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英ヘッジファンド、トランプ氏勝利で大損
ホースマンの旗艦ヘッジファンドは米大統領選後の急激な株高で損失を被った(写真は16年12月にアイオワ州デモインを訪れたトランプ次期米大統領) ENLARGE
ホースマンの旗艦ヘッジファンドは米大統領選後の急激な株高で損失を被った(写真は16年12月にアイオワ州デモインを訪れたトランプ次期米大統領) PHOTO: STEVE POPE/GETTY IMAGES
By LAURENCE FLETCHER
2017 年 1 月 4 日 23:47 JST
英ホースマン・キャピタル・マネジメントの旗艦ヘッジファンドは2016年の運用成績が世界の最低レベルだった。ドナルド・トランプ氏が米大統領選を制した後に多額の損失を被った。
ホースマンの運用資産額は約20億ドル(2360億円)。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が確認した投資家あての電子メールによると、17億ドル規模の主力ファンド「グローバル・ストラテジー」は年初から12月28日までのリターンがマイナス24%だった。
損失の大半は最後の2カ月に生じた。11月のリターンはマイナス12.8%、12月はマイナス7.8%。WSJの計算では、この2カ月で合わせて3億3000万ドル以上が失われた格好だ。
投資家向けの書簡によると、運用担当者のラッセル・クラーク氏は株式相場の下落に大きく賭けていたが、実際にはトランプ氏の勝利で株価が大幅に上昇した。
米株安を期待したポジションが最も大きかったが、ユーロ圏や日本の株価下落を見込んだポジションもあったという。
WSJが確認したデータに基づくと、昨年のグローバル・ストラテジーのリターンはヘッジファンドの中で最も低い部類に入る。調査会社HFRがまとめた16年初めから12月29日までのヘッジファンドの平均リターンはプラス2.5%。グローバル・ストラテジーは15年や世界的な金融危機時には上位の運用成績を記録していた。
トランプ氏勝利で大儲けしたヘッジファンド運用者たち | グローバルマクロ ...
www.globalmacroresearch.org/jp/archives/4727
2016/11/15 - しかしそのような相場でもトランプ氏の勝利に賭け、その結果大きな利益を得た投資家たちが居る。Fortune誌(原文英語)が伝えている。 アイカーン・エンタープライズ. 先ず一人目は「物言う投資家」カール・アイカーン氏である。ヘッジファンド ...
ヘッジファンド、トランプ氏勝利から吹く追い風に期待−チャート - Bloomberg
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-11-27/OH7FQI6JTSEG01
2016/11/27 - ヘッジファンドには楽しいクリスマスになりそうだ。プレキンのファンドマネジャー調査では約53%が、米大統領選挙でのドナルド・トランプ氏勝利は2016年の残りの期間の成績にプラスになるだろうと回答した。選挙結果が何らかのマイナスに ...
米高配当銘柄の人気、16年下期に低下
利回りの上昇した国債と競合
By LAWRENCE C. STRAUSS
2017 年 1 月 4 日 18:32 JST
•金利上昇で高配当株式の人気が失速
投資家は2016年上半期に高配当株式に夢中になったが、下半期にその熱は冷めた。S&P500種指数構成銘柄のうち、25年以上連続で増配している50銘柄で構成される「S&P配当貴族指数」は、この傾向を如実に示している。
米金融データ会社ファクトセットによると、2016年上半期には上場投資信託(ETF)のプロシェアーズS&P500配当貴族ETF(NOBL)のリターンが11.25%と、S&P500指数の3.84%を上回ったが、12月30日までの下半期のリターンは0.23%と、S&P500指数の8.32%を下回った。通年のリターンも11.3%と、S&P500指数を1.2%ポイント下回った。
高配当株式の最近の不振の大きな要因として、2016年下半期に金利が急上昇したことがある。10年物米国債の利回りは7月に1.366%で底を打ち、先週後半には2.455%と、多くの株式の配当利回りに近い水準に達した。
