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ストレス買いをするのではなく、アロマをたいたり居心地のよい空間作りをしてみよう (C)PIXTA
貯蓄1000万円女子の増やして貯める新ルール お金がどんどん貯まる人は、どんなことを習慣にしているの?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161222-05756558-woman-life
日経ウーマンオンライン(日経ウーマン) 12/22(木) 5:00配信
ライフスタイルの変化によって、お金の貯め方や増やし方、使い方は変わるもの? この特集では、「一人暮らし」「実家暮らし」の2つのタイプ別にお金が貯まる習慣を紹介。「1000万円女子」のルールが満載です。(日経WOMAN調査概要/アンケートは日経WOMAN公式サイトで2015年10月に実施。440人から回答を得た)
●一人暮らし
〈強み〉
自分のペースで月々の支出を管理できる
〈弱み〉
固定費がかかり、貯蓄額に限界あり。親の目がない分、交際費が膨らむ場合も
●一人暮らしのお金事情(日経WOMAN調査)
・平均年齢:39.1歳
・平均年収:410万円
・貯蓄1000万円超え率:20.8%
一人暮らしなら、貯蓄額の目標は手取り月収の2割以上。でも「ムリをした結果、貯蓄を取り崩すことになれば本末転倒。手取り月収の10%から始めて、貯蓄は引き出さないのが貯め上手になる鉄則」と、ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんは話す。毎月かかるお金を見直し貯蓄に回す金額を増やそう。
一人暮らしの場合、家賃や光熱費などの固定費は手取り月収の半分以内に抑えること。「通信費はこまめに見直して。格安スマホを使うのも手です」。
読者アンケートでは、一人暮らしのほうが「ストレス買いをしてしまう」との声が目立った。「家事も仕事も一人でこなさなければならない。お金も時間も制約がありますから、確かにストレスがたまりやすいです」。
ストレス解消買いを避けるには、家での時間を楽しむこと。「アロマをたく、お気に入りの雑貨を部屋に飾るなど、居心地のいい空間を作ることが、ムダ遣いの削減につながります」。
●「貯まらない壁」の乗り越え方
Q「親の目がない分、旅行の誘いを後先考えずに受けてしまいがちです」(30歳・サービス・営業)
A「旅行は何回まで、トータルでいくらまでなど、年間の予算を決めておきましょう。旅費は貯蓄口座とは別の場所に、特別費として貯めるよう心がけて」(FP風呂内さん)
Q「洋服やアクセサリーを買いたいけれど、固定費が高くてお金を回す余裕がありません」(41歳・医療・看護師)
A「最近は服やアクセサリーを安く購入できるフリマアプリなどが増加中。これらを使いつつ、通常のスマホを格安スマホに替えるなど、固定費を削る方法を考えて」(FP風呂内さん)
Q「派遣社員で、休みが多い月や残業の少ない時期は収入が減るので、月々の貯蓄額が安定しません」(50歳・通信・営業事務)
A「収入が少ない月に合わせて費目別の予算を決めて。ミニマムな家計にしておけば、赤字が出る可能性が減ります。余剰分は貯蓄に回し、年間の貯蓄額を維持しましょう」(FP風呂内さん)
■メリハリ消費で「美節約」
W・Yさん
(36歳・IT・事務)
貯蓄額:1650万円
月収:35万円(手取り)
年収:520万円(手取り)
1カ月の貯蓄額:10万円
●2つの口座でシンプルに
W・Yさんが貯蓄を始めたのは25歳のとき。転職を機に、ボーナスがなくなったことがきっかけだった。当時の手取り収入は30万円。「ボーナスがない分、このなかから貯蓄をしなくてはと考えました」。
Wさんの貯める仕組みは手間要らず。給与振込口座のある銀行で自動積み立ての定期預金口座を作り、毎月給与から10万円が自動的に振り替えられる仕組みをつくっている。給与振込口座に残っているお金が毎月使っていいお金だから、通帳の残高を見ればひと目で家計管理ができる。
「仕事が忙しくて、家計簿をつけ忘れるとストレスになるので、細かく支出管理をしなくても済む方法を考えました」。
この方法で、年間120万円を着実に貯める。「手間がかからず、毎月貯蓄額が右肩上がりで増えていくので、通帳を見るたびにテンションが上がります」。
