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立っていられないほどの腰の痛み…… 手術しかないの?(※イメージ写真)
腰痛で排尿・排便障害に!? 手術しないで治すには〈dot.〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161116-00000229-sasahi-hlth
dot. 11/20(日) 7:00配信
「ひじが痛い」「手術を勧められた」。整形外科の患者によくある悩みを、部位ごとに分けて専門医に聞きました。今回は「腰の痛み」についての回答を詳しく紹介します。
【Q】立っているとおしりから太ももの後ろ、ふくらはぎがびりびりと痛くなり、短い時間しか立ったり歩いたりできません。整形外科で「腰部脊柱管狭窄症」と診断され、進行するとしびれや排尿・排便障害が起こることもあるため手術をしたほうがいいと言われました。手術をせずに治すことは難しいですか?(男性・70代)
【A】「どういう生活をしたいか」により手術をするかしないかの選択を
<回答者:JCHO大阪病院 副院長 冨士武史医師>
腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)は、加齢などによって腰の骨や関節が変形して脊柱管が狭くなり、中の神経が圧迫されることで症状が起こります。腰というよりはおしりから太ももの後ろ側、ふくらはぎのあたりがびりびりとしびれるように痛むのが特徴で、立っているとき、歩いているときに痛くなります。
進行すると、排尿・排便障害が起こることもあり、その場合は緊急手術となりますが、まずは薬や運動などによる保存療法から始めます。薬を使った治療では、血管を広げて血流をよくしたり、神経の興奮を抑えたりすることで、痛みやしびれをやわらげる薬が使われます。
痛みやしびれが出たときに、腰を少しかがめるように前に倒すと楽になります。このように痛みを減らしながら、休み休み歩くようにしてもいいと思います。痛いからとずっと座っていると、筋力が低下し、トイレに行くだけでも痛くて立てない状態に陥ってしまうため、少しずつでも動くよう心がけましょう。
保存療法は痛みやしびれなどの症状をやわらげるための治療で、病気が治るわけではありません。狭くなった脊柱管を広げて神経の圧迫を取り除く手術をすれば、症状が改善することが多いのですが、手術によるしびれの増加、筋力の低下、感染など合併症のリスクを伴うことも理解しておく必要があります。
手術をするかどうかは、生活や仕事などによって異なります。例えば、「立ち仕事をしていて毎日5時間の仕事が痛みのため続けられない。でも仕事はやめられない」という人は、手術することで痛みが解消され、仕事に復帰できる可能性があります。一方、「どこに行くにも車。買い物も、5分あれば事足りるから長く歩くことはほとんどない」という場合は、痛くなったときに腰をかがめる、痛み止めの薬を飲むなどの対応で手術をしない選択もあります。
腰部脊柱管狭窄症の手術は、がんや心臓病など「手術をしなければ生命が危険」というものではありません。リスクのある手術はしたくないという人は、生活上困らなければ、しない選択もあっていいと考えます。「痛みを改善して何をしたいのか」を考え、最善と思える治療法を選択しましょう。
※週刊朝日MOOK「痛い!首腰ひざのいい病院2017」より抜粋
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