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スイス時計業界、今度は米国で苦戦
スイス製時計の米国向け輸出は11月に18%減少した。写真はスイス・バーゼルで4月に開催された時計・宝飾品見本市「バーゼルワールド」の「クリスチャン・ディオール」のブース
By STEPHEN WILMOT
2016 年 12 月 21 日 17:39 JST
――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」
***
今年のクリスマスはスイス製時計の売れ行きに期待しない方がいい。スイスの業界団体が20日発表した統計によると、同国製時計の米国向け輸出は11月に18%減少した。ドル高とスマートウォッチとの競争が響いた。
香港はこれまで、スイスの時計業界にとって厄介な市場だった。中国の習近平国家主席がぜいたく品の贈答を禁じたことを受け、現地では何年も売り上げが低迷した。「カルティエ」などのブランドを展開するカンパニー・フィナンシエール・リシュモンや、「オメガ」「ハリー・ウィンストン」などの高級時計だけでなく「スウォッチ」などのカジュアル時計も手掛けるスウォッチ・グループは、小売業者から売れ残りの在庫を買い戻して廃棄せざるを得なかった。シティグループによると、この買い戻し分は今年1〜10月の輸出の約8%に相当した。その割合は2015年通年では6%だった。
だがここにきて香港市場が持ち直しつつある。営業日が1日多かったことで、11月はスイス製時計の香港向け輸出額が2億4900万スイスフラン(約280億円)と前年同月比で0.7%の減少にとどまり、減少率は時計輸出全体の5.6%を下回った。香港市場は今もスイス製時計輸出の5分の1を占めているため、11月の数字は時計関連銘柄に対する地合いに大きな影響を与える。
しかし米国向け輸出は減速している。スイスの時計業界にとって米国は中国に次ぐ主要市場だが、ドル高で観光客が米国への旅行を敬遠しているほか、米国人は海外でスイス製時計を購入している。英国の欧州連合(EU)離脱決定後の英ポンドの下落によって英国向けの輸出が急増したことは、為替相場の変動がいかに重要かを浮き彫りにしている。
長期的に見て、スイスの時計メーカーにとってもっと大きな懸念材料は、米国で設計されたスマートウォッチの登場かもしれない。ちなみに、11月に輸出されたスイス製時計で最も売れ行きが悪かった価格帯は200〜500スイスフラン(約2万3000〜5万7000円)だった。9月に発売された米アップルのスマートウォッチ「アップルウォッチ・シリーズ2」の最廉価モデルの販売価格は369ドル(約4万3000円)だ。
スマートウォッチはまだ紛れもない成功を収めているわけではない。調査会社IDCによると、7-9月期の出荷台数は前年同期からほぼ半減した。だがこれはアップルの新製品の発売時期が原因で、クリスマス商戦が繰り広げられる10-12月期は状況が一変しそうだ。
そうなれば、スイスの時計業界は米国でも苦戦を強いられることになるだろう。
https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8&ved=0ahUKEwiG-cWiv4XRAhXIyLwKHTOjBvMQFggcMAA&url=http%3A%2F%2Fjp.wsj.com%2Farticles%2FSB11677208751388613819604582510322293294212&usg=AFQjCNEgRDDUvK8MlrujurTHwLZEYOiXPA
Xmas週の売買減少は風物詩、海外勢不在−1月売りは回避か
赤間信行
2016年12月21日 09:59 JST 更新日時 2016年12月21日 15:51 JST
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昨年12月4週は前週から26%減る、ことしもほぼ同ペース
米トランプ氏政策への期待強い、国際投資家の評価も向上中
日本株市場の売買の7割を支配する海外投資家は例年、12月25日のクリスマスに合わせ休暇に入る向きが多く、この時期の売買代金は前後と比較して減少傾向だ。11月以降の「トランプラリー」で相場が盛り上がったことしも同じ道をたどるが、休暇明け後の海外勢の動きについてはここ数年と異なるシナリオが市場関係者の間で期待されている。
12月1週(5ー9日)の東京証券取引所1部の1日平均売買代金は2兆9995億円、2週(12ー16日)の2兆8834億円に対し、3週(19ー22日)は21日までで2兆3007億円と前の週から2割以上減っている。昨年12月も1週の2兆4381億円、2週の2兆3305億円、3週の2兆7153億円に対し、クリスマスを含む4週は2兆36億円と前週比で26%減少した。
海外投資家の不在が市場全体の売買代金減少に直結したことは、東証が公表する投資部門別売買動向のデータから顕著だ。海外勢の総売買代金(東証1・2部、マザーズ、ジャスダック合計)は昨年12月2週に15.9兆円、3週に19.2兆円だったが、4週は10.5兆円に急減。ことしは11月5週が20兆円、12月1週が19.2兆円となっており、1部売買代金の推移をみる限り、ここ2週間は減少方向にある可能性が高い。
