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酒を飲み続けると「依存脳」になる〈AERA〉
http://www.asyura2.com/16/health18/msg/342.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 1 月 29 日 08:04:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

アルコール依存症になる人もいれば、ならない人もいる。この差はいったいどこからくるのか──。(※イメージ)


酒を飲み続けると「依存脳」になる〈AERA〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170126-00000194-sasahi-sctch
AERA 2017年1月30日号


 アルコール依存、薬物依存などの依存症は、生活習慣などではなく、病気だ。個人の意志や心がけなどで対応できるものではなく、治療が必要なもの。近年、医療現場ではさまざまな試みが行われている。AERA 2017年1月30日号では、依存症治療の最前線を大特集。

 アルコール依存症になる要因のうち、半分は、日常的に大量に飲酒するといった生活習慣などの環境要因が占めるといわれている。ところが、習慣的に大量に飲酒していても、アルコール依存症になる人もいれば、ならない人もいる。この差はいったいどこからくるのか──。

*  *  *
 山梨大学大学院の石黒浩毅医師は、アルコール依存症と遺伝子の関係についての研究を行っている。アルコール依存では、遺伝による体質的な要因が、環境要因以外のもう半分を占めると考えられているからだ。

 石黒医師によると、アルコールを摂取すると、脳神経の興奮系と抑制系のバランスが変化する。習慣的に飲酒すればこのバランスが崩れ、脳の中枢神経ネットワークがそれを補正しようと、次の飲酒を求める「依存脳」ができあがるという。

「その際、神経と神経の接着をガイドする遺伝子の働きが阻害されているマウスは、アルコールを与えても依存症になりにくいことがわかっています。この研究を進めれば、なぜ飲酒したくなるかだけではなく、依存症になりやすい性格なども解明できるのでは」(同)

 また、アルコール依存症は、ストレスとの関係性も深く、うつ病やストレス障害とも合併しやすい。ストレスへの弱さに働く、共通する遺伝子があると考えているという。

「依存を引き起こす脳のメカニズムと様々な遺伝子の働きが解明されれば、依存症の予防と治療にも役立ちます。アルコール依存症患者にとって大きな問題である自殺の解決にも、寄与できるはずです」(同)

(編集部・熊澤志保)

 

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コメント
 
1. 2017年1月29日 08:59:06 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[6887]
薬物依存は脳に異常が起きている病気〈AERA〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170126-00000116-sasahi-hlth
AERA 2017年1月30日号


 アルコール依存、薬物依存などの依存症は、生活習慣などではなく、病気だ。個人の意志や心がけなどで対応できるものではなく、治療が必要なもの。近年、医療現場ではさまざまな試みが行われている。AERA 2017年1月30日号では、依存症治療の最前線を大特集。

 近年、大きく取り上げられる薬物問題。一度、手をつけると、やめることは難しいのが現状だ。しかし、なぜ、なかなかやめられなくなるのだろうか。今回は、薬物を使用することで起こる脳の異常について紹介する。

*  *  *
 覚醒剤事犯で検挙された人の再犯率は64.8%(2015年)。なかなかやめられないのが、依存症の特徴だが、いったん依存症になると、抜け出すのが難しいのはなぜなのだろうか?

 覚醒剤などの薬物やアルコールなどの物質は、脳のメカニズムそのものを変えてしまうためだと、埼玉県立精神医療センター依存症治療研究部の和田清部長は話す。

「薬物の乱用やアルコールの摂取を繰り返すと、脳に作用し、欲求にかかわる脳内報酬系と呼ばれる神経系が異常になり、どうしても欲しいという渇望が出てきます。乱用が続いて、いったん脳内報酬系が異常になると、元には戻りません」

 脳内報酬系の神経間で、神経伝達物質のドーパミン濃度が高くなり続けるような異常が起こるのだという。

 そのため、薬物やアルコールがどうしても欲しい、という渇望が出てくる。

「本人がやめようと思っても、渇望が出てくるので、本人の意志だけでやめることはできなくなるのです」(和田部長)

 ただし、こうした脳内報酬系への異常が起こることがわかっているのは、薬物依存症やアルコール依存症といった、依存対象の物質が脳に直接働きかけるもののみだ。「ギャンブル依存症」や「ネット依存症」といった、特定の行動を繰り返し求める「行動嗜癖」と呼ぶタイプでは、脳の異常はいまだ明らかにされていないのだという。

 では、脳内報酬系の異常というメカニズムがわかっている薬物依存症やアルコール依存症では、薬でこの脳の異常を抑えることはできないのだろうか?

「ニコチン依存症では、タバコを吸いたいという渇望を抑える薬が研究されてきましたが、動物実験では効果があっても、実際には治療効果はほとんど出ませんでした。欲しいという欲求を多少抑えられても、本人が喫煙という行動自体を抑えないと、たいていの人は喫煙してしまうからです」(和田部長)

 アルコール依存症では、脳に作用して欲求を抑えるアカンプロサートカルシウムという治療薬が13年に登場した。ただ、薬を飲み続ける必要があり、決定打にはならないという。

 そのため、依存症の治療は、認知行動療法などの精神療法が中心だ。アルコール依存症やニコチン依存症だけでなく、薬物依存症の治療体制も最近は整いつつある。

「薬物乱用は犯罪ですが、薬物依存症は脳に異常が起きている病気。専門の病院で治療を受けてほしい」

 と和田部長は話す。


2. BRIAN ENO[1161] QlJJQU4gRU5P 2017年1月29日 20:48:10 : mfzMHuY3Mk : n7V4Xk7uMHQ[18]
血液脳関門をかいくぐれるものとは?
http://www.asyura2.com/16/health18/msg/310.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2017 年 1 月 18 日 14:27:30: tZW9Ar4r/Y2EU QlJJQU4gRU5P

医療崩壊 血液脳関門と糖、アルコール、カフェイン、ニコチン、麻薬、トルエン、グルタミン酸ナトリウム
http://www.asyura2.com/14/iryo4/msg/531.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2015 年 5 月 11 日 11:17:38: tZW9Ar4r/Y2EU

糖が脳関門をかいくぐり、ニューロンに作用する!
http://www.asyura2.com/09/iryo03/msg/862.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2014 年 4 月 14 日 14:14:23: tZW9Ar4r/Y2EU

医療崩壊 医療マフィアと酒造メーカーがタッグを組み病人をつくる仕組みを斬る!
http://www.asyura2.com/14/iryo4/msg/482.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2015 年 4 月 04 日 10:25:26: tZW9Ar4r/Y2EU

動けない植物が我々動くことのできる動物を支配する為に利用したものは「糖」である、だから糖は脳関門をくぐれるのである!
http://www.asyura2.com/09/iryo03/msg/858.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2014 年 4 月 13 日 13:18:08: tZW9Ar4r/Y2EU

アルコールは毒なのか? 毒であると答える。
http://www.asyura2.com/16/health18/msg/261.html
投稿者 BRIAN ENO 日時 2016 年 12 月 26 日 18:18:34: tZW9Ar4r/Y2EU QlJJQU4gRU5P


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