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マンションでの近所付き合いの難しさが浮き彫りに(画像は記事とは無関係です)
わが子をプータローに育てようというのか?
http://79516147.at.webry.info/201611/article_158.html
2016/11/19 20:46 半歩前へU
▼わが子をプータローに?
神戸のマンションで、住人同士の「あいさつ禁止」が決まったという。仰天の決定は小学生の子供を持つ親の発言だ。世にも不思議な物語、である。
その親は、マンションの住民総会で、「子供に知らない人にあいさつされたら逃げるように教えているので、マンション内ではあいさつをしないように決めてください」と提案した。すったもんだの末に禁止が決まった。
これに対し、マンション管理組合の理事の男性が「理解に苦しむ」と、神戸新聞に投書に投書を寄せ、問題が発覚した。
禁止を提案した親はどうかしている。「あいさつ」は礼儀の基本だ。人間社会の基本的なルールの出発点。その基本を子供に教えないでどうするのだろうか。
「あいさつされたら逃げろ」と教え込まれた子供は、将来どうなるか考えたことがあるのか?「三つ子の魂百まで」だ。周りの人間はみな危険人物、信じてはいけないー。
子供のころにこのように「人間不信」を刷り込まれて成長すると、おとなになって不信の塊となり、何事も疑心案戯で社会生活が送れなくなる恐れがある。欠陥人間だ。
この親に聞きたい。「アナタのマンションの住民はみんな変質者か?誘拐犯ばかりなのか?」 そんなことはないだろう。
子供のしつけの第一はまず、きちんと「あいさつ」が出来ることだ。そして万が一、「お兄ちゃんがお菓子買ってあげるよ」「おじさんとゲームセンターに行こう」などと誘われたら、その時は「断りなさい」と教えたらいいのではないか。
私の自宅近くの小学生はどの子も朝、道ですれ違ったら「おはようございます」と向こうからあいさつしてくれる。「ハイ、おはようございます」と私。子供たちと出会うと、朝が一層清々しく感じられる。この学校はしつけがいいことで知られている学校だ。
大人の社会はキチンと「あいさつ」が出来るか否かが、重要なキーポイントだ。ろくな「あいさつ」が出来ない者は、総じて仕事が出来ない。
神戸の親はわが子をプータローに育てようというのだろうか?親がバカだと子供までバカに育つ。神戸の親はその見本のようだ。
◇
マンション住人同士「あいさつ禁止」 神戸新聞投書が大波紋
http://news.livedoor.com/article/detail/12259022/
2016年11月9日 13時15分 J-CASTニュース
「マンション内ではあいさつをしないように決めてください」――。神戸新聞の読者投稿欄『イイミミ』に寄せられた、住民同士の「あいさつ」をめぐる投書がインターネット上で賛否両論の波紋を広げている。
投書を寄せたのは、神戸市内のマンションで管理組合の理事を務めている男性(56)。住民総会で「マンション内でのあいさつ禁止」が決まったことについて、「理解に苦しんでいます」と訴えている。ネットの反応は、大半がこうしたルールに疑問を投げかけるものだが、中には「理解できる」という意見も出ていて、マンションの住人関係の難しさを垣間見せている。
■「知らない人にあいさつされたら逃げるように教えている」
話題の投書は2016年11月4日付の神戸新聞夕刊に、『理解に苦しんでいます』というタイトルで掲載された。
投書によれば、住民同士で「あいさつをやめましょう」とのルールが生まれたのは、小学生の子供を持つ親が発した一言がきっかけだった。その親は、マンションの住民が集まる総会の中で、
「(子供に)知らない人にあいさつされたら逃げるように教えているので、マンション内ではあいさつをしないように決めてください」
と提案したという。その上で、子供には声をかけられた相手が住民かどうかを判断できないことから、「教育上困ります」とも話していたそうだ。
この提案に、総会に出席していた年配の住民も賛同。あいさつをしても相手から返事がなく「気分が悪かった」として、「お互いにやめましょう」と意見が一致し、最終的に「あいさつ禁止」のルールが明文化されることになったという。
■「単純に寂しい」「これは仕方ない」
一連の顛末について、投稿者は「世の中変わったな、と理解に苦しんでいます」と投書を結んでいる。
この投書は、あるネットユーザーが紙面を撮影した画像をツイッターに投稿したことをきっかけに拡散され、大きな注目を集めることになった。ツイッターやネット掲示板には、
「あいさつできるか否かでトラブル減ると思うんだけど」
「将来的にも困るし、逆に誰が近所の人なのかわからない方が困る」
「挨拶しないことがどう防犯に繋がるのか分からないけど、挨拶しないことによって失うものはたくさんある」
などと「あいさつ禁止」のルールに反対する意見が続出。そのほか、「単純に寂しいわ」「日本も変わってしまったなぁ」と投稿者の心情に同調する声も目立った。
その一方で、
「近所とかかわりのない生活したい人だっている」
「(マンションは)他人の集合体だからこの警戒も理解はできる」
「これは仕方ない。あいさつを教える機会は親戚づきあいや学校など、ある程度安全な環境で設ければいい」
など、あいさつを避けたい住民の心情に理解を示す声も、多数派ではないものの、一定程度の割合で存在する。
■「毎回挨拶する」マンション住民は2割
実際、今回のように「あいさつ禁止」のルールを決めたマンションは他にあるのだろうか。マンション管理に関する電話相談が年に8000件以上寄せられるという「マンション管理センター」の広報担当者は11月8日のJ-CASTニュースの取材に対し、
「マンションの住民があいさつを禁止するルールを決めたという話は、これまでに聞いたことがありません」
と話していた。
京阪電鉄不動産が2012年に実施したマンション住民へのアンケート調査によれば、「近所の方とすれ違う時に挨拶を交わしますか」という質問に、「毎回挨拶をする」と答えた人は22.0%。残りの内訳は「たまに挨拶する」(50.0%)、「ほとんど挨拶しない」(16.7%)、「全く挨拶しない」(11.3%)で、8割近くの住民があいさつに消極的だという結果だった。
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