11月8日の米大統領選以降、インフレ上昇期待を受けて国債が大幅に売られている。12月半ばには米連邦準備制度理事会(FRB)が過去12カ月で2度目となる利上げに踏み切り、短期金利の誘導目標を25ベーシスポイント(bp)引き上げた。投資家はさらなる金利上昇を予想している。
理論上、金利の上昇によって高配当株式との競合が発生する。先週後半のS&P500指数の配当利回りは2.08%だったが、ダウ工業株30種平均(NYダウ)は2.4%と、国債の利回りと同じ水準だった。
•配当貴族指数の構成企業は50社とも増配
今年も配当貴族指数を構成する全社が増配した。苦戦したエネルギーセクターでさえ、エクソンモービル(XOM)が3%、シェブロン(CVX)が1%の増配を実施している。
S&P500指数に含まれる公益銘柄に連動するユーティリティーズ・セレクト・セクターSPDR(XLU)のリターンは、上半期には23.2%だったが、下半期にはマイナス5%に落ち込んだ。
S&P500指数構成企業による配当支払い額は2016年も過去最高を更新した。現金配当は4000億ドルに迫り、1株当たり配当は2015年の43.39ドルから45.70ドルに増加した。しかし、エネルギー企業や素材メーカーの配当の伸びが鈍化したことで、前年比の増加率は5.3%となり、5年続いた2桁成長に終止符が打たれた。
金融危機に続く5年間は高い配当成長が見られたが、向こう数年間は減速していく可能性が高い。
S&P配当貴族指数に含まれる企業のうち、連続して最も長く年間配当を増やしてきた上位10社。コカコーラやエマーソン・エレクトリックなど8社は53年連続で増配を実施してきた ENLARGE
S&P配当貴族指数に含まれる企業のうち、連続して最も長く年間配当を増やしてきた上位10社。コカコーラやエマーソン・エレクトリックなど8社は53年連続で増配を実施してきた
•NYダウ構成企業は大半が増配
NYダウ構成企業も大半が増配した。しかし、数少ない例外の一つが重機大手のキャタピラー(CAT)で、四半期配当を1株当たり77セントに据え置いた。株式が2016年に約43%のリターンを上げたことから投資家も文句を言えないが、同社の業績は世界的な景気停滞の圧力を受けている。
大幅に配当を増やした例として、医療保険大手のユナイテッドヘルス・グループ(UNH)が挙げられる。同社は四半期配当を25%増やして1株当たり62.5セントとした。株式の2016年のリターンは40%近くとなり、先週後半の配当利回りは1.6%だった。
12月には航空機大手のボーイング(BA)も大幅増配を発表した。同社の四半期配当は1株当たり1.42ドルと、2015年の1.09ドルから30%増加する。2016年のリターンは約11%、直近の配当利回りは3.65%だった。
通信機器大手のシスコシステムズ(CSCO)は24%の増配で、1株当たり配当を26セントとしている。同社の2016年のリターンは16%、直近の配当利回りは3.4%だった。
第3四半期末の配当性向の平均は40.2%だった。ファクトセットによると、これは前年同期の水準を8.4%上回るが、さらなる上昇余地は十分にある。ファクトセットは配当性向がここから微減すると予想しており、「今後12カ月は利益成長が1株当たり配当の伸びを上回ると予想されることから、アナリストらは(S&P500指数の)配当性向が36.9%に低下すると予想している」とリポートで指摘している。
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アクティブファンドが復活、16年後半に好成績
バリューファンドを中心に、過去10年で最高のアウトパフォーム
By BEVERLY GOODMAN
2017 年 1 月 4 日 18:22 JST
•好成績のアクティブ型ファンドが増加
今年はミューチュアルファンドの投資家にとって、一息つける年だった。投資家にとって困難が続いたここ数年と比較して、2016年のミューチュアルファンド業界に劇的な事件は起こらなかった。サード・アベニュー・フォーカスト・クレジット・ファンドの清算と、多数の偉大なバリュー志向ファンドの低迷は過去のものとなった。また2015年を通じて新聞などの見出しをにぎわせ続け、2016年に入ってもニュースを提供していたビル・グロース氏とピムコの法廷闘争も下火になった。
