http://www.asyura2.com/16/hasan114/msg/652.html
Tweet |
立ち入り調査のため、電通に入る東京労働局(C)共同通信社
電通に続き関電…大企業ほど陥る“過労死”なくならぬ理由
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/192294
2016年10月22日 日刊ゲンダイ
電通の新入社員・高橋まつりさん(当時24)の過労死認定で波紋が広がっている。電通の関連会社が厚労省の立ち入り検査を受け、3年前にも同社の30歳社員が過労死していたことが明るみに出た。さらに関西電力の40代社員の自殺が過労死に認定されるなど、働き過ぎが世間の耳目を集めている。
サラリーマンの中には「経済界は教訓を生かしてオーバーワークを是正するだろう」と期待する声も上がっているが、そんな生易しいものではないようだ。
■一度退職したらもう再就職できない
「企業は激務を減らすよう努力するでしょうが、長続きしませんよ」と苦笑するのは労働問題に詳しいジャーナリストの溝上憲文氏だ。
「大企業の経営トップにも“自分が若いころは眠らずに働いた”と自慢し、“社員は死ぬ気で頑張れ”と号令する人がいる。こうした経営者はギリギリの人数で最大の効果を出すことに躍起になり、社員はそれに応えようとして自分を追い詰める。原因は終身雇用です。日本の大企業の社員は一度退職したら中小企業にしか再就職できないことを知っている。妻に文句を言われ、収入も減る。だから追い詰められても会社を辞めることができず、無理をしてしまうのです」
大企業や有名企業の社員ほど会社に固執し、自分を追い込んでしまうのだ。
「欧米人は個人主義ですが、日本人は組織への帰属意識が強い。会社に尽くそうと考えるのです。そこにあるのは“お家のため”という武士道の滅私奉公精神。同時に世間の目を気にしすぎるメンタリティーです。社内で“あの人はサボっている”“仕事ができない”と後ろ指をさされたくないので、ボロボロになるまで心身を酷使する。こうした他人の目を怖がる“対人恐怖症”は日本人特有の現象とされています」(明大講師の関修氏=心理学)
関氏によると、人はイヤな仕事を押し付けられると精神的に参ってしまうが、好きな仕事なら耐えられるという。漆塗りなどの職人が寝食忘れて働いても死亡しないのは好きな仕事だから。「嫌だ」と思
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民114掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。