http://www.asyura2.com/16/health18/msg/330.html
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がんになりたいなら炭水化物
米国で1、2を争う癌専門病院
ニューヨークメモリアルスローンケータリング癌センターの
センター長兼CEO Craig.Thompson 博士の講演
Why We All Don't Get Cancer
http://www.youtube.com/watch?v=WUlE1VHGA40#t=27m0s
どのタイプの食物を過剰に食べると癌のリスクを高めるか?
A fats 脂質
B carbohydrates 糖質
C proteins たんぱく質
「脂質を多く食べても癌のリスクは全く上昇しません 。糖質を多く食べると癌のリスクを著しく高めます 。タンパク質はその中間に位置します」
参考までに。】
こんにちは。
HSGさんから、大変貴重な情報をコメント頂きました。
ありがとうございます。
ニューヨーク・メモリアル・スローン・ケタリング癌センター
http://www.mskcc.org/
は、HSGさんのご指摘通り、全米屈指の超有名な癌センターです。
日本における国立癌センターのイメージと同格、あるいは、それ以上のレベルの癌センターです。
U.S.News & World Reportベスト・ホスピタル癌部門において、常に上位2位以内に選ばれている実績があります。
そのセンター長兼CEO Craig.Thompson 博士の講演がユーチューブで見れます。
http://www.youtube.com/watch?v=WUlE1VHGA40#t=27m0s
英語の堪能な友人にも見て貰いました。
CEO曰く、
「今どきの人間は食べすぎで、太っている人間の体内では細胞の変異が起き易い」
そうです。
そして、
「私達は、モデル生物において、優れたエビデンスを得ています。」
続いて、
「脂質を過剰摂取させてもガン発生率は全く増えません。
炭水化物を過剰摂取させると、ガン発生率が劇的に増えます。
タンパク質はその中間です」
「なので、炭水化物ベースの食事について大きな議論をすることになるでしょう・・・。」
これって、全米1・2位を誇る癌センターのCEOが、糖質制限食を推奨しているってことですよね。(^-^)v(^-^)v
何ともはや、想定範囲外の嬉しい驚きです。
糖質制限食にとって、この上ない追い風がまた吹いたということですね。
江部康二
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-2927.html
カロリー制限、長寿に効果 サル研究論争に幕?
2017年01月20日 (金)
【17/01/18 ジェームズ中野
今朝の朝日新聞デジタル版です。炭水化物や糖質がどれだけ摂取されてるのか皆目わかりません。食事内容そのものを明らかにしていただかないとこれでは「あっそ」で終わっちゃいますね。??
『カロリー制限はやはり長寿に効果がある、とする研究結果を米国の二つの研究チームがまとめ、17日付の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表した。両チームは1980年代後半からアカゲザルで実験を続け、効果をめぐって相反する結果を発表。両チームが共同で実験データを再解析し、「効果あり」で結論が一致したという。
二つの研究チームは米国のウィスコンシン大学と国立加齢研究所。いずれも、好きなだけ食べさせる集団と、それよりも摂取カロリー量を3割減らした集団で生存年数などを比較する実験をしているが、大学は2009年と14年に「効果あり」、研究所は12年に「効果はなかった」と発表していた。
今回、両チームで15年7月までの互いの実験を比べると、カロリー制限を始めた年齢が大学は大人の7〜15歳なのに対し、研究所は1〜23歳と幅広かった。このため、研究所のデータについて、実験開始時の年齢を若年(1〜14歳)と中高年(16〜23歳)に分けて改めて解析すると、若年でカロリー制限を始めた場合は寿命が延びる効果はみられなかったが、中高年で始めた場合は効果がみられ、特にオスは平均寿命の推計が全体よりも9歳ほど長い約35歳だったという。
また、両チームの解剖データを調べたところ、開始年齢や性別にかかわらず、カロリー制限をしたグループのほうが、がんの発生率が15〜20%ほど低かった。糖尿病や脳卒中など加齢に伴う病気も、より遅く発症していた。
東京都健康長寿医療センター研究所の石神昭人研究部長(老化制御)は「論争に一つの終止符が打たれた。約30年に及ぶカロリー制限の研究データは、人間にも置き換えることができそうだ」と話す。(小川裕介)』】
こんにちは。
ジェームズ中野さん から
朝日新聞デジタル
カロリー制限、長寿に効果
サル研究論争に幕カロリー制限、長寿に効果 サル研究論争に幕?
