「世間からのコメントにも多いように、とんねるずの笑いは彼らのファンにはウケるのですが、実は万人受けしないのです。内輪で盛り上がっている、という声をよく聞きますが、彼らの出演しているシーンをテレビ画面で見ていても、スタッフの笑い声とピー音だけで、視聴者側はまったく理解できないことも多いです。はっきり言って、おもしろくない、彼らが何をしたいのかさっぱりわからないことも多いというのは、多くの視聴者が抱いている印象ではないでしょうか。
『とんねるずのみなさんのおかげでした』もお馴染みの企画を毎週のように何度もループしているだけで、最近ではオリジナリティがない。“フジのバラエティといえばとんねるず”という時代がありましたが、今はもう彼らの時代ではなくなったということでしょう」
また、別のテレビ局関係者は語る。
「フジととんねるずは30年来の蜜月関係にあるため、他局は色がついたとんねるずを今さら起用して、新番組をつくりたいとは思いません。番組イメージや芸風のインパクトも強すぎるため、企画会議の段階でとんねるずの名前が出てくることもほとんどなくなりました」
とんねるずは今後、テレビ界でどのような位置に立つのだろうか。
(文=編集部)
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