定期預金の口座に1000万円以上貯まったら、その都度、元本保証の金融商品を購入する。現在は300万円を養老保険に、300万円を個人年金保険に入れている。「今の計算だと、65歳になったときに貯蓄額が約5000万円になる予定。これで老後資金も安心です」。
●お金が貯まる貯めワザ
〈節約〉
1. 「貯める」「使う」2つの口座でお金の流れをシンプルに。給与は給与口座と貯蓄用口座に分け、現金払いもカード払いも、月々の支出はすべてこの給与口座で管理。毎月10万円ずつ給与天引きで貯蓄用口座に積み立てる。
2. 昼食代は1回当たり500円以内、飲み会は月2〜3回を目安に設定。「B級グルメが好きなので」、飲み会代は1回当たり5000円前後で収まる。
3. 端末はすべてポイントを貯めて購入。買い物はdポイントが貯まるクレジットカード「DCMX」かおサイフケータイで。貯まったポイントで携帯端末を買い替えると決めている。
4. 体を動かすことが好き。週末は彼と、自宅のそばをランニング。気分転換になるし、お金もかからず健康にもいい。
5. シーズンごとに、シンプルで長く使える服だけをGAPと無印良品で購入。買う店は5〜6店舗に限定している。ムダ買いを防ぐため、セールにはほとんど行かない。
〈メリハリ〉
「30歳頃から肌の乾燥が気になって」、8000円近いゲランのファンデーションを愛用。化粧水は無印良品。「ふんだんに使えるのがうれしい」。
〈少しぜいたく〉
月2回、5年来通っているエステへ。年間30万円払ってメンテナンス。「長い付き合いの方が担当なので、気心が知れていて安心。おしゃべりもして、心も体もスッキリします」。
●1000万円貯まる一人暮らしの新ルール
・価値を感じるモノにはお金を使い、あまり価値を感じない費目は節約する。支出にメリハリがつくと、一人暮らしでもお金が貯まりやすい。
・親の目がない分、深夜まで飲み会に付き合ったり、誘われるままに旅行に行ったりしがち。「飲み会は月2回まで」など、交際費の使い方に自分なりのルールを設けて。
・家で過ごす時間を大切にして、手芸や映画鑑賞など、自宅でできる趣味があると外出の機会が減り、ムダ遣いを防げる。友達を呼んでホームパーティーをするのもおすすめ。
・一人暮らしの自炊は、食材のロスが生まれがち。「自炊はマスト」と思い込まず、メニューによっては市販のお総菜のほうが経済的なことも。柔軟にしてOK。
・毎月必ず出ていく家賃が高いと、貯蓄が難しくなる。家賃は手取り月収の3割以下に。光熱費や通信費を足しても5割以内にとどめよう。
・一人暮らしだから貯蓄はムリと思っていては、永遠に貯まらない。同じ月収で貯蓄上手な人のワザを学び、言い訳をやめる。
■実家暮らし
〈強み〉
固定費がかからない分、自由になるお金が多い
〈弱み〉
ムダ遣いをしてしまいがち。実家の親に無心される場合も
●実家暮らしのお金事情(日経WOMAN調査)
・平均年齢:39.6歳
・平均年収:291万円
・貯蓄1000万円超え率:12.6%
「実家暮らしのシングルなら、毎月、手取り月収の3割以上は貯蓄したい。月収の半分を貯蓄に回せるとベストです。通信費や習い事代など、毎月決まって出ていくお金の額を洗い出した上で、いくらなら月々無理なく貯めることができるか、算出するところから始めましょう」と、ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さん。
今回、読者アンケートに回答した実家暮らし女子の悩みで多かったのが、「自由に使えるお金が多くて、ついムダ遣いをしてしまう」との声。「特に注意すべきは美容費や服飾費、交際費。どの費目にムダが多いかを見直し、支出を削る方法を考えるところから改善を」。
「実家の親が自分のお金を当てにしている」との声も目立った。「WOMAN読者の親世代で今、関心を集めているのが『老後破産』という言葉。親も今後の生活に不安を抱いているのかも。でも、WOMAN世代も老後のための貯蓄は必須。折を見て、親ときちんと話し合うことが大切です」。
●「貯まらない壁」の乗り越え方
Q「お金に無頓着。ムダ遣いばかりしてしまいます」(36歳・メーカー・営業事務)
A「買い物で即決しないことから始めて。例えば、気になる服があったら3回は店に足を運んでから判断を。冷静な目でモノを選ぶ習慣を身に付けましょう」(FP風呂内さん)
