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トヨタ自動車が今冬の発売を予定する新型「プリウスPHV」(左)と、ハイブリッド車「プリウス」(写真:フジサンケイビジネスアイ)
PHV投入相次ぐ、国内外で競争激化 2035年にHV台数上回るとの試算も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160826-00000003-fsi-bus_all
SankeiBiz 8月27日(土)8時15分配信
家庭で充電でき、電気モーターだけで一定距離を走行するプラグインハイブリッド車(PHV)の投入が相次いでいる。先行する欧州メーカーに加え、トヨタ自動車が今冬に新型「プリウスPHV」を発売する。2035年には販売台数がハイブリッド車(HV)を上回るとの試算もあり、次世代環境車の主役をめぐる争いが激しくなっている。
新型プリウスPHVは容量の大きい電池を載せ、1回の充電でモーターのみで走る最長距離が60キロ以上。屋根に載せた太陽光パネルによる1日分の充電で最大6.1キロ走れ、「普段の生活でガソリンを使う必要はほぼない」(トヨタ)。電気自動車(EV)の課題である充電切れの際もガソリンで走れる。
12年に発売した現行モデルは年6万台の販売を目指したが、7月末時点の累計販売は約7万5000台にとどまる。モーター走行が26.4キロと比較的短いうえ、外装はHVとほぼ変わらず、差別化が図れなかった。
新型は左右のヘッドライトを各4個のLEDライトに変え、スマートフォンに似た操作ができる大型のナビディスプレーを搭載するなど先進性を演出した。開発責任者を務める豊島浩二氏は、「次の全面改良までの7、8年で100万台を販売し、(環境車の)主流にしたい」と力を込める。
欧州メーカーは、独フォルクスワーゲンが6月に中型セダン「パサート」にPHVを追加。独BMWも1月に主力の「3シリーズ」からPHVを投入し、いずれも販売全体の1〜2割を占めるという。「安い電気で走行するPHVは、いずれは軽油で走るディーゼル車とも競争できる」(関係者)。
各社が開発に注力する背景には、環境規制の強化がある。米カリフォルニア州は自動車メーカーに環境車の一定比率以上の販売を課しているが、18年から日本メーカーが得意とするHVは対象外になる。中国でもPHVなどの販売をメーカーに義務付ける動きがあり、ホンダや富士重工業なども来年後半以降の投入を予定している。
調査会社の富士経済は、PHVの世界需要が15年の21万台から35年に約32倍の665万台に急伸し、HVやEVを追い越すと予測している。
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