http://www.asyura2.com/16/health18/msg/668.html
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Nスペの主だったものは見ていたつもりだったが、この番組は見逃した。あるキッカケでこの動画に辿り着いたのは幸運だった。
興味があったのはNMN(ニコチンアミド・モノヌクレオチド)という若返り物質の部分。
下の動画から文字起こしした。
NHKスペシャル ネクストワールド 私たちの未来「第2回」2015.1.4
・http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20150104
〔概要〕
ワシントン大学の今井慎一郎教授は、8年前(2007年)にNMN(ニコチンアミド・モノヌクレオチド)という若返り物質を世界で初めて発見。糖尿病のマウス(ぶくぶくに太っている)に一週間投与した実験で、マウスの血糖値が正常に戻り(姿形も痩身に)病状が画期的に改善したことを実証。今井教授は老化の進んだ膵臓の機能が甦ったのではと。
今井「こんな結果がでるとは予想もしていなかったので、間違いではないかと何度も何度も確認した」
コンピュータの桁外れに計算能力が、これまでの常識を覆した。遺伝子を読み取るスピードはこの20年で百万倍に上昇した。そして老化をコントロールする長寿遺伝子が存在することが判ってきた。
今井教授らが発見した長寿遺伝子は、全部で7種類あった。しかし普段は眠ったような状態でほとんど機能していなかった。サーシュイン遺伝子を活性化するのは何か、今井教授はあらゆる論文に目を通し実験を繰り返してきた。そして8年前、7種類ある全ての遺伝子を活性化させる遺伝子を見つけた。それがNMNである。
NMNは本来細胞に含まれていてミトコンドリアを活性化させるものだが、加齢とともに減って行く。それを補充することによって細胞の老化を遅らせ細胞を若替えさせられることが期待されている物質である。アルツファイマー病にも有力であることがマウスの実験で分かった。
…はやければ今年(2015)、人への臨床試験が始まる予定だ。
NMNの実用化を目指して世界が動き出している(日本のある大手食品会社の工場では大量生産で、ステンレスの大きな容器に白い粉末状のものをヘラでかき集めていたが、研究用の試薬でも0.1グラムで4万円だという)
NMNの効果は、病気治療だけではなく、究極の夢”若返り”にも期待されたいる。ハーバード大学のデイビッド・シンクレア教授は、NMNの持つ若返りの効果を発見した。マウスを使った実験で、細胞を若返らせることに成功した。
NMNを生後22か月(人間では60歳相当)マウスに一週間継続して飲ませたところ、生後6か月(人間で20歳相当)の体に若返ったのである。
何故若返ったのか、脳の視床下部は、最新の研究で全身に老化を止める強い指令を出すことが判っているが、この指令は歳をとると弱まってくる。
NMNは視床下部を刺激し、全身の組織への指令を再び強くする働きのあることが判ってきた。研究がさらに進めば「若さを保ったまま歳を取る」という常識を根底から覆す事態が起きるかもしれない。
(以下、臓器を三次元プリンターで造り臓器移植するや癌治療などの話ー省略)
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