Q「実家だとストレスがたまり、つい外出してお金を使いがちです」(30歳・医療・看護師)
A「図書館や公園で過ごすなど、無料スポットを上手に活用しましょう。旅行なら公共の宿や自治体の保養所などを使って、お得に楽しむ方法を探して」(FP風呂内さん)
Q「両親が私の収入を当てにしてきて、貯蓄ができません。シングルの私の老後が不安…」(43歳・IT・SE)
A「親と話をして、実家には毎月一定額を入れ、それ以上は渡さないと決めて。将来、年金が減るといったニュースを題材に話を切り出すとスムーズです」(FP風呂内さん)
■年間100万円を貯蓄
S・Kさん
(29歳・IT・カスタマーサポート)
貯蓄額:690万円
月収:24万円(手取り)
年収:350万円(手取り)
1カ月の貯蓄額:7万円
●財布には最大3000円
「30歳までに1000万円を目指したい。毎月10万円なら貯められるかな?」と、就職を機に貯蓄を始めた佐々木慶子さん。実際には月7万〜8万円が限度だったが、それでも年100万円ペースで貯蓄を続けてきた。
貯まる秘訣は現金の使い方にある。日常生活は3万円でやりくりすると決め、その額だけを給与口座に残す。それ以外のお金は6万円を実家の親に渡し、15万円を別の口座に振り込む。
手元にお金があると使ってしまうため、財布には3000円以上は入れず、1000円札がなくなってからATMへ。お金を引き出すたびに預金残高が確認できるので、「今月いくら使い、あといくら使えるか」が一目瞭然という。クレジットカードは1枚持っているが、交通費や保険料の支払い以外にはほぼ使わない。買い物は現金で払うことで、お金の流れを把握している。
母親と2人暮らしのSさん。実家に月6万円を入れるのは楽なことではないが、「それでも母の負担のほうが多い。本当はもっと入れるべきだけど、毎月お金を手渡すたびに『ありがとう』と言ってくれます。母に楽をさせるためにも1000万円貯めたいです」。
●お金が貯まる5つの貯めワザ
1. 給与振り込み口座には「使うお金」3万円しか残さない。
貯蓄口座は定期預金金利が高い住信SBIネット銀行を使用。月3回まで他行への振込手数料が無料で、引き出し手数料がイオン銀行、セブン銀行で24時間無料、コンビニATMは月5回まで無料なのも魅力。
2. 会社のすぐ近くにATMがある銀行を給与口座として利用しているため、こまめに引き出せる。財布に1000円札がなくなったら3000円引き出すルール。
3. クレジットカードは1枚だけ。交通費、高速代、生命保険の支払いのみに使用。普段の買い物は現金で払い、「何にいくら使ったか分からない状態」を防ぐ。
4. 覆面調査サイト「ミステリーショッピングリサーチ」を利用。髪のカラーリングをしても美容院代は0円。ガソリンスタンド調査でガソリン代も月1500円節約。
5. 会社にリラックマの缶を置いておき、財布の小銭が増えたらこまめに入れて貯蓄に回す。小銭貯金でも、ちりも積もれば山となる。
●1000万円貯まる実家暮らしの新ルール
・実家に生活費を渡す習慣のある人のほうが、月々の貯蓄もできている傾向あり。まずは月3万円、家にお金を入れて。
・欲しいものリストを作り、優先順位の高いものから順に、その値段分を貯蓄目標額に。貯まってから買うルールにすれば、ムダ遣いが格段に減る。
・何のためにいくら貯めるかが決まると、貯蓄のモチベーションが上がる。一人暮らし費用など、具体的な貯蓄の目標をつくろう。
・「なぜかお金が貯まらない」という人は、ちょこちょこ買いの習慣あり。ファストファッションや化粧品、雑貨、お菓子などには特に注意。
・自由に使えるお金が多い分、流行りものを気軽に買ってしまいがち。本当に欲しいのかを熟考し、お財布を開けるよう心がけて。
・部屋の居心地が悪いと、つい仕事帰りに寄り道したり、休日に外出をしてお金を使ってしまう。部屋を片づけることも、貯蓄力アップの秘訣。
取材・文/瀬戸久美子、中村陽子
日経WOMAN2016年1月号掲載記事を転載。情報は記事執筆時に基づき、現在では異なる場合があります。
調査概要/アンケートは日経WOMAN公式サイトで15年10月に実施。440人から回答を得た。
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