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日銀ETF購入、発動ルール巡る観測で日本株不安定−金額倍増後
長谷川敏郎、Tom Redmond
2016年8月19日 10:29 JST 更新日時 2016年8月19日 17:11 JST
日本銀行の上場投資信託(ETF)購入をめぐり、日本株が不安定な動きとなっている。追加緩和で8月から買い入れ金額が2倍になり株式市場に与える影響が大きくなったことから、発動条件をめぐる観測で株価が振り回されやすい。
日銀は8月に入り、10日までに従来型ETFを4回買い入れた。金額が707億円と追加緩和を受けて倍増した2回のケースではTOPIXの午前終値は4日が前日比0.2%安、10日は0.4%安だった。しかし18日は0.4%安でも買い入れなかった。同日の日本株相場は午後に下げ幅を拡大し1.6%安で終了した。
野村証券の佐藤雅彦エクイティ・マーケットアナリストは「100億や300億円ならともかく、買い入れ規模が700億円となるとそれなりのインパクトになる。インパクトがあるから午前に事前に先物などでポジションを
日銀
日銀 Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg
取る向きが多く、それによる相場への影響度が大きくなっているのは確かだ」との見方を示す。「18日は買っていないのではないかとのうわさが午後に広がり、株価が下がった」という。
18日に買い入れなかったことについて、東海東京調査センターの仙石誠マーケットアナリストは「日銀は月の前半と後半で下落率の買い入れ条件を変えていた経緯がある。前半に購入し過ぎると後半は下落率を高くすることがあるほか、特殊な事情があったこともある」と分析。これまで相場が安い日は「午前の下落場面で買って午後に売るというトレーディング戦略がうまくいっている」ことで、相場が購入観測で振れやすくなっているという。
日銀が買い入れ発動条件を月中に変更するケースはことし4月や2月にも見られた。2月の場合、8日に0.2%安で買い入れた半面、24日は0.3%安でも買い入れなかった。今回の場合、発動条件にはTOPIXだけでなく日経平均株価の下落率も関係していると推測する向きもある。
7月29日の会合では、従来型ETFの年間買い入れ額を約3兆円から約5兆7000億円へほぼ倍増させることを決定。「設備・人材投資に積極的に取り組んでいる企業」対象の3000億円枠を含めると、約3.3兆円から約6兆円に増える。
ゴールドマン・サックス証券の馬場直彦チーフエコノミストらは3日付リポートで、2013年4月以降でTOPIXが午前に下落した日の午後のパフォーマンスは、日銀がETFを購入した日が午前終値比0.69%ポイント上昇で、購入しなかった場合の上昇は0.25%ポイントにとどまったと指摘した。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-08-19/OC4SME6S972D01
ヘッジファンドのパルス、年初来マイナス14%−ハイテク空売りが裏目
Suzy Waite
2016年8月19日 22:50 JST
ロンドンのパルス・ファンド、株価堅調のAMDとシーゲイトに売り
ロング・ショート戦略のヘッジファンド全体では年初来プラス
ロンドンを拠点とするパルス・ファイナンス傘下で、ロング・ショート戦略により20億ドル(約2000億円)を運用するパルス・ファンドが苦戦している。ハイテク株の売りポジションが裏目となり、7月の運用成績がマイナスに沈んだ。
ブルームバーグが確認した投資家向け文書によると、パルス・ファンドの7月の運用成績はマイナス1.9%。年初来の運用成績はマイナス13.9%となった。世界のファンドのパフォーマンスを示すユーリカヘッジのロング・ショート・エクイティ・ヘッジファンド指数は年初来でプラス0.89%、ヘッジファンド全体の平均ではプラス2.53%だった。同文書によると、パルス・ファンドは2003年の運用開始以来、毎年平均で15%のリターンをたたき出してきた。
だが、7月は半導体メーカーのアドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)や、ハードディスク駆動装置(HDD)メーカーのシーゲイト・テクノロジーに対する空売りがパフォーマンスを損ねたという。世界的な株高を追い風に、AMDは同月に33%、シーゲイトは32%それぞれ上昇した。銘柄は明らかにされていないが、複数の鉱業、金融企業に対する空売りも運用成績を押し下げたもようだ。
パルスの投資家向け情報提供(IR)担当者は文書の内容についてコメントを拒否した。AMDとシーゲイトはコメントを求める電子メールに対し、応答していない。
原題:Hedge Fund Parus With $2 Billion Posts Losses on Tech Shorts(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-08-19/OC5KA76JIJUU01
サイバダイ:米シトロンは事業特性理解せず、「分析浅い」と反論
鷺池秀樹、Tom Redmond
2016年8月19日 15:14 JST
ロボットスーツ「HAL」の開発を手掛けるCYBERDYNEは19日、米国の空売り投資家シトロン・リサーチの調査リポートについて声明を発表した。シトロン社はサイバダイの事業特性を理解せず、製品について機能や目的、市場が異なる他の外骨格機器と混同するなど分析が非常に浅い、と指摘している。
CYBERDYNEの山海嘉之社長
https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/itnFG0G9HmWQ/v2/-1x-1.png
シトロンは16日に調査リポートを発行、いずれの製品も効果的に商業化するには至っていないなどとし、ターゲットプライスを300円に設定した。同日のサイバダイ株は一時11%安と急落。その後も下落基調が続き、18日の取引では1640円と2月17日以来、半年ぶりの安値を付けた。
サイバダイの宇賀伸二取締役は16日のブルームバーグの電話取材に対し、「悪意を持って書かれたリポート」で、「事実誤認」と話した。同日公表のリリースでは、「法的措置を含め毅然(きぜん)として対応する」との姿勢も表明していた。
19日に発表したシトロン社調査リポートについての見解では、ロボットスーツ「HAL」と他社機器との違いを挙げながら、欧州や日本で公的保険が適用されている点を強調、事業モデルが確立していると反論した。また、米食品医薬品局(FDA)の承認が遅れている理由に関しては、2014年11月に新しい医療機器として申請したところ、15年6月のFDAとの協議でより簡易なプロセスである既存機器として申請し直すことになったと説明。早期のFDA承認を目指し、FDA側と対話を重ねていることも明らかにした。
シトロンを率いるアンドルー・レフト氏
サイバダイでは事業に関し、誤解があれば、これを解くための努力を惜しまないとし、「事実と異なる情報をことさらに発信する行為には、市場を惑わすものとして毅然として対応していく」との考えを示した。
BGCパートナーズの日本株セールス担当マネジャー、アミール・アンバーザデ氏(シンガポール在勤)は「一段と空売りしたい気分になるだけだ」と顧客向けリポートに記した。その理由は示していない。「われわれの株価目標は500円を下回ったままだ。この銘柄が短期的にでも上がるのを見てみたい」とも書いている。
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