http://www.asahi.com/articles/ASK1L2F7FK1LUBQU002.html
という、2017年1月18日の記事について、コメントを頂きました。
ジェームズ中野さん
興味深い情報をありがとうございます。
『カロリー制限(3割減)群のほうが、長寿に効果あり』 という、一定の結論が出たのは分かりました。
一方、ジェームズ中野さんがご指摘のように、対照群と比べて、カロリー制限群(対象群より3割減)は、糖質はどの程度減少していたのかが知りたいですね。原著をみても、糖質量は、よくわかりませんでした。
さて老化に大きく関与しているのが糖化です。
糖質摂取量が多いほど、単純に糖化は進みます。
糖質摂取量が少ないほど、糖化による老化は予防できます。
アカゲザルは兎も角として、仮に
2000kcal 糖質60%(300g) 脂質20%(44.4g) たんぱく質20%(100g)
食べていた人が、3割カロリー制限すると
1400kcal 糖質60%(210g) 脂質20%(31.1g) たんぱく質20%(70g)
となり、糖質摂取量が約90g/日減ります。
これだけ減少すれば、あるていど糖化による老化は防げる可能性があります。
私は67歳になりましたが、
1)歯は全部残り、歯周症なし。
2)目は裸眼で広辞苑が見えて日常生活OK。
3)身長は20歳の頃と不変で縮みなし。
4)聴力低下なし。
5)夜間尿なし。
です。
あくまでも仮説ですが、スーパー糖質制限食を52歳のときから実践していますので、糖化はかなり少ないと考えられます。
従って糖化に伴う老化が、あるていど予防できている可能性があると思われます。
一方、以下の上海コホート研究によれば、「糖質摂取量が多いほど心血管疾患の発症リスクが高い」ことが、報告されています。
糖質の害、恐るべしです。
☆☆☆
『上海コホート研究
Am J Epidemiol 2013年9月5日オンライン版に上海の前向きコホート研究の結果が報告され、
「糖質摂取量が多いほど心血管疾患の発症リスクが高い」
ことが判明。
11万7366人を対象に、調べた研究。
女性が6万4,854人で、平均追跡期間が9.8年。
男性が5万2,512人で、平均追跡期間が5.4年。
この間に120人の女性と189人の男性が心血管疾患を発症。
発症リスクを糖質摂取量多い群と少ない群で、4つのグループに分けて解析。
女性 心血管発症リスク
1、糖質摂取量264g/日未満 −−−−−−−−−− 1.00
2、糖質摂取量264g〜282g/日未満−−−−−−−− 1.19
3、糖質摂取量282g〜299g/日未満−−−−−−−− 1.76
4、糖質摂取量299g/日以上 −−−−−−−−−−− 2.41
男性 心血管発症リスク
1、糖質摂取量296g/日未満 −−−−−−−−−−−− 1.00
2、糖質摂取量296g〜319g/日未満 −−−−−−−−−− 1.50
3、糖質摂取量319g〜339g/日未満 −−−−−−−−−− 2.22
4、糖質摂取量339g/日以上 −−−−−−−−−−−−− 3.20
心血管疾患の発症リスクの上昇は、
男性の
3、糖質摂取量319g〜339g/日未満
4、糖質摂取量339g/日以上
においては統計学的に有意であった。
また,男女を合わせると、 心血管発症リスクは糖質摂取が少ない方から1.00(基準)、1.38、2.03、2.88であり、やはり3分位,4分位においては統計学的に有意な上昇であった。』
結論として、上海前向きコホート研究においては、糖質摂取量が多いほど、心血管発症リスクが多いことがわかりました。
江部康二
テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
17:06 | 糖質制限食と・・・ | コメント (9)
≪NHKカルチャー神戸教室。糖質制限食講演会のご案内です。 | ホーム | 2017年2月12日(日)糖質制限食医療従事者対象セミナー in 大阪 開催≫
コメント
取り上げていただきありがとうございました。
お猿さんって 基本、バナナやリンゴが大好きですよね。カロリー制限をするということは、つまり糖質制限をしているとイコールなのではないでしょうか?人間の食生活と比較しても摂取する食物そのものはだいぶ違うように思います。つまり今回の研究結果においては確かにカロリー制限はしているわけだけども、本質は糖質制限なのかなと思いました。江部先生ありがとうございました。
2017/01/20(Fri) 18:22 | URL | ジェームズ中野 | 【編集】
こんばんは
ケトジェニックダイエットに取り組んでいる場合の話です。
肉に含まれてる脂、豚肉、牛→飽和脂肪酸。
鶏肉→不飽和脂肪酸
この脂肪酸が長鎖脂肪酸が多めである。
いわゆる活動しない時間、夕食に食べる時の脂質制限は必要でしょうか?(分解されて代謝されるまでに時間がかかる為、不向きになる?)
