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写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ
忘年会シーズン必読 “激安居酒屋”のカラクリと賢い飲み方
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/195861
2016年12月16日 日刊ゲンダイ
忘年会シーズン真っ盛り。居酒屋はサラリーマンやOLで賑わっているが、例年以上に「飲み放題」や「早割」プランが人気を集めている。
なにしろサラリーマンの小遣いは、月額3万7873円と前年比231円の微増ながら、近年で過去3番目に低い金額だった(新生銀行の「2016年サラリーマンのお小遣い調査」)。
その結果、1分10円、あるいは15分300円で飲み放題とか、ハイボール1杯99円、生ビール何杯飲んでも1杯199円、15分375円で飲み、食べ放題なんて店まで出現し、大繁盛している。
■忘年会に「早割」があるワケ
なぜ、こんな低価格が成り立つのか。何かカラクリでもあるのか。外食ジャーナリストの中村芳平氏がこう言う。
「言うまでもなく12月は居酒屋業界にとって書き入れ時です。普段の2〜3倍ほどの売り上げがある。とにかく客を店に入れたい。だからどんな手段を使ってでも、客集めに必死。胃袋戦争では、客さえつかめば“勝ち”なのです。だから店によっては乾杯のビール1杯目は冷たくても、2杯目以降はぬるかったり、ピッチャーは第3のビールなんてところもある。そもそも原価率35%といわれるビールを安く供していたら、商売になりませんからね。ハイボールは氷ばかりでウイスキーの味がしない。酎ハイも焼酎の量が決まっていないから、飲むたびに濃さが違ったりするのです」
人件費を削るため、ギリギリの人数で店を回しているから、頼んだものが出てくるまでに時間がかかる。大して飲み食いしていないのに、「そろそろお時間です」と追い出されてしまう。
「人がいないのは厨房も一緒です。同じタイミングでオーダーが殺到したらパニックになる。コース料理なら、あらかじめ料理を作り置きできて手間が省ける。当然、テーブルに並ぶときには冷めている。出すものが同じなら、大量仕入れでコストも抑えられる。そのためには予約してもらうことが大前提。最近、忘年会にも早割があるのはそういった事情があるからです。特にチェーン店の場合、個人店に比べて常連客が少ないため、稼げるだけ稼げとなりがちです」(中村芳平氏)
激安店で元を取ろうと思ったら、混雑時を避けるのは必須。グルメサイトでピーク時間をチェックすればいい。なるべく原価率の高いビールを中心に注文し、食べ物も、コースは避けて早く出てきそうなものを単品で。賢い飲み方だ。
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