http://www.asyura2.com/16/hasan114/msg/502.html
Tweet |
カローラ生誕50年 「80点+α」挑み続け“金字塔” 半世紀たっても10傑入り
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161018-00000503-fsi-bus_all
SankeiBiz 10月18日(火)11時7分配信
■トヨタの金字塔 国内販売首位36回
トヨタ自動車を代表する大衆車「カローラ」が20日、初代の発売発表から50年の節目を迎える。価格や維持費が手ごろで品質も高く、あらゆる面で「80点以上の合格点」に挑み続けたカローラ。世界累計販売はこれまでに約4400万台に上り、現在のトヨタの世界年間販売台数の4倍を数える。その存在はトヨタの大衆車ブランドの象徴にとどまらず、日本製自動車の技術や品質の高さを世界に広める“伝道師”でもあり続けている。
◆今も上位10傑入り
「ありがとうカローラ 生誕50年祭」。全国的に久しぶりの晴天に恵まれた週末となった15、16日。全国のカローラ店の多くで50年を祝うキャンペーンが展開され、日本の乗用車の普及とトヨタ販売会社の業績に多大に貢献してきた牽引(けんいん)役への功績がねぎらわれた。
それもそのはず。1966年生まれのカローラは、これまでの49年間で36回もの国内販売首位という“金字塔”を打ち立ているからだ。しかも50歳を迎える今もなお上位“10傑”入りの常連となっている。2016年度上期の車名別販売台数(軽自動車含む)で見ても、現行11代目の投入から4年が経過したにもかかわらず、約4万2000台を販売し10位に食い込んでいる。
半世紀を経ても支持を失わない理由について、11代目の開発担当を務めた安井慎一常務理事は「ブランドとして積み上げてきた安心感が背景にある」とみる。乗り心地や操作性など全ての面で落第点を出さないという一貫して変わらない「80点主義プラスアルファ」の体現がブランド力につながっているというわけだ。
その理想は初代から具現化された。エンジンには当時ライバルであった日産自動車の「サニー」より一回り大きい排気量1100ccの余裕あるタイプを載せた。また欧州車などで使われた運転席横の床にレバーを配置したり、軽量・省スペースなサスペンションを導入したりと随所に当時の先端技術を取り込んだ。
◆大衆車の地位不動
そうした最新技術をサラリーマンでも手の届く価格で提供するというコンセプトはその後も代々の開発陣に引き継がれた。
初代以降も時代の要請に応じて排ガス規制や燃費性能向上に取り組んだ。さらにニーズに応じた派生車も多数そろえ、クーペ「レビン」などの名車を輩出した。積み重ねた歴史と伝統がブランドを鍛え「カローラブランドを一度買った人の多くが良さを知り、買い替えの際にも指名買いし販売が増えていった」(3代目開発担当の佐々木紫郎氏)という。
強みを磨き続けたカローラは大衆車の地位を不動とし、半世紀にわたりブランドを守る一方、同年生まれのサニーブランドは2000年代早々に消滅し大衆車の役割をカローラに譲った。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民114掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。