朝ご飯、昼ご飯でしっかりと長鎖脂肪酸を摂取し、1日の持久力やパワーを得て元気に活動。夜間の食事は鶏胸肉などの脂質が少ない物とココナッツオイルやMCTオイル(中鎖脂肪酸)なのどに限定。
夜や睡眠時間は脂肪燃焼に持っていきたい。朝方が一番の痩せ時は体脂肪を燃焼させたい。
完全に脂質がないのもホルモンの関係上全くないのは逆効果なので、野菜と脂質の少ない肉類や、茹で料理や蒸し料理にして『余分な脂質は極力カット』『タンパク質も摂取し筋肉が分解されるのを防ぐ』、そして脂肪燃焼に効果的なココナッツオイルやMCTの中鎖脂肪酸を使う。
とある方の記事(自己満の為、正しいかは分からないと記載ありました)を読み、気になったのですがこういった食事内容にする方が効率は良いのでしょうか?
先生のご意見を頂けたらと思います。
2017/01/20(Fri) 22:04 | URL | M | 【編集】
雑誌を見たら、炭水化物を取らない事が日本人の糖尿が増えた原因とか書いてありました。脂質が良くないとか。ちょっと賛同できない記事ですね。
以下引用
…さらに奥田氏は「日本における近年の糖尿病の増加は、カロリーの総摂取量に占める炭水化物の割合が減り、脂肪の摂取が相対的に増えたことと、運動不足にある」と指摘する。
「もともと日本人を含む東アジア人は(臓器にブドウ糖を取り込むために必要な)インスリンの分泌量が欧米白人の半分から4分の1しかない。
そのため日本人は炭水化物の摂取が減ると、ブドウ糖を十分確保できません。膵臓はブドウ糖を確保するため、インスリンの分泌を高めようと頑張りますが、次第に疲労し、結果インスリンが作れなくなり、それほど肥満でなくても糖尿病になってしまうのです。
これは欧米人にはない現象です。日本人が糖尿病を予防するためには、内臓脂肪を減らし、炭水化物をきちんと摂り、膵臓の機能を守ることが重要なのです」
人種の数だけ病気も健康法も違う。まずは自らの体質を理解することが、自分に合った健康法を見つける第一歩となる。
「週刊現代」2017年1月14日・1月21日合併号より
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170121-00050722-gendaibiz-bus_all&p=2
2017/01/21(Sat) 01:00 | URL | ひろき | 【編集】
ひろき さん
日本人が炭水化物を摂らなくなったのは、江部先生をはじめとする糖質制限推進派がダイエット法として流行らせたからではないですか?
糖質制限法に関しては悪いとは思っていませんが、ガンにしろ糖尿病にしろ、生活習慣の乱れを棚に上げてその原因を全て炭水化物のせいにするのは、とても常識人とは思えません。
糖質制限法のイメージが悪くなるだけです。
日本人なら日本人の体質に合った糖質制限法があると思います。
糖質も脂質も、それ自体摂取方法によって栄養素にもなれば毒にもなるのは当たり前です。
2017/01/21(Sat) 08:13 | URL | TempestBBC73 | 【編集】
どうしてお猿や鼠の実験で、人も同じだと言わんばかりの結論を導き出せるのでしょうか?
しかも、人に置き換えればビックリする様な餌を与えたりするのでしょう?
