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TBS放送センター(「Wikipedia」より/Nobukku)
ヤラセ発覚TBS、さんま長寿番組やドッキリ、外国のヘンな日本グルメ紹介でもヤラセ横行!
http://biz-journal.jp/2016/07/post_15729.html
2016.07.01 文=編集部 Business Journal
日曜夜8時台のテレビ番組といえば、双璧をなすのが大河ドラマの『真田丸』(NHK)と『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)だ。「この2番組以外、この時間に何がオンエアされているのか知らない」という視聴者も多いことだろう。
しかし、今、その裏番組で起きた不祥事がテレビ界に大きな波紋を呼んでいる。それが『珍種目No.1は誰だ!? ピラミッド・ダービー』(TBS系)のヤラセ疑惑だ。同番組は、さまざまなジャンルのプロたちが珍種目で対決するという内容である。
問題が起きたのは、6月19日放送分。この回では「双子を見極める対決」ということで4人の専門家が登場、その眼力を競い合った。放送では、3問目で専門家の1人である顔相鑑定士の池袋絵意知氏が脱落、4問目からは解答席から姿を消していた。
しかし、実は池袋氏は最後の4問目まで解答席にいたが、オンエアではCGによって見事に消されていたことが、本人のブログによって明らかになった。また、台本上は専門家を正解数でランキングにする方式だったが、オンエアでは勝ち抜け方式になっていたという。
池袋氏の猛抗議に呼応するように、インターネット上では同番組を糾弾する声が巻き起こり、視聴者からは「面白いと思っていたが、観るのをやめる」「好きだったのに、やらかしたのか」などと落胆が相次いでいる。
あるテレビ局関係者は、「この捏造は『ピラミッド・ダービー』だけの問題ではなく、TBS全体に蔓延する体質そのものだ」と語る。
「『TBSの番組は捏造や過剰演出が多い』というのは、テレビマンの常識です」(テレビ局関係者)
聞き捨てならない証言だが、なぜそんなことが言えるのだろうか?
「TBSで定期的に放送されている人気特番に『ぶっこみジャパニーズ』というものがあります。日本の文化を間違って紹介している外国人を正す、というバラエティ番組です。
問題は、昨年放送された第5弾。スコットランドのラーメン店が『ブレックファストラーメン』と称して、ハッシュドポテトやヨーグルトの入ったラーメンを出していたり、インスタント麺の『辛ラーメン』をゆでた後に水洗いして提供したりする様子が放送されましたが、それらはすべて嘘だったのです。後に店主が『番組側からの要求に応えていただけだった』とフェイスブックで暴露し、物議を醸しました」(同)
ほかにも、この関係者が「ギリギリの演出」と番組名を挙げたのは『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』だ。同番組で仕掛けられるドッキリのなかには、すでに事情を知っている「仕込み要員」が数多くいるという。また『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』や『爆報!THEフライデー』についても、「紹介するタレントの描き方が恣意的で、都合が良すぎる」と指摘した。
■ヤラセ同然の演出はTBSのお家芸?
「この過剰演出の数々は、もはやTBSの“お家芸”である」というのが、この関係者の見立てだ。
「かつて、TBSには『ガチンコ!』というTOKIOが出演するドキュメントバラエティがありました。不良少年を更生させてプロボクサーとしてデビューさせる『ガチンコファイトクラブ』など、センセーショナルな企画が受けて一時は大人気だった番組です。
しかし後に、この企画の出演者が『あれはヤラセだった』と語っています。不良少年たちがつかみ合いをするシーンには台本があったり、ディレクターの指示で演技していたりしたというのです」(同)
ほかにも『さんまのSUPERからくりTV』の名物企画『ご長寿早押しクイズ』では、質問と解答を編集で入れ替えて、あたかも老人たちがすっとんきょうな答えを言っているように見せていた疑惑も持ち上がっていたという。
なぜ、こうしたヤラセが今も昔も絶えないのだろうか。それは、局側の人間の「脇の甘さ」にあるという。
「たいていの番組では、放送前に必ず局側のプロデューサーによるVTRチェックが行われます。しかし、今回の『ピラミッド・ダービー』の“不正演出”がそのままオンエアされてしまったのは、なぜなのか。肝心のVTRチェックが同番組では行われていなかったか、行われていても、その不正の追及がスルーされたということでしょう。
おそらく、プロデューサーは収録に立ち会っているでしょうから、もしVTRのチェック時にCGによる捏造に気がつけば、その時点で改めさせることもできたはずです。しかし、それをしていない。これは、TBSのテレビ局としての危機管理能力のなさを示しているといえます」(同)
「最近、TBSが面白い」という声をよく耳にする。しかし、「演出」という名の下に捏造を続ける先には、何が待っているのだろうか?
「『TBSは、そういう局』というネガティブイメージが強まれば、視聴者から軽く見られて足をすくわれかねません。そのため、『面白くなるから』という理由だけで過剰演出を行って目先の視聴率に飛びつくというのは、長い目で見れば自殺行為なのです。今、自浄作用が働かなければ、『ピラミッド・ダービー』だけでなく、ほかの番組の視聴率低下にもつながっていくでしょう」(同)
1963年から81年まで19年連続でゴールデンタイムの年間視聴率首位を独走し、「民放の雄」とまでいわれたTBS。この局がトップに返り咲くのは、いつの日になるのだろうか。
(文=編集部)
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