東海東京調査センターの仙石誠マーケットアナリストは、「例年のパターンだと、今週は海外勢のフローが落ち込むのは必至」と指摘。米国の大統領選後に日本株を2兆円強買い越すなど、「存在感の大きかった海外勢がいったん手を引くことで株高の勢いも鈍る」とみている。
もっとも、トランプ次期米大統領が打ち出す大型減税や大規模なインフラ投資など積極財政策が今後の米景気を刺激し、世界経済にも好影響を及ぼすとの期待感は強く、海外投資家は早ければクリスマス休暇明けにも日本株投資を再開するとの見方がある。
アムンディ・ジャパンの浜崎優市場経済調査部長は、「来年2月の米国予算教書の公表くらいまでは、トランプ政権への期待に根差す株式買いが続く」と予想。米国株は、利上げやドル高のマイナス面が意識される可能性がある半面、「円安の恩恵を受ける日本株には海外投資家の買いがもうしばらく続く」とし、日経平均株価は年明けに2万円の大台回復を目指すとの見通しを示す。
米ゴールドマン・サックス・グループの調べでは、10月末時点で国際株式型投資ファンドの日本株ウエートは7.2%のアンダーウエートだった。一方、バンク・オブ・アメリカ(BofA)メリルリンチの世界のファンドマネジャー調査によれば、12月のグローバル投資家の日本株配分比率は前月のマイナス5%のアンダーウエートからプラス21%のオーバーウエートに急伸、26ポイントの上昇幅は過去最大だったという。アベノミクスへの評価が高まっていた14年には、プラス40%を超すアウトパフォームの状況もあった。
過去3年にわたり、海外投資家はクリスマスを通過した年明けに日本株への売り姿勢を強めた。1月の日本株の現物売買動向をみると、16年が1兆556億円の売り越し、15年が8932億円の売り越し、14年が1兆1696億円の売り越し。特に原油安による資源国経済への懸念、低調な米国や中国経済統計への警戒があったことしは、2月と3月にもそれぞれ2兆円弱売り越し、この影響で日経平均は年初の1万8900円台から2月12日の1万4800円台へ約4000円急落した経緯がある。
来年初を見据えれば、原油価格は反発し、米経済統計は良好、中国景気への過度な警戒は薄れており、今年初のような海外勢売りで日本株が崩れるシナリオは描きにくそうだ。アムンディの浜崎氏も、年末以降の日本株堅調を想定。「米大統領選後の予想外の円安で自動車や精密機器、電機といった輸出関連、日米長期金利上昇の恩恵を受ける金融セクターに妙味がある」と話している。
https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/iyE1TGPcAGos/v2/-1x-1.png
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-12-21/OIGWBN6KLVR601
インドネシア格付け見通し、「ポジティブ」に引き上げ−フィッチ
Yudith Ho、Karlis Salna
2016年12月21日 20:06 JST
従来は「安定的」、格付け「BBB−」に据え置き
今年が5.1%、17年が5.4%、18年は5.77%と成長率を予想
格付け会社フィッチ・レーティングスは21日、インドネシアの信用格付け見通しを「ポジティブ(強含み)」に引き上げたと発表した。これまでは「安定的」だった。ここ1年の構造改革が東南アジア一の経済大国の成長を支える可能性があると指摘した。
フィッチは資料で、インドネシアの格付けを「BBB−」に据え置いたとした上で、「2015年9月以降の力強い構造改革が徐々に難しいビジネス環境を改善させており、中期的に成長見通しを支える公算が大きい」と説明した。
インドネシア経済の成長率については、今年が5.1%、2017年は5.4%、18年が5.77%と見込んでいる。
原題:Indonesia’s Outlook Changed to Positive From Stable at Fitch(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-12-21/OIJ7RM6KLVRM01
スウェーデン中銀、QEプログラムを延長−政策金利は据え置き
Johan Carlstrom、Amanda Billner
2016年12月21日 18:54 JST
スウェーデン中央銀行は21日、量的緩和(QE)プログラムの延長と政策金利の据え置きを発表した。
中銀声明によれば、債券購入プログラムは来年6月末までに延長された。政策金利のレポ金利は過去最低のマイナス0.5%に据え置かれた。
中銀は一般国債、インフレ連動債をそれぞれ150億クローナ(約1900億円)追加購入する。4月に今年末までの6カ月間について決定した際は、計450億クローナの上積みとしていた。ブルームバーグの市場関係者調査での大勢の予想通りとなった。
原題:Swedish Central Bank Sees Growing Divisions as QE Extended (1)(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-12-21/OIJ4066KLVRK01
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