http://www.asyura2.com/16/health18/msg/169.html
Tweet |
気になる首や腰、ひざの痛みは、放っておくと大変なことに(※イメージ写真)
放っておいたら怖い首、腰、ひざの痛み 10のチェックで病院へGO!〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161027-00000273-sasahi-hlth
週刊朝日 2016年11月4日号
首や腰、ひざの痛みは病院で診てもらったほうがいいか、様子を見てもいいか。実はその痛み方の特徴をよく観察することで判断ができる。そこで、週刊朝日ムック「痛い!首腰ひざのいい病院2017」から、痛み方の観察ポイントを抜粋。上手に病院を活用しよう。
気になる首や腰、ひざの痛み。「放っておけば治るだろう」「痛いからすぐ病院」と、感覚で判断している人は多いだろう。
痛みは、整形外科の病気の場合、骨や関節、筋肉、神経で「何か」が起きているサイン。そこで、痛み方を観察すると、痛みを感じる場所に何が起きているのかを予測することができる。なかには、すぐに病院に行ったほうがいい痛みもある。このようなサインを見逃して放置してしまうと、適切なタイミングで治療を受けていれば2週間で治るような病気が、手術をしなければならないほどにまで進行してしまうことも。
そこで痛みや異常を感じたとき、自分の痛みが下の「痛み方チェックポイント」に当てはまるかどうか、確認したい。一つでも当てはまったら病院で一度相談したほうがよい。
【痛み方チェックポイント】
・ポイント1 安静にしているときも痛い
・ポイント2 痛みが持続する
・ポイント3 特定の動きをしたときに必ず痛む
・ポイント4 外見に異常がある
・ポイント5 痛みが生じる明らかなきっかけがある
・ポイント6 痛みを感じる場所に熱感がある
・ポイント7 関連痛がある
・ポイント8 関節の動く範囲が痛みによって狭まっている
・ポイント9 感覚障害がある、または筋力が低下している
・ポイント10 圧痛点がある
これは、骨や関節、筋肉、靱帯、神経といった、からだを動かす組織・器官の障害全般に共通するチェックポイントだ。痛みを観察することで、自分の症状をきちんと把握できるとともに、病院に行ったとき、医師が知りたい点を押さえて自分の症状を伝えることができる。
もし、一つも当てはまらなかった場合には、様子を見てもよい。奥村整形外科院長であり、東京都臨床整形外科医会会長の奥村栄次郎医師はこう話す。
「痛みがあっても持続期間が短い、痛いところがコロコロ変わる、外見で異常がない場合、日常生活にそれほど支障がなければ様子を見てもいいでしょう」
様子を見ている間も、いつからどこにどんな痛みがあったか、症状が変化した場合はいつからどんなふうに変化したのかを記録しておくことが大切だ。もし症状が変化して、チェックポイントに当てはまる症状が出た場合には受診したほうがよい。
とはいえ、様子を見ている間の痛みが気になる人が多いだろう。その間、症状の改善につながる、自分でできるストレッチが効果的だ。
なお、ドラッグストアなどで「痛みに効果がある」として販売されている商品については、「市販の貼り薬やサポーターは使ってみて『症状が楽になったな』と感じるのであれば、使っても問題ありません。市販のコルセットは筋肉から引き起こされている痛みであれば効果的といえるでしょう」(奥村医師)。
患部を温めることは血行促進につながり、患部が動きやすい状態になる。一方、冷やすことが効果的なのは運動直後の関節と外傷を負ったときの受傷部位に限られており、患部の冷却による鎮痛効果は期待できるが、筋肉や関節の動きは悪くなってしまう。
痛みが生じたきっかけやそのタイミングに応じて対応方法を変える必要がある。
首から肩にかけての痛みは、肩こりと考えて放置されてしまうことが多い。
しかし、首には運動や感覚をつかさどる神経が通っており、重大な病気による痛みのこともある。そこで、首から肩にかけての痛みは、肩こりか病気による痛みかの判別が重要だ。
「手や足にしびれなどの違和感を覚える」「首がいつもより動かない」「ここ何カ月か、首を倒して上を向くことが難しい」といった特徴がある場合、何らかの原因で首の神経が障害されている可能性がある。
また、「寝ていられないくらい痛い」という場合も注意が必要だ。これらの症状がある場合は医師に診てもらったほうがよい。
なお、様子を観察していて、痛んだり痛くなかったりするなど、痛みの強弱がある場合には経過を見ても問題はない。
一方、首を前に倒したとき首から肩の痛みが強くなる場合、肩こり(緊張性疼痛)であることが多い。同時に肩が張っていることが多いのも特徴だ。
肩こりの場合には、首や肩が一日中痛いと思っていても、動かしたり、お風呂に入って温めたりすると症状が楽になっていることがある。その場合は、体操がおすすめだ。体操は、痛みの緩和や痛みの再発予防にもつながる。痛いからといって動かないと、かえって痛みが悪化することがある。効率的に筋肉をストレッチできる体操を少しずつ、無理のないペースでおこなうことが、痛みの緩和のために大切だ。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 不安と不健康18掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。