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お金の反省は年末まで 気持ち良く年越しを
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161227-00010005-nikkeisty-bus_all
NIKKEI STYLE 12/27(火) 15:40配信
今月のマネーハックは年の瀬をテーマに考えてきましたが、あっという間に年越しが近づいてきました。今回は年越しの心得を考えてみます。
■年越しでお金の問題を気分一新
江戸時代の暮らしについての話に、大みそかにお金の取り立てに来ていた人が除夜の鐘が鳴り始めたら諦めて引き上げていったというエピソードがあります。お金を借りていた人がツケを払いたくなくて逃げ回るという内容なのですが、今どきこういう逃げは通じません。
現代において年越しによってお金の問題が改まることはほとんどありません。借金が帳消しになることはありませんし、年内のクレジットカード消費は翌月以降にきっちり請求されるだけです。
しかし、あえて年越しの意味があるとしたら、それは「気分が改まる」ということに尽きると思います。忙しい日々が続く中で、何か意識をリセットするなら「4月(年度はじめ)」か「新年(年はじめ)」くらいしかないからです。
それでは、年の瀬にお金の問題で自分を振り返り、気分を一新するとしたら何を考えるべきでしょうか。
■「今年のお金の使い方」を少しだけ反省
お金について反省すべきは「稼ぎ方」「使い方」「ため方」の3つです。稼ぎ方については前々回のマネーハックで源泉徴収票の活用法を取り上げましたので、ここでは「使い方」と「ため方」を考えてみましょう。
まず使い方の反省です。「今年のお金の使い方で反省はありますか」と聞かれて、「反省がない」というのはおそらくウソをついているか、現実から目を背けているだけでしょう。
人は誰でも無駄なお金の使い方をしてしまいます。筆者も例外ではありません。
問題はその改善です。「何が無駄だったのか」「どうしていつも無駄にしてしまうのか」「何か変えられることはないのか」など自問自答してみてください。15分で構いません。
このとき、「いくら削ろう」と考えるのも大事ですが、具体的アクションにつなげるように反省すると、来年は改善が見込めます。
「午後3時にふらっとコンビニに行ってお菓子を買うのはやめる」
「深夜のネットショップでの衝動買いはやめる」
「外飲みを月2回だけ家飲みに変える」
というような感じです。ぜひ反省から改善のヒントを見つけてください。
■「今年のお金のため方」を少しだけ反省
そして、ため方の反省です。今年の貯金のペースはどうだったでしょうか。自分として評価できるものだったでしょうか。
こちらも具体的な行動につなげるように反省すると、来年は改善の可能性が高まります。マネーハックでは「貯金は根性や自覚でためるのではなく、自動化などの強制的な枠組みでためる」のが鉄則だからです。
できれば銀行口座で月5000円や1万円といった「自動積み立て」の仕組みを追加してみましょう。メーンバンクの給与振込口座であれば「積立預金」を設定するだけで実行ができます。
自分の2017〜20年くらいの人生を少し考えてみましょう(できればもっと長く)。引っ越ししたいとか結婚式がありそうだという人は急ピッチで貯金すべきでしょう。子どもが生まれるかも、とか家を買うかも、とかいう人はお金をためようという自覚につながります。
■反省は年の瀬までに終わらせる
筆者が当コラムで繰り返し述べるフレーズに「反省してもキャッシュバックなんかされないのだから、反省しすぎはいけない」というのがあります。
反省は必要ですし大事なことかもしれませんが、いつまでもくよくよ反省するのは無意味です。一通り反省したらケロッとして、未来を少し改善していけばいいのです。
つまり「年の瀬のお金の反省」についても、反省したらあとは気分を切り替えて、気持ち良く新年を迎えてください。新年になったら、何はともあれ新しい年を迎えられたことを感謝し、初詣に出かけたりしてください。
そして、今回考えた「新年のお金の使い方」「新年のお金のため方」を2017年は実現できるよう頑張っていきましょう。ちょっとした心の入れ替えで、お金がたまる入り口に立てたりするものです。
それではよいお年を! 来年も楽しくマネーハックしていきましょう。
マネーハックとは ハックは「術」の意味で、「マネー」と「ライフハック」を合わせた造語。ライフハックはITスキルを使って仕事を効率よくこなすちょっとしたコツを指し、2004年に米国のテクニカルライターが考案した言葉とされる。マネーハックはライフハックの手法を、マネーの世界に応用して人生を豊かにしようというノウハウや知恵のこと。
山崎俊輔(やまさき・しゅんすけ) 1972年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。AFP、消費生活アドバイザー。企業年金研究所、FP総研を経て独立。退職金・企業年金制度と投資教育が専門。所属は日本年金学会、東京スリバチ学会。近著に『お金が「貯まる人」と「なくなる人」の習慣』(明日香出版社)『誰でもできる 確定拠出年金投資術』(ポプラ新書)などがある。趣味はマンガ読みとまちあるき(看板建築マニアでもある)。Twitterアカウントは@yam_syun。ホームページはhttp://financialwisdom.jp
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