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11月22日、黒田東彦日銀総裁は参院財政金融委員会で、長期金利は相当程度コントロールできると述べ、現行のイールドカーブ・コントロール(YCC)にあらためて自信を示した。風間直樹委員(民進)の質問に答えた。写真は都内で1月撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino)
長期金利、相当程度コントロールできる=黒田日銀総裁
http://jp.reuters.com/article/boj-kuroda-rate-control-idJPKBN13H08L
2016年 11月 22日 12:54 JST
[東京 22日 ロイター] - 黒田東彦日銀総裁は22日の参院財政金融委員会で、長期金利は相当程度コントロールできると述べ、現行のイールドカーブ・コントロール(YCC)にあらためて自信を示した。風間直樹委員(民進)の質問に答えた。
総裁は長期金利コントロールについて「短期政策金利は完全に日銀の決定によって決まるのに対し、10年物の国債金利は市場において様々な要因で決まる」とし、「中央銀行といえども、短期金利のような精度で長期金利をコントロールできるわけではない」と語った。
それでも「これまでの経験から、大規模な国債買い入れとマイナス金利の組み合わせによってイールドカーブ全体にある程度の影響を与えることが可能」と述べ、長期金利は「相当程度コントロールできる」と指摘。9月のYCC導入以降、「比較的円滑にイールドカーブ・コントロールが達成されている」との見解を示した。
大規模な金融緩和政策からの出口戦略に際しては「金利水準の調整と拡大したバランスシートの扱いが課題になる」としながら、「実際にどのように進めるかは経済・物価・金融情勢に変わる。今の時点で具体的なイメージを持って話すのは時期尚早」と指摘。日銀財務への影響についても「今の時点で具体的に話すことは適当ではない」と語った。
もっとも、大規模な国債買い入れによって金利低下を促す金融緩和策を推進する中、「国債の信認が崩れると、金融政策の効果が十分に発揮できなくなる」との認識を示した。
(伊藤純夫)
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