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新電力切り替え、地方進まず 自由化半年も3% 新プランで攻勢へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161007-00000000-fsi-bus_all
SankeiBiz 10月8日(土)8時15分配信
経済産業省の認可法人、電力広域的運営推進機関は7日、電力小売りの全面自由化で、契約を切り替えた全国の世帯が、9月末時点で188万4300件だったと発表した。4月に全面自由化が始まり半年が経過。都市部での切り替えが進んだ一方で地方は伸び悩み、対象となる総契約数(6260万件)の3.0%にとどまった。自由化の認知度はいまだ低く、新規参入の新電力を中心に、家庭の関心を高めようと独自色を出したサービスの強化に躍起だ。
地域別でみると、東京電力管内が108万3100件と最も多く、関西電力管内の38万900件が続く。一方で、北陸電力管内(6000件)と中国電力管内(7700件)は1万件にも満たなかった。二大都市圏での契約切り替えが全体の約78%を占め、地方への波及が限定的だ。この格差は、電力需要の伸びが期待できる大都市圏に新電力の参入が集中したためで、人口減に直面する地方では新電力が少なく、魅力的な新料金プランに乏しかったことなどが要因とみられる。
新電力には都市ガスや石油元売り、通信事業者が多く、自社商品の販売網を生かしたサービスで大手電力からの契約切り替えを狙った。
だが月ごとの契約切り替え件数は、3月末までの事前申し込みが約51万件、4月が約31万件だったのに対し9月は約21万件とペースが鈍化。4日時点の契約件数が48万件を超え、新電力の首位をひた走る東京ガスも、足元では1日1000件程度にとどまっていることを明かし、「踊り場というか、壁にぶち当たっていると認識している」(広瀬道明社長)と懸念を口にする。
このため、新電力各社はユニークな商品で大手電力との差別化をアピール。東京急行電鉄沿線エリアの住民をターゲットにする東急子会社の東急パワーサプライは東急カードのポイントがたまったり、ケーブルテレビの利用料が割り引かれるなどの特典を付けた。ガスと電気のセット割引が好調な東ガスもメニューの充実を検討する。
新電力の攻勢を受け、関西電力が1日から新たな値下げプランを提供するなど、大手電力と新電力の攻防戦は一段と激しさを増しそうだ。
価格競争に加え、来年4月に始まる都市ガス小売りの全面自由化も追い風となりそうだ。日本総合研究所創発戦略センターの瀧口信一郎シニアスペシャリストは、「ガス自由化が始まることで新電力のサービスが多様化し、消費者の自由化の認知度も高まっていく。来年度中にも電力の契約切り替え世帯の割合が10%に達するのではないか」と“相乗効果”に期待している。(古川有希)
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