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<JR九州>初日終値は2990円 時価総額4784億円
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161025-00000065-mai-bus_all
毎日新聞 10月25日(火)20時27分配信
◇今年の新規上場 LINEに次ぐ規模
JR九州(福岡市)が25日、東京証券取引所第1部に上場した。初日の終値は売り出し価格(2600円)を15%上回る2990円だった。終値で算出した企業価値を示す時価総額は4784億円で、今年の新規上場としては無料通信アプリを提供するLINE(ライン)に次ぐ大型上場。今後、JR九州は不採算路線を多く抱える鉄道事業の収益を改善しながら、駅ビルやマンションなど鉄道以外の事業展開を加速させる。
JRグループの上場は東日本、西日本、東海に続いて4社目で、経営環境が厳しい本州以外の北海道、四国を含めた「3島会社」で初めて。26日には福岡証券取引所にも上場する。JR九州は1987年に国鉄分割民営化で発足し、30年目に完全民営化を果たした。
上場式典で青柳俊彦社長らが鐘を鳴らして上場を祝った。記者会見した青柳社長は初値が3100円だったことについて「評価していただいてほっとした。上場は大成功だった」と述べ、「30年の積み重ねの一つ一つが実を結んだ。上場はゴールではなく、新たなステージの出発点。(地域の)元気をつくる企業グループを目指す」と語った。
上場への原動力となったのは、事業の多角化による収益の拡大だ。「JR博多シティ」など駅ビル事業や、マンション事業、ドラッグストアや飲食店など流通外食事業などに次々と参入。鉄道以外からの売り上げを6割にまで拡大させた。
JR九州は完全民営化により、社長人事や長期資金の借り入れ、事業計画などについて国の認可が不要になった。熊本や長崎などで駅ビル開発を進め、東京や大阪、アジアでも不動産事業を積極的に展開して、収益を拡大させたい考えだ。
一方、人口減少などで本業の鉄道事業が厳しい中で、九州新幹線の開業や豪華寝台列車の「ななつ星in九州」、ユニークな観光列車などの導入で路線の活性化を図るが、鉄道事業の営業損益は一度も黒字に転換したことはない。不採算路線について青柳社長は「上場したから廃止するという考えは一切ない」と説明した。【神崎修一】
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