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栄養の必要量は各個人でもコンディションにより刻々と変化する
栄養とは体外から補給しないといけない物質=体内で合成できない物質。
つまり、必須アミノ酸(タンパク質)、必須脂肪酸(脂質)、ビタミン、ミネラルを指す。
糖質は体内で合成できるので栄養ではない。
体の構成成分=タンパク質+脂質+ミネラル。
代謝酵素の補酵素(補因子)=ビタミン+ミネラル。
燃料=糖質、脂質
(原則1),栄養の必要量は各個人で異なる。
三石先生やロジャー・ウイリアムス博士の言うとおり、遺伝子の塩基配列が異なると、代謝酵素の形が異なり、酵素と補酵素の結合能力が異なり、つまり補酵素の必要量も異なる(確率的親和力が異なる)。
(原則2)、各個人でも、栄養の必要量はコンディションにより刻々と変化する。
1)第二次性徴期には性ホルモン合成などで栄養の必要量が格段に増大する。
つまり、食べても食べてもタンパク不足になる。
女性では、フェリチンが100以上から30以下に急低下する。
タンパク質、鉄以外の栄養の必要量も増大しているはず。
2)妊娠、出産では栄養の必要量が格段に増大する。
胎児、新生児の成長のための栄養も必要なので当たり前の話。
1回の妊娠、出産でフェリチン50低下する。
つわりで食べられなくなった人で、フェリチンが100低下した人もいた(この症例は本で紹介している)。
鉄タンパクをはじめとする栄養素の量は通常の1.5倍程度は必要でしょう。
3)飢餓状態ではビタミン依存症となる。
ホッファー博士の本に書かれていたもので、第二次大戦中に捕虜となり数年間の飢餓状態となった人は、その回復のためには通常の100倍程度のナイアシン(B3)が必要だったそうだ。
B3、B6、B1、C、Eなどのビタミンは、不足が長期間続くとビタミン依存症を生じる。
つまり、回復のためには通常の100倍のビタミン量が必要。
4)感染症の時には大量の栄養が消費される。
1年前に39度の発熱をしたとき、普段から高タンパク食を心がけているにもかかわらず、アルブミンが4.6→3.4と急低下した。
つまり、感染症に抗するため体内で大量のタンパク質が消費された。
Cについても健常時には10~20g程度しか吸収できないが、 重篤な病気では体内のC濃度が低下するため、腸耐性用量(bowel tolerance doses)が増える。
つまり、健康なときは1日10gで軟便になるが、重篤な病気の時は100gでも軟便にならない。
他の栄養素についても大量消費が起きている。
5)ストレスがかかるとビタミン需要は高まる。
ストレスにより、アドレナリン、コルチゾールなどの合成が増えると、大量の栄養素が消費される。
つまり、普段B50コンプレックスを飲んでいると余ったB2が尿中にでで尿の色が黄色になる。
しかし、ストレスが高まると通常量B50コンプレックスを飲んでいても、B群消費量が増えて尿の色が透明になる。
昨年の発熱時にも、Bを普段より沢山飲んでも尿の色が透明になったのを思い出した。
発熱時に足が攣ったが、ぬちまーす服用で改善したことも思い出した。
6)加齢と共に栄養の吸収能力が低下する。
つまり、加齢と共に必要栄養量は増大する。
特にB12は、加齢と共に吸収能力が低下すると言われている。
7)高血圧、糖尿病、自己免疫疾患、ガンは質的な栄養失調により生じる。
バランス良く食べている人は、全員質的な栄養失調。
つまり、何十年もタンパク不足+脂肪酸不足+ビタミン不足+ミネラル不足の状態が続いている。
その中で、体質的弱点を抱えている人は上記疾患を発症する。
長年欠乏状態にあるため、当然ビタミン依存症となっており、治療のためには通常の10~100倍のビタミンが必要。
病気の予防のためのビタミン必要量とは桁違いの量が必要。
やはり普通に考えれば、高タンパク/低糖質食+メガビタミンは行った方が良いはず。
気付いた時点ですぐ開始すべきでしょう。
元記事はこちら
https://www.facebook.com/tokumi.fujikawa/posts/1362597003856620
https://ameblo.jp/kotetsutokumi/entry-12290065150.html
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