http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/665.html
Tweet |
30年ぶりに株・債券の相関回帰か
-バーンスタインが分散投資に注意喚起
Cormac Mullen
2017年1月11日 11:38 JST
関連ニュース
GPIFは日本株いつ売るのか、許容幅上限「ギリギリも」と理事長
トランプ効果か−米国で中小企業の楽観指数が1980年以来の大幅改善
ゴールドマンが方針転換か、電子取引事業の再生でクオンツ大幅強化へ
東芝株が2週間ぶり高値、主要取引銀行が融資継続を表明
• ここ30年余りの乖離は歴史的には例外−株式と債券相場
• 向こう10年はリターン低下とボラティリティ増大を覚悟する必要
それが続いている間はよかった。株式と債券相場が30年にわたって乖離(かいり)してきたことだ。だが、この傾向はそろそろ終わりを迎えると、サンフォード・C・バーンスタインは予想する。投資家は認識をがらりと変える必要がありそうだ。
イニゴ・フレーザージェンキンス氏ら同社アナリストは最近まとめた顧客向けリポートに、インフレ率の上昇ないし激しい変動が特徴の新時代には、株式と債券が1763年以降見せてきた相関関係への回帰が起きると記している。
同社によると、近年は株式も債券もリターンがプラスだったが、相場の相関はマイナスで歴史的には異例。この背景にはインフレ水準の低下があったという。「インフレ軌道がここから全体的に上向くということであれば、相関の度合いは増すはずだ」と指摘した。
https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/iiF74r7EYlAM/v2/-1x-1.png
そうなれば、分散投資が難しくなるだけでなく、ボラティリティ上昇と「著しく低い」リターン見通しを受け入れる必要が投資家側に生じる。アナリストらは「60対40で株式と債券にロング(買い持ち)のみでパッシブ投資するというのが過去35年のうまい法則だったが、向こう10年にはこれがリスクの高い分散投資になると深く心配している」と指摘した。
原題:Forget 30 Years of Stock and Bond Divergence, Bernstein Says (1)(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-01-11/OJLEX86JTSEN01
ガンドラック氏:10年債利回りが3%になれば「強気相場におさらば」
Margaret Collins
2017年1月11日 08:48 JST
米投資会社ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック最高経営責任者(CEO)は、10年物の米国債利回りが3%を突破すれば30年続いた強気相場の終わりを意味するとの見方を示した。
ガンドラックCEOは年次の「ジャスト・マーケッツ」ウェブキャストで語り、「10年債利回りが3%になれば、債券強気相場におさらばだ」と述べた。
著名な債券運用者でジャナス・キャピタル・マネジメントに所属するビル・グロース氏は、別の水準を節目として考えている。10日早くに発表した投資見通しで同氏は、2.6%がそうした水準だと指摘した。
原題:Gundlach Says Treasuries at 3% Would Be Tombstone on Bull Market(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-01-10/OJL7B86KLVRV01
グロース氏:米10年債利回り2.6%、ダウ平均2万ドルよりも重要
John Gittelsohn
2017年1月11日 00:23 JST
GDP成長率3%は起こりそうにない、トランプ次期政権下で
政策は景気の「一時的な加速」を誘発するに過ぎない可能性
投資家らは米10年債が2.6%を超える動きに注目するべきだと、債券運用者のビル・グロース氏は指摘。同水準を上回れば、過去30年続いた債券強気相場の終了を示すことになり、ダウ工業株30種平均が2万ドルを超えるよりも重要なバロメーターになるとしている。
ジャナス・グローバル・アンコンストレインド・ボンド・ファンドを運用するグロース氏は10日公表した月間投資見通しで、「それは2017年の金利水準、また恐らく今年の株価水準の鍵になる」と記述。この重要なバロメーター「次第で、投資の喜びや落胆が今後12カ月間に待ち受けているのかもしれない」と続けた。
米大統領選での予期せぬドナルド・トランプ氏勝利を受け、米国内総生産(GDP)成長率が過去10年間の平均値である2%から3%に押し上げられるとの期待で株価は上昇していると、グロース氏は説明。ただ、人口高齢化や技術革新、グローバリゼーションの後退を理由に、緩慢な成長ペースを上回るのは難しいだろうとの見方を示した。
グロース氏は「トランプ次期大統領がツイートすると、市場は今のところ聞き入れている」と指摘。「トランプ氏の政策は今後数年にわたり一時的な景気加速をもたらす可能性があるものの、2%の長期的な標準値は変わらない可能性が高く、企業利益の伸びを抑制し、リスク資産の伸びを減速させるだろう」と記した。
原題:Gross Says 10-Year at 2.6% Is a Bigger Deal Than Dow at 20,000(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-01-10/OJKJME6KLVRM01
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民117掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。