http://www.asyura2.com/16/hasan115/msg/890.html
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ユーロ加盟国格下げも、大衆迎合主義政党勝てば=フィッチ
[ロンドン 21日 ロイター] - 格付け会社フィッチ・レーティングスは21日、ユーロ加盟国の格付けについて、選挙で大衆迎合主義的な政党が勝利すれば格下げにつながる可能性があるとの見解を示した。
フィッチは大衆迎合主義の台頭に関する報告書で「国際貿易に閉鎖的になれば、中期的な成長率が軟調になるリスクが出てくる」とし、「通貨同盟に加入するなどして国際社会に高度に組み込まれている国では、大衆迎合主義の台頭による経済・財政的なコストは非常に高くなり、そのような状況下では格付けが引き下げられる公算がある」とした。
ただ、フィッチは具体的な国名は挙げていない。
http://jp.reuters.com/article/eurozone-aaa-fitch-idJPKBN13G20W
トランプ氏勝利、見通し困難で長期的な影響=ECB総裁
[フランクフルト 21日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は21日、米大統領選挙でドナルド・トランプ氏が勝利したことで、見通しが困難な長期的な影響が及ぶとの見方を示した。
同総裁は欧州議会で、トランプ氏の当選や英国の欧州連合(EU)離脱について「こうした変化は明らかに、検証が非常に困難な長期的な影響をもたらす」と述べた。
http://jp.reuters.com/article/trump-draghi-idJPKBN13G269
ユーロ、ドルに対しパリティつけるか
By MIKE BIRD AND IRA IOSEBASHVILI
2016 年 11 月 21 日 13:27 JST
ユーロがドルに対し10営業日続落する中、ユーロとドルはパリティ(等価)に達するのかという一昔前の議論が再燃している。
ユーロは直近2週間でドルに対し4%下落し、18日の欧米市場で一時、1.06ドルを割り込み、約1年ぶりの安値をつけた。
米大統領選以降、米国の金利・経済成長見通しが一変したため、再びユーロ安・ドル高が進んでいる。米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げすれば、より高い利回りを求めて資金がドルに流れ込み、一段とドル高が進むだろう。
一方、欧州中央銀行(ECB)には、マイナス金利や大規模な債券買い入れなどの金融政策を大幅に変更する気配はほとんどない。
ユーロは域内各国でこれから相次ぐ選挙も乗り切らなければならない。多くの投資家は、経済成長を妨げかねない政策を掲げるポピュリスト(大衆迎合主義)政党が選挙で躍進する可能性があるとみている。
米大統領選でのドナルド・トランプ氏の勝利を受け、シティグループはユーロの対ドル相場見通しを「180度」転換し、最新予想では今後6〜12カ月で0.98ドルをつけるとした。この1週間で他の銀行からもパリティ到達を予想する声が相次いでいる。ユーロは日本時間21日午後1時20分現在、1.0592ドル近辺で取引されている。
資産運用会社フィッシャー・フランシス・ツリーズ・アンド・ワッツの通貨部門責任者、アドナン・エイカント氏は、米国と他の国々との金融・財政政策の隔たりが「ドルにとって強い追い風になるはずだ」とした上で、ユーロとドルのパリティについて「あとわずか7〜8%の水準だし、(かなり早く)到達すると思う」と語った。
ユーロは1999年の導入からの数年間、大半の期間においてパリティを下回っていた。米経済が好調な一方でユーロ圏の景気が低迷していた00年には一時、0.83ドルまで下落した。だが、02年末以降はパリティを上回り、金融危機で米経済が落ち込んだ08年に1.60ドルの高値をつけた。
アナリストらが最後にパリティを予想したのは、ECBの量的緩和策導入を受けユーロ安が進んだ15年初めだ。同年3月、ユーロは1.046ドルまで下げたが、米国の利上げが予想よりも先送りされたため、上昇に転じた。
欧米金融政策の隔たりが広がり、またもやユーロはドルに対し下落している。ゴールドマン・サックスは、FRBが12月に利上げして17年にも3回利上げする一方でECBは量的緩和策を17年末まで延長すると予想している。
とはいえ、直近のユーロ安は15年の大幅下落とは様子が違う。当時、ユーロはほぼ全ての主要貿易相手国通貨に対して下落したが、今回、ユーロの実効為替レートは年初から1.8%上昇している。
エコノミストが皆、パリティ実現を見込んでいるわけではない。パリティに到達するかどうかにはユーロとドル双方の事情が関係する。
UBSウェルス・マネジメントの英国投資部門責任者、ジョフリー・ユー氏は「米国についてはすでに多くの好材料が織り込まれており、むしろ織り込み過ぎかもしれない。(中略)ユーロ圏のこれまでの指標を見ると、前回パリティが取り沙汰されていた頃よりも状況は良いように思える」と述べた。
金利見通しに加え、政治面のリスクもユーロを圧迫している。
ブラウン・ブラザーズ・ハリマンのストラテジスト、マーク・チャンドラー氏は「(金利と政治の)はさみの両刃が現時点でユーロに逆風だ」とし、「ユーロは最安値に向かう」との見通しを示した。
ユーロ圏では市場にショックをもたらしかねない政治イベントがめじろ押しだ。憲法改正の是非を問う12月4日のイタリアの国民投票を皮切りに、17年にはフランス、ドイツ、オランダで選挙が予定されている。
TD証券の北米外為戦略部門責任者、マーク・マコーミック氏は「(投資家は)ブレグジットで意表を突かれ、米大統領選で予想を覆された。今回、欧州についてはもっと慎重な姿勢で臨みたい考えだろう」と述べた。
https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8&ved=0ahUKEwjz4taN87rQAhVCvLwKHbDGBIAQFggcMAA&url=http%3A%2F%2Fjp.wsj.com%2Farticles%2FSB12408226390103943756704582449620686143152&usg=AFQjCNHNnOJG4WD5neS_E-v-6Fw4QB0OGA
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