http://www.asyura2.com/16/hasan116/msg/231.html
Tweet |
「トランプ・リフレ」が直撃の新興国−最弱はマレーシア、トルコ
Yumi Teso、Masaki Kondo
2016年11月28日 06:33 JST
関連ニュース
GPIFに現れた予期せぬ助っ人、収益増へ力強いレバレッジ効果
野村HDの投資家会議:参加予定者数が4年で最低−国内勢2割減
1ドル=120円への円安予想、もう非現実的ではない−来年128円の声も
午後のTOPIXはプラス転換、銀行や電力堅調−円高勢いも鈍る
国際通貨基金(IMF)は以前、アジアの新興国に外貨準備を積み上げ過ぎないように呼び掛けていた。それから10年を経ずして、世界金融危機で状況が一変した。
トランプ次期米大統領のリフレ的公約を受けて持続的な米金利上昇が見込まれる今、資本流出に対して新興市場のどの国が最も強固なバッファーを持っているかがじっくりと精査されている。
IMFが開発した指標に基づくと、最強はフィリピンとタイ。最も弱いのはマレーシア。アジア以外を見ると、トルコ、南アフリカ共和国、メキシコと続く。
新興国で資本の強力なバッファー持つタイ
https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/iF3tBQFz5TzI/v1/-1x-1.png
IMFの見積もりによると、マレーシアは年末の外貨準備見通し1000億ドル(約11兆3000億円)に対して短期の対外債務が1282億ドルと赤字だ。実際、マレーシア・リンギットは対ドルでの今月のパフォーマンスがアジアの新興市場通貨の中で最悪。
一方、タイは外貨準備見通し1633億ドルに対して、債務返済に必要なのは649億ドル。フィリピンも外貨準備840億ドルに対し、債務310億ドルと黒字だ。
ただ、IMFの年末外貨準備高予想はトランプ氏の大統領選挙当選前の見積もりなので、自国通貨の無秩序な下落を防ぐために既に介入を迫られている各国の外貨準備はIMF見通しに届かないかもしれない。フィリピン・ペソは24日、1ドル=50.00ペソの水準を8年ぶりに割り込んだ。
原題:In Asian Currency-Reserves Checkup, Two Come Out on Top (1)(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-11-27/OH6VH06KLVSN01
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民116掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。