2016年は業界の変動よりも、政界のニュースに驚かされることが多かった。しかし、市場に大きな影響を及ぼしたのはドナルド・トランプ氏の米大統領選での勝利だけだった。運用総額33億ドルの独立系投資顧問会社を経営するダン・ウィーナー氏は先週、「(バラク)オバマ大統領はロシアに制裁措置を取ったが、株式市場は動かなかった」と述べた。
投資家にとって最大のニュースには、本誌以外ほとんど誰も気づかなかった。第3四半期にアクティブファンドが、過去10年ほどで最高のアウトパフォームを記録したのだ。このアウトパフォームは現在も継続している。2016年通年(12月28日まで)では、S&P500指数をアウトパフォームした大型株のアクティブファンドは33%にすぎない。しかし、7月1日以降の期間で比較すると44%となる。バリューファンドの成績は特に良好で、下半期には52%が市場全体をアウトパフォームしている。
•資金流入するファンドも
2015年と比較すると大きな変化である。同年にはワイツ・パートナーズ・バリュー(WPVLX)やロングリーフ・パートナーズ・インターナショナル(LLINX)などの老舗のバリューファンドが特に痛手を受けた。両ファンドともにモーニングスターから格下げされ、本コラムで取り上げられた。
この両ファンドは、ともにプラスのリターンを上げて2016年を終えた。ワイツは大型株のカテゴリーで依然として他のファンドを下回っているが、ロングリーフは外国株のカテゴリーで他の99%のファンドの成績を上回っている。
本誌はまた、アグレッシブ戦略を取る別のバリューファンドの復活を予測することに成功した。そのファンドとは、2011年にキース・トラウナーとラリー・ピカウスキー両氏が創設したグッドヘイブン(GOODX)である。同ファンドは2年間素晴らしい成績を上げた後、大きく落ち込んだが、復活した。今年は20%のリターンを上げ、S&P500指数の12%を大きく上回った。
本コラムで指摘したもう一つの驚きは、全てのアクティブファンドで資金流出が起こったわけではないということだ。アクティブかパッシブかという論争は、高コストか低コストかという議論に変更した方がいい。モーニングスターのデータによると、確かに昨年初めから11月末までにアクティブファンドから2850億ドルの資金が流出した。ただ、最も手数料の低いシェアクラス(販売経路による種類の違いのこと。同じファンドでもシェアクラスが違うと手数料体系が異なる)の上位20%には、260億ドルが流入している。このクラスの主な顧客は機関投資家や退職者基金だ。
ミューチュアルファンド運用会社は2016年、ほとんどのポートフォリオにアクティブ戦略とパッシブ戦略の両方を適用する余地があると考えるに至った。モーニングスターのグローバル上場投資信託(ETF)リサーチ責任者、ベン・ジョンソン氏は「アクティブ運用について、フィデリティはあらゆる手法を実践している」と述べる。フィデリティは2〜3年前に債券ETFにアクティブ運用を導入し、2016年には自社バージョンのノン・トランスパレント・アクティブ型ETF(保有銘柄の開示頻度が通常のミューチュアルファンドと同程度のETF)の承認を証券取引委員会(SEC)に申請した。また、同社は自社初となる(アクティブ運用戦略に基づいて算出した指数を利用する)ストラテジック・ベータ型ファンドを立ち上げた。おそらく1年後の本コラムでは、2017年はミューチュアルファンドかETFかという論争が終わった年だったと回顧しているだろう。
https://si.wsj.net/public/resources/images/BN-RL989_ONBY52_NS_20170103213718.png
(上段左から中段右まで)米株式ファンド、米地方債ファンド、米マネーマーケットファンド、米課税債ファンドにおける資金流出入の推移(単位:100万ドル)、(下段左から)月間の株式キャッシュフロー(単位:10億ドル)、米株式ファンドにおけるキャッシュポジションの割合(単位:%)
(上段左から中段右まで)米株式ファンド、米地方債ファンド、米マネーマーケットファンド、米課税債ファンドにおける資金流出入の推移(単位:100万ドル)、(下段左から)月間の株式キャッシュフロー(単位:10億ドル)、米株式ファンドにおけるキャッシュポジションの割合(単位:%)
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