http://www.asyura2.com/16/health18/msg/544.html
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すでに先日、
鳥類と哺乳類についての
血糖とインスリン作用の違いについては
言及した。
鳥類と哺乳類、血糖とインスリン作用の違い
http://www.asyura2.com/16/health18/msg/537.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2017 年 7 月 06 日 10:10:52: tZW9Ar4r/Y2EU QlJJQU4gRU5P
それを少しおさらいしよう
「鳥類」
1.血糖値は哺乳類の2〜3倍の血糖値を維持
おおよそ300前後を絶えず維持している。
2.高血糖維持は経口の糖質由来ではなく、
肝臓における糖新生由来であり、
グルカゴンが大きく作用している。
3.哺乳類に見られる、インスリンの分泌で、
血糖を取り込み、脂肪酸合成を亢進したり
する作用がほぼなく、哺乳類で言われる肥満の
個体は鳥類には見当たらない。
4.もし、万が一、インスリンのように
血中のブドウ糖を取り込み、
脂肪酸合成亢進に導くような作用が
鳥類に存在したなら、
中性脂肪が増加し、
体重増により飛べなくなり
餓死する。
5.ブドウ糖のインスリンの作用による
取り込みで脂肪酸合成の亢進は、
飛ぶという運動機能の大きな足かせになる。
飛ぶときに必要な筋肉の周囲に
中性脂肪が増加すると、
筋肉運動の妨げになり
飛ぶという筋肉運動が弱まり
飛べなくなる。
〜結論〜
鳥類は飢餓時の蓄え(中性脂肪の増とその蓄え)
をほぼ、
想定していない。
したがって高血糖を放置し、
血中のブドウ糖の取り込みや
脂肪酸合成の亢進は起きない。
鳥類にとっての本当のリスクは
脂肪酸合成の亢進による体重増と
飛ぶときに必要な筋肉の周囲に
中性脂肪が入り込むことである。
したがって、
高血糖維持型なので、
臓器の上皮細胞などで、
ブドウ糖を必要以上に取り込むようなこともない。
したがって、
哺乳類に見られる
臓器の上皮細胞で、
不必要に
ブドウ糖を取り込ませ
代謝させる必要もない、
したがって、
臓器の上皮細胞において、
嫌気的解糖作用の亢進は起きない。
がんの発症はほとんど見当たらない。
「哺乳類」
1.糖質を摂取すると、
飢餓時の蓄えのために、
追加インスリンが分泌され、
血中ブドウ糖を取り込み
脂肪酸合成の亢進が起きる。
(肥満)
2.追加インスリン分泌が脆弱な人は
臓器の上皮細胞で、
必要のないブドウ糖を取り込まされ、
不自然にブドウ糖の代謝を促進させられ、
やがて嫌気的解糖作用の亢進に導かれ
がんになる。
3.なぜ、哺乳類は、脂肪酸合成の亢進を
生体メカニズムに採用したのか?
哺乳類はほとんど場合、
飛ばない。
飛ばなければ、
4本脚や2本脚で
脂肪酸合成で増加した体重を
支えることが可能である。
ようするに肥満がそれほど、
生きていくうえでさほど
リスクにならない。
少し、肥満していたほうが
飢餓時のサバイバルでは、
多少のメリットがあると踏んだのである。
3.脂肪酸合成の亢進を
生体メカニズムに入れた場合、
標準血糖値を低く設定し、
血糖値90を超えたくらいで、
追加インスリンの分泌がスタートし、
90を超えた時点で、
すべてのブドウ糖を取り込み
脂肪酸合成に振り向ける
万全の脂肪酸合成亢進の
最強の同化メカニズムを
進化の過程で獲得したのである。
〜結論〜
この哺乳類の生体メカニズムは
狩猟採集時には
機能したが、
今から1万2千年前くらいに
中東辺りで始まった小麦の生産で
崩壊した。
穀物大量摂取の時代に移行し、
想定外の大量の穀物を
摂取するようになった人類は、
高血糖と
それによる脂肪酸合成の亢進に
苦しめられることになる。
糖尿病、がん、動脈硬化、
感染症、奇形出産、難産、先天性疾患などに
悩まされることになったのである。
まとめ、
鳥類は高血糖許容体質なので、
臓器の上皮細胞でのブドウ糖の取り込みがない
からがんの発症は見当たらない
哺乳類は高血糖は許容できないので、
高血糖(インスリンで取り込めなかったブドウ糖)は、
臓器の上皮細胞でブドウ糖を取り込み
嫌気的解糖作用の亢進に
導かれがんになる。
哺乳類に生まれたなら、
神の意志に従って、
糖質を摂取せずに、
血糖値を上昇させないことが
賢人の食ということに収れんする。
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