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NY金大幅続落=5カ月ぶり安値 ドル上昇 ブラジル株下 バフェット、トランプ貿易批判 米消費者マインド5カ月ぶり高水準 
http://www.asyura2.com/16/hasan115/msg/606.html
投稿者 軽毛 日時 2016 年 11 月 12 日 22:27:36: pa/Xvdnb8K3Zc jHmW0Q
 

NY金大幅続落=5カ月ぶり安値
(11日)【11/12 05:25】
【ニューヨーク時事】週末11日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、ドル高・ユーロ安の進行などを背景に大幅続落した。下落は5営業日連続。12月物の清算値は前日比42.10ドル安の1オンス=1224.30ドルと、中心限月の清算値ベースで6月2日以来約5カ月ぶりの安値を付けた。

この日の外国為替市場ではドル買い・ユーロ売りが進行し、ドル建てで取引される金は割高感から売られた。また、同日発表された米経済指標が良好だったことに加え、トランプ次期大統領による経済政策への期待感から米株相場が史上最高値付近の水準でおおむねしっかりに推移していることから、12月の米利上げ観測が一段と強まっていることも圧迫材料となった。この日午後に米ミシガン大学が発表した11月の消費者景況感指数(暫定値)は91.6と、前月の87.2(確定値)から上昇し、市場予想(ロイター通信調べ)の87.5も上回った。

金塊現物相場は午後2時8分現在、42.970ドル安の1223.310ドル。


 
NY外為(11日):ドル上昇、トランプ旋風で−アジアの中銀が介入
Narayanan Somasundaram、Lananh Nguyen
2016年11月12日 05:52 JST 更新日時 2016年11月12日 07:46 JST 
インドネシアやインドの中央銀行は自国通貨を購入
ブルームバーグ・ドル・スポット指数は週間で2011年以来の大幅高

https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/iypFRCy39Z8A/v2/-1x-1.png


11日のニューヨーク外国為替市場ではドル指数が週間ベースで2011年以来の大幅高となった。トランプ次期米大統領の政策が新興国からの資本流出を引き起こすとの警戒から新興国通貨は大きく下げ、インドからインドネシアに至る各国の中央銀行は自国通貨の安定を目指し介入に踏み切った。
  この日の対ドル相場ではインドネシア・ルピアと韓国ウォンの下げが目立った。トランプ氏の政策で新興国の輸出が弱くなるとの観測が広がった。トランプ氏はより保護主義的な貿易政策を導入するとこれまでに示唆しているほか、財政出動を行う考えも示しており、米利上げペースの加速につながる可能性もある。
  ウエストパック銀行の金融市場戦略責任者、ロバート・レニー氏(シドニー在勤)は「アジア通貨が大量に売られている」と指摘。「トランプ氏に起因するリスク回避の正確なバロメーターはS&P500種株価指数ではなく、アジア通貨であることを非常に強く示している」と述べた。

  ニューヨーク時間午後5時現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.2%上昇。週間では約2.8%値上がりし、11年9月以来の大幅高。
  ドルは対ユーロで前日比0.4%高の1ユーロ=1.0855ドル。対円では0.2%安の1ドル=106円65銭。
  ブルームバーグがまとめた現地銀行による価格によれば、インドネシア・ルピアは対ドルで5カ月ぶりの安値に達した。新興国通貨は3日間としては2011年以来の大幅安、インド・ルピーは過去4カ月余りで最大の下げとなった。
  ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの通貨戦略グローバル責任者、マーク・チャンドラー氏は「『底値争い』あるいは『通貨戦争』といった誰もが通貨安を望む状況とは反対に、アジアの複数の中銀は下落ペースを緩めるためにドルを売って、自国通貨を購入したと考えられている」とリポートで指摘した。
  トランプ氏は経済成長とインフレの促進に向け減税のほか、インフラ支出を拡大し、米金融当局が利上げを余儀なくされるとの見方が強まっている。フェデラルファンド(FF)金利先物市場が織り込む12月の0.25ポイントの利上げ確率は84%となっている。
  トランプ氏が選出されて以降、米10年債利回りは1月以来初めて2%を上回った。予想される支出で成長が促進され、インフレが加速するとの観測が背景にある。
原題:Dollar’s Trump-Inspired Surge Sets Off Intervention Across Asia(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-11-11/OGGYKR6JIJUR01

 

