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今より少しでもおカネ持ちになるにはどうすればいいのか(写真:Graphs)
おカネ持ちになれるか、すぐ判る「10の質問」 ウォール街の金融マンも学ぶ「心理学」<上>
http://toyokeizai.net/articles/-/149032
2017年01月08日 和泉 昭子 :ファイナンシャルプランナー 東洋経済
皆さんは、ウォール街の金融マンも学んでいる「お金持ちになる心理学」をご存じですか?
程度の差こそあれ、誰もがおカネ持ちになりたいと思っていることでしょう。自ら進んで貧乏になりたいという人など、まずいないと思います。少しでも金銭面で楽な生活をしたいからこそ、人は一所懸命に働きますし、節約に励んで、少しでも手元に資金を残そうとします。
■無理に節約して豊かな人生を送れるのか
では、どうすれば少しでも多くのおカネを手元に残すことができるでしょうか。私はマネーセミナーの講師として、資産運用や家計改善のアドバイスなどを行っていますが、そのセミナーで、受講者の方に簡単な「キャッシュフロー表」を作成してもらっています。
キャッシュフロー表とは、ひとことでいえば「将来に向けての収支年表」のことです。つまり、現在の収支状況や将来のライフイベントなどを考慮に入れたうえで、自分の将来の収支や貯蓄残高などを予測するのに用います。この表をつくると、受講者の皆さんは、自分の老後が結構厳しいことに気づきます。
たとえば、もし「70歳の時点で貯蓄が底を尽く」となったら、今のうちから何とかして貯蓄を殖やそうとするでしょう。その方法のひとつとして、多くの人が口にするのが「もっと節約しよう」ということです。それこそ夫の小遣いをカットし、趣味や外食の回数を減らし、なかには教育費を減らすために2人目の子供をあきめるというケースさえあります。
でも、それで本当に豊かな人生を送ることができるでしょうか。
もちろん、満足感につながらない無駄遣いは、止めたほうが良いと思います。しかし、節約にばかり気を向けている人の多くは、なぜか収入を増やすことを考えようとしません。
「会社の給料が増えないから仕方がない」のでしょうか。
確かに、昨今はなかなか給料が増えにくい状況にありますが、一方で成果主義を重視している会社も増えており、若いうちから抜擢されたり高収入が得られたりするチャンスは意外とあります。また、ある程度年齢を重ねた人でも、会社勤めをしながらも、インターネットを使って副業をし、高収入を得ている人や、株式投資などで大きな利益を上げている人も現実にいます。資産家に生まれなくても、おカネ持ちになるチャンスは以前より増えているかもしれないのです。
■「どうせおカネ持ちになんかなれない」と思ったら終わり
すべては、考え方次第です。
そうであるにもかかわらず、「どうせ自分はお金持ちになれない」とか、「投資で成功するはずがない」と決めつけていると、それに適合した情報しか入ってこなくなります。
こんな経験ありませんか。
たとえば「ポルシェが欲しい、ポルシェに乗りたい」と日頃から熱望している方。道を歩いている時、「なんか最近、ポルシェが増えたんじゃないか」などと思うことはありませんか。あるいは、ニュージーランドを旅行したいと思っていたら、特集でニュージーランドを取り上げた雑誌を見つけたり、電車の中でニュージーランド旅行に関連した中吊り広告を見つけたりすることはありませんか。
これは偶然でも何でもありません。ニュージーランドへ旅行に行きたいと思っていると、自分の脳が、ニュージーランドに関連する情報を集めようとするからです。つまり何かを意識することによって、人間はそれに適合する情報を集めるようになります。もっと怖いのは、自分でも気づかない「潜在意識」のもとで信じ込んでいることがあると、脳がそれに適合する情報ばかりを集め、強化してしまうのです。
これを投資にあてはめるとどうなるでしょうか。「投資で成功するはずがない」などと思い込んでいると、「投資でおカネが半分になってしまった」とか、「投資にはまった挙句、家庭が崩壊してしまった」とか、総じて投資に対してネガティブな情報ばかりを集めてきてしまい、結果、「投資なんてするものではない」という結論を、何もアクションを起こしていない段階で下してしまうことになるというわけです。
これでは、いつまで経ってもおカネ持ちにはなれませんよね。
したがって、おカネ持ちになりたかったら、「支出を抑えておカネを残そう」と考えるだけでなく、「より収入を増やすにはどうすべきか。自分が働くだけでなく、何かほかの方法を組み合わせて、効率的に収入をアップすることはできないか」という方向に、意識を変えることが大事なのです。
では、どうすればおカネに関する潜在意識を変えることができるのでしょうか。
■自分のおカネに対する潜在意識を知る
その前に、自分がおカネに対して、どのような潜在意識を持っているのかを知る必要があります。次の1〜10までの設問にある( )の中を、まずは埋めてみてください。埋める時はじっくり考えてから記入するのではなく、直感で、パッと頭に浮かんだことを素直に書き入れて下さい。
「おカネに対する意識」がわかる10の質問
1、父はおカネについて( )と思っていた。
2、母はおカネについて( )と思っていた。
3、幼いころ、私はおカネについて( )だと感じていた。
4、私の家族にとって、おカネは( )の原因だった。
5、たくさんのおカネを使うことは( )である。
6、おカネは人を( )にする。
7、もっと多くのおカネを手に入れるために、私は( )する必要がある。
8、おカネ持ちになると( )を失う。
9、仕事で成功すると( )を失う。
10、おカネの管理は( )である。
いかがですか。すべて埋められたでしょうか。それぞれ、自分のおカネに対する潜在意識を知るうえでヒントになるものばかりですが、なかでも4、6、8あたりは、その人のおカネに対する潜在意識を知るうえで、非常に興味深い回答が得られることが多く、それだけ重要な設問でもあります。
実は、おカネ持ちになれるかなれないかは、知識やスキル以前に、意識の持ち方の影響が非常に大きいのです。
あ、これ以上説明すると答えがわかってしまうので、今回は、なんとなく、おカネを貯めることには心理面がとても大きいことがわかっていただれければ十分です。詳しい解説は、次回(1月9日掲載予定)にしましょう。もちろん、この10の質問は、次回もう一度取り上げますので、メモをとっていただく必要はありません。
ちなみに、これらの設問は、私が以前、参加したことのある「NLPマネークリニック」で用いられているものをベースにしています。このワークショップは、アメリカのNLP&コーチング研究所が開発したメソッドを日本に持ち込んだものですが、アメリカではウォール街の金融マンも受講しています。
「合理性の権化」のようなウォール街の金融マンが、なぜこのようなメソッドに関心を持ち、かつ受講までしているのか。ここがミソなのですが、おそらく知識や理論の積み重ねだけでは到達できない領域があることを、彼らはわかっているのでしょう。
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