http://www.asyura2.com/16/hasan114/msg/571.html
Tweet |
細かい家計簿なしでも、手帳で無理なく節約&貯蓄ができます。ポイントは、書く前に計画を立てて出費の管理に手帳を生かすこと。その方法を、社会保険労務士でFPの井戸美枝さんに聞きました。
お金のプロ直伝 1日10秒でできるラクラク節約貯蓄手帳
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161019-81846555-woman-life
日経ウーマンオンライン(日経ウーマン) 10月20日(木)5時0分配信
細かい家計簿なしでも、手帳で無理なく節約&貯蓄ができます。ポイントは、書く前に計画を立てて出費の管理に手帳を生かすこと。その方法を、社会保険労務士でFPの井戸美枝さんに聞きました。
●月単位の予算を意識しよう
「毎月月収の25%を貯めるはずが、つい無駄遣いをしてしまう」。こんな人におすすめしたいのが、手帳を使ったお金の管理だ。「手帳では年・月・週の単位で書き込めるので、何に無駄遣いをしているかが浮き彫りになる」と、社会保険労務士でFPの井戸美枝さん。
使い過ぎをやめ、賢く節約したい人にピッタリの手帳の付け方を紹介しよう。かかる時間は1日たった10秒だ。
ポイントはまず、「1カ月間に使っていいお金の額=予算」を知ること。1カ月の予算を明らかにし、その範囲内に支出を収める努力をする。そうすれば、ダラダラとお金を使わなくなる。やり方は簡単。「手取り年収から1年分の固定費(家賃など)・貯蓄目標額・大型出費(旅行代など)を引いた、残りの額が“1年間に使っていいお金”。それを12で割ったものが『1カ月に使っていいお金』です」。
下の例のAさんの場合なら、美容・服飾費や交際費など月によって使う額が変わる“変動費”をこの範囲でおさまるようにすればいい。そこで費目ごとに1カ月の上限額を決めて、マンスリーページに記入しておく。日々の出費はレシートを見て毎日手帳に書き込み、同時に費目ごとにその月あといくら使っていいかも記入する。1カ月を通して出費が上限額におさまるようにしよう。
●予算を見える化
1年間の予算を出す
年収から、家賃、光熱費、貯蓄など「決まって出ていくお金」を引く
手取り年収−
(<A>固定費12カ月分+<B>貯蓄12カ月分+<C>大型出費)=<D>
※<A><B><C>は決まって出ていくお金
例)Aさんの場合---手取り年収360万円 手取り月収30万円
360万円(手取り年収)−(<A>126万円+<B>90万円+<C>20万円)=
<D>144万円(年間の予算)
<A>固定費:計10万5000円(1カ月)
(住居費:6万円、水道・光熱費:7000円、通信費:1万3000円、食費:2万5000円)
→計126万円(12カ月)
<B>貯蓄:7万5000円(1カ月)
→計90万円(12カ月)
<C>大型出費(旅行代、帰省費用、家電の買い替えなど):計20万円
1カ月に使っていいお金=「予算」を出す
年間の予算を12カ月で割る
<D>÷12カ月=<E>
<D>144万円÷12=<E>12万円(1カ月の予算)
1カ月の予算の使い途を決める(固定費、貯蓄以外の“変動費”)
<E>の内訳(例):美容・服飾費:3万円、外食費:2万円、交際費:4万円、自己投資費:3万円
内訳の決め方:何にいくらお金を使っているか分からない人は、1〜2カ月間、出費をメモし、下のように大きな費目に分類する。そのほか、こまごました出費があれば、「その他」の枠にまとめてもOK。
費目ごとの上限額を手帳に記入する
ノートページに年間予算と、1カ月の予算を一番上に書き、その下に1カ月の予算の割り振りを書いておく。
マンスリーページに費目別の1カ月の予算を書き、使っていい金額を明らかに。
■毎日の買い物をメモ
買ったものと金額をメモ。その費目の月間予算の残金も記入する。予算をオーバーした場合は「赤」と書き、翌月はその分、“マイナス予算”を設定。レシートは書き写した後も1週間分取っておく。
・毎日書くこと
【内訳】美:美容・服飾費、外:外食費、交:交際費、自:自己投資費
【使った金額】残:予算の残金
・月末に書くこと
・1カ月の支出の合計
・費目ごとの残金
マイナスの場合は[赤]と記入
●レシートの見直し
赤字が多い人は、週末にレシートと手帳を見直して、1人反省会を! 浪費したと思うものに×を付け、出費の傾向を分析して、あらかじめ対策をとることで徐々に無駄遣いをなくしていこう。
無駄遣いをチェック
週末に1週間分のレシートを取り出し、無駄遣いだったものに×を付ける。同様に手帳の該当項目にも×を。財布にポケットが複数あれば、1日分と1週間分のレシートを分けて入れておくと便利。
どの費目に×が多いかを把握する
×の付いたレシートを並べ、美容・服飾費や交際費、食費など、どの費目に×が多いかをチェック。スケジュールも見ながら理由を分析してみよう。
無駄遣いを減らすマイルールを作る
無駄遣いの傾向が分かったら、“2週間はお店に行かない”など、「つい買ってしまう」誘い水を断つ方法を考えよう。
・服飾費を減らしたい人は---お店に寄る回数を減らす
・交際費を減らしたい人は---1カ月の会食の回数を決める
・買い物全般を減らしたい人は---DM送付を断る、ポイントカードを作らない
FP井戸さんの手帳の工夫
「ついスイーツを買い過ぎてしまうので、こまめに出費を記録します」と井戸さん。無駄遣いしたと思ったら、赤いペンで記入。毎日の体重や体脂肪率も記す。「健康と節約のために、スイーツの買い過ぎ・食べ過ぎを戒めます!」
1. 体重、体脂肪率、睡眠時間、ヨガの時間、ウオーキングの時間をピンクで記入。
2. スケジュールはシャープペンシルで書く。
3. 買い過ぎたと思うものは赤で記入。
4. 無駄遣いしなかったときはシールを貼る。
取材・文/西門和美 写真/小野さやか
日経WOMAN2015年11月号掲載記事を転載。情報は記事執筆時に基づき、現在では異なる場合があります。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民114掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。