素人には、偉い先生方の仰る事やそれを鵜呑みにして報道するマスコミのオツムの中が解りません。
そのくせ、毎日の生活の中でコツコツと糖質制限の実績を積み上げている私達の言う事には耳を貸さないのですからね?。
やはり裏にはそれなりの大人の事情があるのでしょうかと疑ってしまいます。
しかしその大人の事情で、助かる人も助からないとなれば、許し難い思いを抱くのは私だけでしょうか。
2017/01/21(Sat) 12:02 | URL | まちこ | 【編集】
Re: こんばんは
M さん
夕食に脂質を食べても、体内の脂肪は燃えると思います。
「夜間の食事は鶏胸肉などの脂質が少ない物とココナッツオイルやMCTオイル(中鎖脂肪酸)なのどに限定。」
ということは、必要ないと思います。
2017/01/21(Sat) 18:41 | URL | ドクター江部 | 【編集】
Re: タイトルなし
ひろき さん
2016年12月05日 (月)の本ブログ記事
糖尿病、戦後の「国民病」、高脂肪食が一因?・・・門脇孝氏への反論。
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-4029.html
をご参照頂けば幸いです。
実は、1997年から2008年まで、炭水化物摂取比率は増加し、
2008年から、炭水化物摂取比率は減少に転じています。
1997年から2008年まで、脂肪の摂取比率は減少し
2008年から、増加に転じています。
そして、2012年の統計では、調査始まって以来、初めて糖尿病予備軍が220万人も減少です。
2002年:740万人(50万人増加) → 5年間で7.2%の増加率
2007年:890万人(5年間で150万人増加) → 5年間で20%の増加率・・・急増
2012年:950万人(5年間で60万人増加) → 5年間で6.7%の増加率・・・急減
2008年→2010年 97年以来13年ぶりに炭水化物比率が減少 60.4%→59.4%
97年以来13年ぶりに脂質比率が上昇 24.9%→25.9%
2007年→2012年 糖尿病の増加が急減
糖尿病予備軍は、約1100万人で、2007年から約220万人減少。
国民健康・栄養調査が始まって以来の快挙。
炭水化物摂取比率:2008(60.4)→2010(59.4)→2012(59.2)→2014(59.0%)
脂質摂取比率: 2008(24.9)→2010(25.9)→2012(26.2)→2014(26.3%)
2017/01/21(Sat) 18:59 | URL | ドクター江部 | 【編集】
Re: タイトルなし
まちこ さん
糖質制限食は科学的事実に基づく真理そのものですので、一時的な流行やブームとは全く異なります。
このまま、どんどん広がっていくと考えられます。
2017/01/21(Sat) 19:03 | URL | ドクター江部 | 【編集】
まちこさんへ!
都内河北 鈴木です。
まちこさん、同感です!!
私は都内肩書きある病院と日本糖尿病学会公認専門医指導で悪化一途21年間より、
江部先生「糖質制限理論」理解把握し実践で3ヶ月で正常化、生還しました!!
2000年以降、欧米先進国医学界解明しているにも関わらず、
何等改善可能性ないカロリ〜制限理論に固執し、
患者自身が「糖質制限理論」自力で改善するや反省学習無いどころか、
診療拒否!
転院圧力!
私患者の要望だと転院紹介状には、虚偽要望を書く始末!
更には、専門医・病院の医療知識無知証明文言!!
これが時代進化医学解明事実対応しない、
改善可能性皆無のカロリ〜制限理論固執の
日本糖尿病学会専門医組織の現状現実です!!
(上記文面の改善医療デ〜タ・肩書きある都内病院協会会長経営病院の医療知識無知証明文面転院紹介状文書は存在しています。)
これが現実!!
くれぐれも日本医療の権威肩書きには
御注意!御注意!です!!
江部先生理論に、私は生還でき、更なる脳梗塞頚動脈プラ〜ク減少改善など、命救われたのは事実です!!
(証明医療デ〜タ書類存在!)
江部先生への圧力は計り知れないです。
「糖質制限理論」改善以上、「生還者」として証明コメントは惜しみません!!
敬具
2017/01/22(Sun) 09:43 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集】
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-4081.html
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