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ETF購入は3日に1回ペースへ 日銀の“株爆買い”が始まった
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/189838
2016年9月14日 日刊ゲンダイ
“株価操作”の批判も(黒田日銀総裁)/(C)日刊ゲンダイ
日銀の“爆買い”がついに始まった――。金融界がざわついている。
「これまで日銀は、午前中に株価が大きく下がったときに、ETF(上場投資信託)を購入するケースがほとんどでした。ところが、13日は、前場に大幅下落しなかったのに買った。ビックリです」(市場関係者)
日銀はETF購入の判断基準をガラリと変えた可能性がある。「前場に株価が下がらなくても、買う」だ。
「日銀は7月末に、ETF購入額を年間3.3兆円から6兆円に増額しました。『下がったら買う』のままだと、6兆円を使いきれない可能性があるのです」(株式評論家の倉多慎之助氏)
今年4〜7月の購入額は1回当たり350億円程度だったが、8月以降はグッと増えた。8月4日、10日、25日、26日はそれぞれ707億円を購入。9月に入るとさらに増額し、7日、9日、12日、13日と733億円ずつ買った。
「それでも現在の金額だと、年内は月に7回ほど購入しないと6兆円ペースに届きません。市場が開くのは月に20日程度なので、ほぼ3日に1回は日銀がETFを購入する勘定になります。まさしく“爆買い”です」(証券アナリスト)
日銀が買うETFは、日経225(日経平均)連動型、TOPIX連動型、JPX日経400連動型の3タイプ。購入比率は未公表だが、最も多いのは日経225型で約55%を占めるという。
「日銀の爆買いで日経225銘柄だけが上昇していく可能性が高まっています。それを避けるため、日銀は東証1部全体を対象とするTOPIX型の購入比率を高めるのではないかといわれています」(倉多慎之助氏)
大和証券は先週末、「もし日銀がTPOIX型をもっと買った場合……」というリポートを出し、TOPIX型を現状の41.3%(大和証券の推定値)から6割まで高めた場合に、需給が好転する銘柄をまとめた。日銀が買い支える銘柄群だけに安心感は高そうだ。
ただし、海外投資家は「公的マネーによる株価操作」という見方を強めている。日本市場はますます歪んできた。
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