http://www.asyura2.com/16/health18/msg/274.html
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こんにちは。
ヤフーニュースで2012/12/25(日)
[ビールで血糖値は上がらない?ウワサの真相を調べてみた]
http://bylines.news.yahoo.co.jp/mamoruichikawa/20161225-00065357/
という記事が掲載されました。
結局、結論は曖昧なままでした。(∵)?
「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」によれば、
『ビール100g中に、炭水化物が3.1g,利用可能炭水化物はTr(痕跡)ていど、食物繊維はなし。 』
となっています。
利用可能炭水化物は、通常は糖質を意味します。
しかし、利用可能炭水化物が痕跡ていどで、食物繊維なしなら、【残る炭水化物3.1g】の実態は何なのか、謎です。
それで、自分で実験をすることにしました。
12/29(木)
18:30 血糖値:114mg
缶ビール330mlを1缶(100mlあたり3.8gの糖質)、
実質、糖質は12.54gを摂取。
19:22 血糖値:154mg
私は体重が57kgなので、64kg÷57kg=1.123
体重64kgの2型糖尿人で、1gの糖質が、血糖値約3mg上昇。
体重57kgなら、1gの糖質が、血糖値約3.37mg上昇の予測。
缶ビール、330mlを1缶(12.54gの糖質)摂取して、40mg血糖値が上昇で、1gの糖質が約3.19mg血糖値を上昇させています。
まあ、ほぼ予測通りです。
少なくとも、2型糖尿人の江部康二においては、ビールは含有糖質通りに血糖を上昇させました。
他の糖尿人のご同輩も同様の可能性が高いですね。
実験したメーカー名は、何かの法律上、出せないのですが、日本のビールの製法は、どの大手メー−カーもほぼ一緒なので、どのメーカーのビールも血糖値を上昇させると考えられます。
世界のビールも、日本と同様に下面発酵ビールが9割なので、やはり血糖値を上昇させると思います。
下面発酵ビールは別名ラガータイプと呼ばれます。
上面発酵ビールはエールタイプと呼ばれます。
こちらは、今回実験していませんが、おそらく、糖質分は血糖値を上昇させると思います。
結論です。
缶ビールの糖質表示はそのまま、血糖値を上げると考えられます。
「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」の炭水化物は、現実にはそのまま糖質とみなす方が実態に即しています。
ブログ読者の糖尿人のご同輩の皆さん、年末年始のビールには、ご用心、ご用心。
江部康二
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-category-78.html
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