http://www.asyura2.com/16/hasan115/msg/808.html
Tweet |
指し値オペ実施も再び上昇 長期金利、米の動向に連動
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161118-00000010-fsi-bus_all
SankeiBiz 11/19(土) 8:15配信
東京金融市場で円安・株高の好循環が加速している。18日は円相場が約5カ月半ぶりに1ドル=110円台をつけ、日経平均株価も約10カ月ぶりに一時1万8000円台に乗せた。一方、日銀が指定する利回りで国債を無制限に買い入れる「指し値オペ」の効果で前日に6営業日ぶりに低下した長期金利は再び上昇した。米大統領選後の米長期金利の上昇基調がどこまで続くかが東京市場の行方を左右する。
東京市場で「円安・株高・長期金利上昇」の流れが続いている最大の要因は、米大統領選後に米長期金利が急激に上昇したことだ。
米長期金利は、米大統領選の開票前は1.8%台だったが、最近は2.3%台まで上昇。トランプ次期米大統領の経済政策への期待に加え、17日のイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言を受けて12月の追加利上げが既定路線となったことも、上昇基調に拍車をかけている。
米長期金利の上昇基調はドル買いの要因になる。米長期金利の動きに連動し、円相場はこの1週間余りで10円近くも円安ドル高が進み、節目の1ドル=110円をあっけなく突破した。
円安ドル高は輸出企業の業績に追い風となるため、平均株価も一段高の様相を呈している。18日は一時1万8043円に上昇し、中国経済の減速懸念などで相場に波乱が起き始めた年初の水準に戻りつつある。
一方、日銀がゼロ%程度に誘導している日本の長期金利には、米長期金利の上昇基調が波及している。円安・株高で投資家がリスクを取りやすくなったことも、安全とされる日本国債の売りを誘い、長期金利の上昇につながっている。17日には、日銀が指し値オペを実施し、急速な金利上昇を牽制(けんせい)した。だが、18日の東京債券市場では長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りが一時0.040%まで上昇(価格は下落)し、指し値オペ実施前日の16日に一時つけた0.035%を上回った。
日銀の黒田東彦(はるひこ)総裁は18日、衆院財務金融委員会に出席し、指し値オペについて「常時使うということではないにしても、仮に金利が上の方に跳ねるような状況があれば、必要に応じて使っていく」と述べた。
今後の長期金利の見通しについて、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の大塚崇広氏は「米長期金利の動向次第だが、指し値オペは『最強の手段』。上昇しても、小幅にとどまるだろう」との見方を示した。(森田晶宏)
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民115掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。