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日本での定着予想、「する」と「しない」が拮抗
日本に「ブラックフライデー」は定着するか?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161219-00010002-dime-bus_all
@DIME 12/19(月) 8:10配信
クリスマス商戦の始まりとして、アメリカ人には「お祭り」のようなビッグイベントとして定着しているブラックフライデー。近年日本でもブラックフライデーを導入する企業が増えているようだが、日本人にもお祭りイベントとして定着していくのだろうか。マクロミル トレンドアイズは、そんな「ブラックフライデー」に関して全国の20歳〜69歳の男女を対象に調査を行なった。
■「ブラックフライデー」、言葉の認知率は84%、内容の認知率は31%
ブラックフライデーを知っているかたずねたところ、84%が「知っている」と回答した。知っている人の内訳は、「内容まで知っている」31%、「聞いたことがある」52%で、およそ3人に1人がブラックフライデーの内容を理解していることがわかった。
■知らない人には、ネガティブなイメージ。“ブラック企業”“ブラックリスト”などを想起?
ブラックフライデーに対するイメージは“ポジティブ”と“ネガティブ”のどちらに近いかを4段階評価で尋ね、ブラックフライデーの認知度合い別に比較した。ブラックフライデーを内容まで知っている人のうち88%がポジティブなイメージ(ポジティブ46%+ややポジティブ42%)を持っていたが、知らない人ではわずか13%(ポジティブ4%+ややポジティブ9%)だった。
ブラックフライデーを知らない人に、「ブラックフライデー」と聞いて具体的にどのようなイメージを持っているのかを自由回答でたずねると、「悪い、暗い、不吉なことが起きそう」「金曜なのに残業」「週刊誌ネタ」となった(回答が多かった順に抜粋)。ブラックフライデーは、小売店が大きく黒字になることからこのように呼ばれているが、ブラックフライデーを知らない人はネガティブなイメージを持っている。背景には、ブラックという言葉が、“ブラック企業”“ブラックリスト”など、ネガティブな話題で使われることが多いことも要因になっているのではないだろうか。
■ブラックフライデーの消費実態。セールで買い物をした?「YES」9%、「NO」91%
今年、ブラックフライデーにちなんだセール等で買い物をした人はどのくらいいたのだろうか。ブラックフライデーを知らない人にも、その内容を説明した上で回答してもらった。すると、ブラックフライデーにちなんだセール等で今年買い物をした人は9%という結果になり、クリスマスやハロウィン、バレンタインのように、多くの人が買い物を楽しむようなイベントには、まだほど遠いようだ。
■日本での定着予想、「する」と「しない」が拮抗
最後に、ずばり“日本に定着すると思うか”をたずねると、「定着する」は52%、「定着しない」は48%で、差はあまりありません(【3】同様に、ブラックフライデーを知らない人も内容を知った上で回答)。それぞれの理由を自由回答でたずねると、「定着する」と思う人は、「お得だから、セールで安いから」、「お祭り・イベント好きだから」、「アメリカで流行ったものは日本でも流行るから」「ハロウィンやクリスマスも定着したから」など。一方、「定着しない」と思う人は、「ブラック(ネーミング)のイメージが悪いから」「まだあまり知られていないから」「一時的な流行りだと思うから」「ボーナス前だから」等が目立った(回答が多かった順に抜粋)。
ブラックフライデーは、今後日本においても大きな経済効果をもたらすイベントになっていくのだろうか。トレンドアイズは、来年も定点調査でウォッチするという。
【調査概要】
調査主体:マクロミル
調査方法:インターネットリサーチ
調査地域:全国
調査対象:20代〜60代の男女(マクロミルモニタ会員)
割付方法:平成27年国勢調査による、性別×年代×エリアの人口動態割付/合計1000サンプル
調査期間:2016年12月1日(木)〜12月2日(金)
文/編集部
@DIME編集部
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