ブラジル株(11日):主要指数で最大の下落、ペトロブラスの下げ響く
Denyse Godoy
2016年11月12日 08:30 JST

11日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は世界の主要株価指数で最大の値下がりを演じた。汚職スキャンダルに見舞われるブラジル石油公社(ペトロブラス)が下げの中心。同社の決算発表で赤字が拡大したことから、政治問題がブラジルの景気回復になおリスクを突き付けているとの見方が広がった。
  原油価格が下落した中、ペトロブラスは6.5%安。銀行のイタウ・ウニバンコ・ホールディングは3.9%下落し、1カ月ぶりの安値を付けた。米国の利上げペ−スが加速すればブラジルは政策金利の引き下げペースを緩めざるを得なくなり、景気回復が遅れると懸念された。
  ブラジルの新政権が景気回復を後押しするとの期待感からボベスパ指数は今年、ドル建てベースで59%上昇したものの、汚職問題が依然として同国の主要企業を圧迫している。地元メディアの報道では、逮捕された議員らがテメル政権閣僚を糾弾する可能性があるという。
  ボベスパ指数は前日比3.3%安の59183.51で終了。今週の下落率は2.9%となった。出来高は30日平均を80%余り上回った。
原題:Brazil Stocks Slump as Corruption Scandal Haunts Petrobras Again(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-11-11/OGI2H66KLVRC01


 
バフェット氏、トランプ氏の貿易姿勢を批判−市場の展望はなお明るい
Jordyn Holman
2016年11月12日 01:21 JST

米大統領選で民主党候補ヒラリー・クリントン氏を支持していた資産家ウォーレン・バフェット氏は、クリントン氏が共和党候補ドナルド・トランプ氏に敗れたものの、株式市場の長期的な見通しは引き続き明るいとの見方を示した。
  バフェット氏(86)は11日に放映されたCNNのインタビューで、株式相場は「今から10、20、30年後には上昇している」とし、「クリントン氏が大統領になっていたらそうだっただろう。トランプ氏でもそうなる」と続けた。
  バフェット氏は米国の保険や公益、鉄道といった事業分野への投資で世界有数の資産家となった。CNNとのインタビューで同氏は、非生産的と考えられる政策を政治家が実行したとしても、そうした事業分野は発展できると述べた。一方で輸入の増加は一部の地域での雇用喪失につながるとしても、トランプ氏が主張している北米自由貿易協定(NAFTA)の破棄は全体的に見て米経済に悪影響をもたらすと指摘した。
  投資・保険会社バークシャー・ハサウェイの会長であるバフェット氏は、「非常にまずい考えだ。ただリセッション(景気後退)を引き起こすことはないだろう」としつつ、「貿易において報復的な行動を起こそうとすれば常に、相手側も行動を起こし始める。それが歴史というものだ」と述べた。
  バフェット氏は、多くの共和党議員は自由貿易協定を支持しており、トランプ氏が公約を守る機会は限定される可能性があるとの見方を示した。
  その上で、「これはトランプ氏に限ったことではない。選挙運動中の公約が選挙後に実現しないケースは数多くある」と続けた。
原題:Buffett Faults Trump Trade View, Says Markets Will Still Thrive(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-11-11/OGHHP7SYF01V01


 


米消費者マインド指数、5カ月ぶり高水準−大統領選前の景況感を反映
Sarah Ponczek
2016年11月12日 01:38 JST

https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/iwt.GhtuY_Do/v2/-1x-1.png

11月の米消費者マインド指数は前月から上昇し、5カ月ぶりの高水準だった。大統領選挙の結果が判明する前の時点で、消費者の景況感が明るさを増していたことが明らかになった。
  11月のミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は91.6と、前月の87.2から上昇。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は87.9だった。
  ミシガン大の消費者調査ディレクター、リチャード・カーティン氏は発表文で、「クリントン氏の勝利を予想していた人々はより楽観的だった。こうした人々の期待が下方修正され、クリントン氏敗北への一時的な反応では済まないような形になりそうなことは気掛かりだ」と述べた。
  現在の景況感を示す指数は105.9と、1年ぶり低水準だった前月の103.2から上昇。
  6カ月後の先行き景況感を示す期待指数は82.5と、前月の76.8を上回った。前月は2年ぶりの低水準となっていた。
  1年先のインフレ期待値は2.7%で、前月の2.4%から上昇。単月の伸びとしては2015年2月以来の最大となった。5−10年先のインフレ期待値も2.7%。前月は2.4%だった。
  今回のミシガン大消費者調査は391人を対象に、10月28日から投票日の11月8日まで実施された。23日に発表される確定値には、20日までに実施される追加聞き取り調査が含まれ、トランプ氏の勝利が消費者の意識にどう影響したかが反映される。

  統計の詳細は表をご覧ください。
原題:U.S. Consumer Sentiment Hits Five-Month High Before Election(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-11-11/OGHIFT6JTSEH01  

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